Chasing Diamonds

長文考察愛だだ漏れ系aimのぶろぐ。140字じゃ足りない愛は原石を追いかけて。

I wouldn't want to go back。

 

28歳の大我さん、音楽に溢れた1年をありがとう。

 

初主演ドラマから連続のクールでスピンオフ主演までした『ハマる男に蹴りたい女』の香取くん役。

大我さん本人もお気に入りの初の”ヴィラン”側『ラストマン』8話 バスジャック犯 清水くん役。

(まだ動いてる姿は知り得ないけど)初主演映画になる『言えない秘密』でピアノの猛特訓もして挑んだ湊人くん役。

錚々たる先輩方からバトンを繋いで音楽だけで物語を紡ぐ新境地に達した / ている『シェルブールの雨傘』ギイ役。

 

アニメ・映画・ミュージカル・ドラマのお芝居を網羅した27歳に続いて、28歳の大我さんも”演じるひと”としての表現をたくさん見せてくれたし、楽しみにさせてくれた。

よく「魂を削って」とまで言いながら真摯にお芝居と向き合う大我さん。そういう大我さんが声や仕草の隅々まで表現を宿してくれるのを映像だと何度でも受け取り直せるから、色々な作品で移り変わる姿を観れるのは本当に幸せだと思う。

 

それでも、”28歳の大我さん"を見つめたとき、一番に添えたい言葉は音楽だと思う。

 

 

1月と11月で2回もお呼ばれしたThe Covers

歌う曲も演出も自分で選べたり、他のミュージシャンと表現について語り合えるあの贅沢な場を毎回これ以上ないほど楽しんで、たくさん吸収して、確実に次に繋げている大我さんが本当に好き。

1月の『Hello, my friend』と『スターゲイザー』では前回の女性ボーカル曲2曲から自分の好きなロックの方に自然と道を築いていくような選択の賢さが光っていたし、有線マイクのオーダーが健在だったのも大好きなところ。しかも 『スターゲイザー』は草野さんに届いてラジオでも話題にしていただいてたから、本当に大我さんは”好き”で道を切り拓いていけるひとだと改めて思った。

11月のジブリ特集へのお呼ばれは全国民の心に届くポテンシャルのある場に呼ばれたことがまず本当に誇らしくて嬉しくて。そんな場でちょっとリリーさんに引かれ気味になるほど笑 重めの『いのちの名前』愛を語れていた姿も本当に素敵だった。神聖さまで感じさせる歌唱はもちろん、GLIM SPANKYのレミちゃんと気持ち良いほどまっっっすぐ褒め合ってたのも大好き。同じタイプの潔さと人を重んじる心を併せ持った2人の言葉だなあと満面の笑みになってしまった。

Covers以外にも、音楽番組へのお呼ばれで言うと、9月の題名のない音楽会の企画見届け人としての選抜や、10月のMUSIC FAIRのディズニー特集で『星に願いを』を歌う機会もあった。これもSixTONESとしてだけではなく、大我さんが1人の素敵なシンガーとしてどんどん認知されていってる証明で、28歳の大我さんが成し遂げたこと。

 

戻って3月。斗真くんとバナさんと異色コラボのインスタライブ。

あの規模になったのは斗真くんの力だったと思うけど笑(翔くんとか松潤もいつも自分たちの生配信に想像以上に力を注いでくれるスタッフたちに慄いてるのであの世代あるあるで愛しい)斗真くんと何かやりたい気持ちをずっと持ち続けて、伝え続けて、一緒に歌ってトークまでできるチャンスを掴んだのは大我さん。対先輩のとてつもないかわいさも、対後輩のさりげなくかっこいい優しさも存分に発揮しながら、歌はライブにも劣らない本気度で届けてくれた大我さんがきらっきらの素敵な時間だった。強火グルート担丸出しだったのも最高に好き。

 

SixTONES 初単独ドームも忘れてはいけない上半期の大我さんと音楽にまつわるイベント。

"ドームはもちろん大事だけどあくまでも通過点"というグループのスタンスの中でもAmazing!!!!!!をセトリに、しかも一番不意をつける2曲目に入れることを提案したのが大我さんだったって、わたしは絶対忘れたくないしいつまでも言い続けると思う。”6”曲目だったIN THE STORMでは大事な時にしか使わない「SixTONESの音色は終わらない」も存分にかまして、ここまで辿り着いた感慨深さを全部音楽的表現に詰め込んでくれていた大我さんは、本当に音を纏って音を乗りこなして音を生きるひとだった。

過去最多の人数に握らせてくれたペンライトの中に仕込んでくれたあの言葉たちの原案が大我さんのだっていうのも、大事な大事なドームの思い出。

 

