Chasing Diamonds

長文考察愛だだ漏れ系aimのぶろぐ。140字じゃ足りない愛は原石を追いかけて。

まだ僕は生きていく。

 

愛してやまない26歳の大我さん、忘れられない一年をありがとう。

 

京本大我としては空っぽの一年」「舞台に立ててなくて毎日心折れそうだけど」を「今年最高だー!」にまで持っていってくれた一年。

この時間がいちファンにとってもどれだけ特別なものだったか、大我さんには届いているでしょうか。

 

 

 

26歳の一年、

たくさんたくさん寄り添ってくれてありがとう。

 

始まりは去年の4月だから1年なんて優に超えてしまうけれど、26歳の半分以上、12月から7月までもずっと、葛藤を共有しながら前を向く姿を見せ続けてくれてありがとう。

 

自分ごときが辛くなってどうするんだろうって思いつつ、5人の新しいお仕事が決まるたびに、純度100%の嬉しくて誇らしくて楽しみな気持ちだけでいられたかと言われると正直頷けなくて。それでも迷いなくSixTONESを大好きで大我さんを大好きでいられたのは、”SixTONES京本大我”としての大我さんが、信頼しか感じない時間をくれたから。

 

大好きな大我さんの言葉がたくさんたくさんたくさん増えた一年だった。

だってBOURGEOISも10000字もWU表紙も、そして極め付けの22誌のニュージーズ取材も、”26歳の大我さん”の紡ぐ素敵な言葉に満ちていた。

 

最初に限りなく純度が高くて脚色されていない26歳の大我さんの言葉として届けられたのは、25歳の年は 「京本大我としては空っぽの一年」という言葉だった。

まず、その言葉をブログで綴る選択をしてくれたことが嬉しかった。心にひびが入る音がしたのは大前提として、それを言える場所としてブログを捉えてくれていたこと、やっぱり大我さんが苦しみや闇を”共有する”ひとでいてくれたことに好きが募った。

そして何より、同じブログで「これからも自分を守りながら頑張ります」と言ってくれたことが救いだった。

 

BOURGEOISで「”ついてきて”、とか”頑張ってね”、とかはちょっと無責任に僕は感じてしまっていて、どちらかというと”俺も苦しいけど逃げないからみんなも一緒に頑張ろう”の方が好きです」と明確に言葉にしてくれてたし、インタビュー全体でもそういうファンとの距離感を現実にする場としていかにブログを使っているかを話してくれていた大我さん。

同じ邦ロックが好きで救われている人間だからより強く思うけど、”闇が見える自分”を共有してくれる大我さんに底知れぬ信頼を感じるし、そういう自分を共有した上で、それだけでは絶対終わらせないところが大我さんが最高の”アイドル”である大きな根拠だと思う。

 

例えばロックミュージシャンだったら負だけ表現する曲で終わることなんてザラにあるし、希望を全くくれないからこそ受け取り手が奮い立たされるような時間を作ってくれることもある。でも大我さんはアイドルだから、「アイドルでいることは誰かの光でいること」と思ってくれている人だから、臆せず闇を共有してくれるのと同時に必ず寄り添ってくれる。一緒にそっと目線を上げてくれる。

 

この大我さんのアイドル像は今年で言うと日経エンタでの「俺たちの仕事は皆さんを元気付けることであって、自己満足じゃないから。それよりも公演を楽しみにしていた方達への心のケアをしなければというのが先にありましたね」って言葉が特に象徴的で、ジョンShowで「あの頃は(中略)言葉よりエンターテインメントの力を借りて”みんなのことを思ってるよ”って言うのだけ伝わればいいやとーそれで弾き語りにしたんですよね」っていうのもそう。10000字でファンを「最高のライバル」に設定してくれたこともある種同じ。

大我さんのアイドル力が詰まった言葉であり、そういう背景を教えてくれているという意味では闇を共有する力の高さも証明する言葉。

 

ブログで言うなら誕生日後に「空っぽの一年」と「自分を守りながら」を両立させてくれたこと。

入所記念日に「舞台に立ててなくて毎日心折れそうだけど」と言いつつ「何が正しいかなんて今の時点では誰もわからないけどさ、俺はここまでの人生を後悔してない」って言ってくれたこと。