初主演映画『言えない秘密』で音大生の役を引き寄せたのも28歳の大我さん。

音楽を愛し音楽に愛される大我さんが、一度しかない"初主演映画"において音楽が軸の人生を演じるチャンスを掴み取ったことがもう本当にこれ以上なく素敵。Stage fan vol.30 の表現者たちシリーズのおかげでプロモ期前にも関わらず撮影を振り返る大我さんを知れたけど、この音大生役を吹き替えなしで主演として演じるまでに漕ぎつけたことはきっと大我さんにとって本当に大きなことで。「”よくやったな!”って久々に自分に言いたい!あんまり自分でそんなことは言わないけど、今回に関してはクランクアップを迎えられたことが奇跡に近い感覚だから」って自分の成長に一番厳しい大我さんが言うなんて本当によほどのこと。もうすでにこの撮影を乗り越えた大我さんだからこそできる表現を音楽でもお芝居でも受け取ってるのだろうと思うと素敵だし、これからもどんな表現の土台となっていくのか楽しみだし、もちろん一番は映画の完成と公開、そしてそれに付随したいろいろが全部全部楽しみで仕方ない。

 

一番レアだった音楽のお仕事はきっとニュージーズからの積み重ねで抜擢されたディズニー・ブロードウェイ・ヒッツへの出演。

本当にあらゆる壁を乗り越えて成し遂げたニュージーズがこんな素敵な未来も連れてくるなんて、2020年の大我さんと大我さんを好きな人みんなに言いたくて仕方ない。大我さんが掴んで、待って、守って、創り上げたジャックが また新たな音楽を愛する人たちへの大きな扉を開いていて、これ以上なく素敵な積み重ねであり進化だなと思う。

元々の去年の開催発表の時から日本にいれば…!って残念に思ってたイベントだったから自分の目で見届けられなかったのは本当に悔しかったけど、その分新たな層に出会えた大我さんがいて、わたしたちにもぶろぐやラジオでほぼリアルタイムで色々と共有してくれた大我さんがいただけで幸せだった。たった3日といえど千載一遇のチャンスを絶対に無駄にせず、英語にもっと触れていくきっかけにしていたり、慣れない英詞もまずは誰にも頼らず自分で研究していたり、共演のブロードウェイスターたちにも積極的にコミュニケーションを取っていたり、本番でも毎日違うことを試してみていたり、終わったらもうすぐに次に生かせる反省点を洗い出していたり。そして何より裏側でそんなことをしていた大我さんをわたしたちが知り得る状況にしてくれていたこと、全部が大好き。この2023年のディズニーと大我さんの物語がまた発展して次はどんなことになるのか、もう楽しみに思える。

 

お芝居の大仕事でもあるけれど、今年は過去一で音楽のお仕事であり挑戦でもあるシェルブールの雨傘主演。

シェルブールへの感想はもう個人的な思い入れがありすぎてここには書ききれないので別で鬼長い()ぶろぐを書いているところ。ただこの流れで記しておきたいのは、「本物」を目指すための「試練」としての毎年恒例にしてくれるミュージカルにおいても、今年の大我さんはとことん音楽と向き合っていたということ。

全編音楽のミュージカルも、由緒ある作品であることも、本来は女性の主人公に合わせて作られた難しい音楽を主演として背負わなければならないことも、そうない組み合わせで巡り合わせ。だからこそ初通しの日には「音楽そのものとも距離を置きたくなりましたが」なんて大我さんから聞くなんて夢にも思わなかった言葉を聞いた。でもそれもすぐに「何度思考を巡らせても大好きだと改めて 気付いたので、結局復縁しました」と音楽と「お互いを思い遣る」ことまで宣言して、音楽と絆を深めた時間として共有してくれた大我さんで。

30歳を意識している言葉が急激に増えた28歳の大我さんが俳優としても音楽家としても大きなマイルストーンに感じているシェルブールの雨傘が、この"28歳の大我さん"を象徴するミュージカルだったこと、本当に音楽に満ちた人生を歩むひとで大好き。

 

そして何より、28歳の大我さんと音楽の結びつきが強い思う一番の根拠はどうしたって、初めてのソロ曲『We can't go back』のリリース。

初めは自作曲は候補に入れない話だったところを直談判までして、コツコツ作り溜めてきた中から7年前から作っていた曲を選ばれて、初めてCDに残る形として磨き上げた大我さん。音楽的ルーツであるミスチルやワンオクみたいなロックへのリスペクトも存分に込めた曲を、ずっとずっと諦めずに自分の音楽を磨き続けて挑戦し続けた大我さんがいたから世に放つことができて、しかも「7年前の僕も喜ぶなあ…」って顔を綻ばせながら言うそんな大我さんの曲は「We can't go back」、"もう戻れない"と歌う。7年前の自分をこんなに素敵に迎えに行っているけれど、それはあくまでも時は戻せないからこそのできたことで進み続けたからこそたどり着いた境地だと、ラブソングだとはわかっていても大我さんの歩みをより鮮明にする言葉として受け取ってしまう。

しかも、最後にだけ悲痛な願いを強調するために変えたんだと思ってた「Can't we go back」="もう戻れないの?"が本当は7年前のタイトルとサビで、7年後の進化としてそれを疑問形から元に戻していた大我さんが、今受け取れている『We can't go back』にはいると知った。ドキュメントでさらっとこの歌詞の入れ替えの話をしている大我さんと歌詞カードにたくさん書かれた矢印を見てしばらく呆然としてしまった。「もう戻れない」と断定した形をたくさん紡ぐのか、「もう戻れないの?」と縋る割合を増やすのかって本当に大きな違いで。ほとんど原型を保っているとはいえ、これこそ、大我さんの7年分の進化なんだと胸がいっぱいになって仕方ない。よりたくさんの心に深く強く響く表現を、確かな技術とともに歌にのせることを会得した大我さん。変わり続けて進化し続けることで、戻せない時も救い出していく大我さんの象徴のような曲だと思う。そしてそういう堪らなくかっこいいところを音楽で表現できているところが本当に大好き。

MVの再生回数が節目を迎えるたびになかなか今まで見たことのない深い喜びを表現してくれる大我さんの言葉を読んで、やっぱり大我さんの0から1を生み出す表現ももっともっと受け取りたいと思ったし、この経験を経てもりもり新曲を書いてそうな28歳の大我さんと、次はいつ出会い直せるのか、心底楽しみにしている。

 

 

 

こうしてお仕事を振り返っただけでも28歳の大我さんがいつにも増して音楽と縁深かったことは一目瞭然。その「一番の根拠」ってもう『We can't go back』に使ってしまったけど、実はもうひとつ、28歳の大我さんを見つめ続けていて、たくさんの音楽を感じさせてもらった大きな理由がある。

 

それは「きょもきょも美術館」、そして4月13日以降は「今日も今日とて京本大我」でたくさんたくさん”今”聴いている音楽を共有してくれていた28歳だったこと。

2022年12月4日以降、大我さんがぶろぐで共有してくれた曲は全部で42曲。ぶろぐの内容に混ぜ込んでくれていたところから、6月13日以降は「Tune of the day」と題してアーティスト名と曲名だけ共有してくれるぶろぐも増えた。並べるとこんな感じ。

 

1/20 Mr.Children 『ハル』『蒼』マカロニえんぴつ新譜

2/3   YUI 『How crazy』

2/17 ONE OK ROCK 『人生x僕=』

2/25,27 Mr.Children『僕らの音』

3/23 崎山蒼司『五月雨』

4/10 スピッツ『美しい鰭』

5/31 小田和正『たしかなこと』

8/16 ミセス

【Tune of the day】

6/13 Adam Levine 『Lost stars』

6/14 YUI 『Your Heaven』

6/16 Vulfpeck 『Birds of a Feather, We Rock Together』

6/22 Vulfpeck 『What Did You Mean By Love?』

6/23 Queen 『Love Of My Life』

6/25 Radiohead 『High and Dry』

6/26 David Bowie 『Life On Mars?』

6/29 Billy JoelPiano Man

6/30 Mr.Children『虜』

7/1 Oasis 『Wonderwall』

7/4 John Mayer 『No Such Thing』

7/12 Vulfpeck 『Funky Duck』

7/17 Radiohead 『Creep』

7/21 Sing Street 『Drive It Like You Stole It』

7/23 Mr.Children 『others』 『memories』

8/2 Maroon 5 『This Summer』

8/25 マカロニえんぴつ 『ハッピーエンドへの期待は』

9/16 Mr.Children 『ケモノミチ』

9/27 Mr.Children 『蒼』

9/30 the pillows 『ストレンジカメレオン』

11/2 ドレスコーズ 『贅沢とユーモア』

11/3 ALBATROSS 『午前0時の終電を見送って』

11/4 毛皮のマリーズ『ビューティフル』

11/5 SUPER BEAER 『証明』

11/6 スピッツ『歌ウサギ』

11/7 マキシマムザホルモン『予襲復襲』

11/8 ドレスコーズゴッホ

11/9 ドレスコーズ『横顔』

11/10 マカロニえんぴつ『愛の波』

11/11 Mr.Children『LOST』

11/19 Newspeak『Be Nothing』

11/24 ドレスコーズ 『アニメみたいな』

11/26 FLOWER FLOWER 『バイバイ』

12/1 ドレスコーズ『愛に気をつけてね』

 

特にTune of the day の時は曲の情報しかないから物足りなく感じていた人ももしかしたらいるかもしれない。でもわたしにとって、この28歳の大我さんが共有してくれた音楽、そしてこうして音楽を共有しようと思ってくれた大我さんの心は、本当に、大きな大きな宝物だった。

音楽に救われたから今生きてる自覚があるくらい音楽の力を信じているから、”好きな音楽”ってとんでもない可能性と情報量を抱いたものだとわたしは思っている。

大我さんの好きなアーティストやその音楽とのエピソードをそれなりに知っている前提にはなるけれど、例えばどのアーティストを聴いているか からは ミスチルやワンオクだったら原点回帰のモードなのかもしれない、ミセスだったら勇気をもらいたいタイミングなのかもしれない、ブリティッシュロックの誰かだったらレコードで音楽を上質に楽しむ日なのかもしれない…そういう可能性が見えてくる。

テンポとメジャーかマイナーかの組み合わせに目を向ければ、穏やかに明るい日なのか、背中を押されながらやる気に満ちている日なのか、静かに闇に潜り込みたい日なのか、暴れ倒して尖りまくりたい日なのか、想像できたりする。

言葉での表現という意味で直球な歌詞からは"どれがいちばんのキーワード / キーゾーンなんだろう"と思いを巡らせることで受け取れるものがはかり知れないほどある。音楽のことを「救いであり自由」って形容する大我さんは大好きな音楽に"なんで自分のことをこんなにわかってくれるんだろう"という感覚も抱くひとだから、今日の大我さんはどんなメロディーにのったどんな言葉を"自分の歌"として捉えているのか、と想うことはそう的外れなことではないと思う。

とにかく、たったひとつの曲からでも思いを馳せ始めたら受け取れる余地のある心情や日常は本当にいくらでもあって。

だから"今日こんな曲を聴いているよ"と共有してくれることって本当に大きな自己開示だし、「一緒に」を大事にし続けてくれる大我さん、自分のことを「口下手」だと思ってる大我さん(ちなみにわたしはこれに賛同したことは一度もない。大我さんの言葉はいつだって最善の時と場所と表現を選んだ至高の言葉だと思ってる)(脱線)の大きくて雄弁な愛だとわたしには思えて仕方ない。

しかも、これはどこまで大我さんが意図しているかはわからないところではあるけど、”Song of the day"じゃなくて「Tune of the day」と呼ぶことで、これはコミュニケーションツールなんだなとわたしはより思ってしまう。基本的に歌詞のあるものを指す Song より”音”や”旋律”のように間口が広がる Tune ってだけじゃなくて、”今日のチューニングがどこに合っているか”も秘められる言葉だと思ってるから。

特に今年は本当に”言えない秘密”だった『言えない秘密』に助長された音楽深掘りモードをさりげなく共有してくれていた夏や、パタっとぶろぐの更新が止まってもおかしくない舞台中も「Tune of the day」はかなり頻繁に更新してくれて、今日を生きる大我さんの音色がどこに向いてるのか、たくさんたくさん共有してもらった。それを慈しむ時間も、新たな音楽に出会えてワクワクする気持ちも、全部、28歳の大我さんと音楽が届けてくれた物語で、この先も宝物にしたい記憶。

 

 

 

こんなに長いお誕生日ぶろぐも気づいたらもう4本目。

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”憧れ”の中を溺れた1年目。

 

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”表現への感謝”に溢れた2年目。

 

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”信頼”の根拠を積み上げた3年目。

 

4年目の今年は大我さんの紡ぐ音色により一層深く多く耳を傾けただけでなく、「音楽」というレンズも通して大我さんを見つめられた時間だったと思う。

 

1年目から大我さんのことを「一生ものの恋」だと思ってるだなんて書いてしまった通り、毎年ぶろぐを書き上げては次の一年も絶対大我さんのことを大好きな確信がある。でもそれと新たなテーマでぶろぐを書けるかというのは別の話で。大我さんがどうこうではなく、わたしの言語化能力にそろそろ限界が来るんじゃないかだなんて去年は少し不安な自分もいた。でも結局絶対にこれを軸に書きたい!書かせてください!って思える素敵なテーマを大我さんは大我さんとして生きてるだけで明らかにしてくれてしまって。今日もここまでで元気に7000文字です。杞憂中の杞憂だった。今年はもう、来年はどんなテーマで書きたいと思わせてくれるんだろうって、ワクワクしているくらい。

 

 

何回言うんだよってもういろんな人に思われてるかもしれない。自分でもちょっと思ってる。でもそれでも言い足りないほど大我さんに対してずっと変わらず思ってることがあって。

こんなに毎日毎日欠かさず、昨日より今日、今日より明日、もっと大好きになれるひとをわたしは知らない。自分で自分にびっくりするくらい、憧れて、尊敬して、信頼して、感謝できて、大事に想えて、大好きで大好きで大好きで仕方ないひと。

何度這い上がりかけても恋に堕ち直して、必死に取り返してみる心も何度でも奪われ直して、もう解けない魔法なのにさらにかけ直してもらいに自分から歩み寄らずにいられないひと。

 

それが、わたしにとっての大我さん。

 

この1年、正直な話をするとめちゃくちゃ辛かった。たぶん今後の人生においても一、二を争うの挑戦の年だった。遭遇したことのない大きさの焦りや不安や恐怖に襲われて、それに追われてた時間までもが経験したことのない長さになって、それは今も別に終わってはいなくて、総合的に考えたら人生で一番泣いた1年だったと思う。自分の全てに自信がなくなって、今まで頑張ってきたことも何もかも足りてない気がして、空っぽで干からびた自分を持て余した日が何日も何日もあった。

でもきっとこれを読んで意外だと思ってくれる人がいると思う。Twitterではあんなに元気だったのに?って。それこそが大我さんとSixTONESがどれだけわたしにとって大事な存在かの証明。

 

全ての自信がなくなったと思った日も、大我さんを大好きな自信だけはあった。大我さんが毎日毎日素敵なひとで、そんな大我さんを心の底から宇宙の果てまで大好きなことにだけは誇りがあった。

 

これがどれだけ特別でどれだけ大きなことか、わたしはちゃんと言葉にできているでしょうか。これ以上言葉を尽くせないって思える表現にたどり着ける日が来るのでしょうか。

 

誰かを好きでいるとき、”いないと生きていけない”じゃなくて、”いてくれるから生きるのがもっと素敵”って言える自分でありたいと思っている。感受性の強さと器の大きさが合っていない自覚があるからこそ、”いないと生きていけない”に陥りやすいのもわかっている。側から見たら今のわたしだってそう見えるかもしれない。

でも28歳の大我さんがたくさんの音楽に包まれながら本当に力強く歩み続けてくれる姿は、どう考えても、生き続けて、"好き"と向き合いながら追いかけ続けて、進んでいくことの光を見せてくれる、というかむしろそんな光そのものとして、わたしの進みたいはずの道を照らしてくれた。「アイドルであることは誰かの光であること」と言う大我さんをこれ以上なく実感を持って大事に想った一年だった。

だからやっぱりそんな大我さんを大好きな自分ですって胸を張って言えるように、生きていきたいって思う。大我さんというこれ以上望めるわけない理想像に巡り会えてるんだから、大我さんみたいに”好き”を大事にするために、「精進と継続」を重ね続けられるひとでいたいって思う。

これがきっと、大我さんがいてくれるからもっと素敵で彩りに溢れた日々。

 

 

 

大我さん、28歳の一年もたくさんの感情と、指針と、幸せをありがとう。

どんなに闇い時でも揺らがない”好き”を信じさせてくれてありがとう。

本当に、言葉じゃ絶対に絶対に足りないくらい、

大好きです。

 

 

『We can't go back』の大我さんは「もう戻れない」と歌うからこそ その遡れない時の先にいる自分を迎えにいけるひとだったと書いた。それは大我さんを大好きでいる過程とも見事に辻褄が合うことで。

大我さんを好きでいると、今現在好きなわたしも救われて支えられて笑顔にしてもらってるのはもちろん、気づいたら昔のわたしも迎えに行ってもらっていることがある。特に音楽に縋ることでしか生きられなかった時の自分を、音楽を自分のいちばんの魔法として纏いこなしてくれる大我さんはすぐに見つけてくれてしまって。

だから「もっと早く出会いたかった」なんて言わない。微塵も思わないとまでは言えないかもしれなくても、これがいちばんの感情になることは絶対にない。

だって大我さんをこれからもずっと好きでいるだけで、きっと過去のわたしも全部救われていってしまうから。残っているわだかまりはもちろん、自分でも忘れていた自分や過去にも大我さんは手を伸ばして、連れ出してくれてしまうから。

 

 

 

I wouldn't want to go back, as long as I keep loving you.

 

史上最高で最幸の、20代ラストを祈っています。

 

 

2023.12.3 aim