「少し憂鬱な朝」も音楽で乗り越えて「何もかもがどうでも良くなり一周回って何もかもが大切に思えます」というところまで共有してくれたこと。

そういう最高のバランス感覚でたくさんたくさん寄り添ってもらった宝物みたいな一年だった。

 

 

 

26歳の一年、

”好き”を極めてくれてありがとう。

 

ミュージックソンでちーちゃんと歌ったこと。コナンの誌面に登場してヒルナンデスでプレゼン企画までしたこと。#CD出すたびに山登る系アイドル として3回目と4回目の御朱印旅に行ったこと。コブクロの特番でカバーをしたこと。ハモネプにゲスト出演したこと。ジェシーと一緒に岸谷香さんとMを、AIさんとA Whole New Worldを、つい一昨日には笹本玲奈さんとTonightをと、コンスタントに名だたるシンガーとコラボしてSixTONES以外の場所でも歌ってくれたこと。この先もなごみでの新しい和の連載が決まっていること。

 

特に26歳の大我さんのソロのお仕事は大我さんがどれだけ自分の”好き”と丁寧に真摯に向き合っているかの証明ばかりだった。

 

SixTONESのお仕事でも、常田さんにマスカラを作ってもらったり、スパイダーマンの主題歌を担当することだって、大我さんが好きなものに惜しみなく注ぐ情熱とのご縁を感じずにはいられない。

そしてそれが邦ロックファンやMCUファンにSixTONES知ってもらうきっかけになったとき、”なんかめちゃくちゃ ちゃんと好きでいてくれてるメンバーがいるグループらしい”って思ってもらえることはSixTONESの武器になる。

 

まだ明確なお仕事には繋がっていなくても、ポケモンで松丸くんと仲良くなれそうな(もうなってる?)ことも愛おしいし、遊戯王の話をしていた時のリトルストーンの食いつきもすごく印象的だし、確実に大我さんの”好き”から広がってる世界はあって。

だからこの一年のブログのうち4分の1くらい(数えた)はオタク度の高い趣味の話で、周りに合わせることより”好き”を最優先にする大我さんが大好き。

 

これは去年も書いたことだけど、自分の”好き”を信じて大事にすることが道を拓くし、誰かの喜びや幸せにもなり得るって教えてくれる大我さんが大好きだ。”好き”を諦めなくていいんだって勇気をくれて、自分が感じる全ての”好き”に胸を張っていようと思わせてくれて、”好き”を極めるための努力を惜しまずにいようって背筋を伸ばしてくれる。

「スキルを高めるために密かに努力していることは?」と聞かれて「好きの気持ちを忘れずに取り組むこと」って答える大我さんが結果を引き寄せる過程も成果も全部大好きで憧れ。

それをたくさんたくさん、目に見える形にしてもらった一年だったと思う。

 

そして大我さんは”好き”を大事にする姿で関わる人みんなをメロメロにする稀有なひとでもあるから。きっとこれからもたくさんの”好き”を極めて届けてくれるんだろうと思う。とっても楽しみ。

 

 

 

26歳の一年、

これは京ジェ狂の偏った視点だと思うけど ジェシーとますます最高の相棒になってくれてありがとう。

 

ジェシーの”初主演外部舞台”という経験がたぶん一番大きな要因で、今まで以上にふたりが強固な繋がりを確立して、それを共有もしてくれた一年だったと思う。だから私はこんなにも京ジェに弱くなってしまったし(褒めてる)意味わからない長さの京ジェぶろぐまで書いた。

aimingforsixtomatones.hatenablog.com

 

2回分の10000字から受け取ったふたりの想い合う様子は たまたま今年知れた”過去からの積み重ね”だった。でもそれを新たな道を共有し始めた”今年”、伝えてもらったことにも意味があると思う。だってそれを知っているのと知らないのとではスタオベとニュージーズに向き合う京ジェの解像度がきっと圧倒的に違ったから。

 

自分の舞台の見通しがはっきりとしない間から、例を見ない緊張状態にあるジェシーを支え続け見届けて、それを経て自分の舞台に挑んだ大我さん。

初めて「誇り」の大我さんと限りなく近い立場に立って味わう感情と見える景色をとても純粋に吸収して愛を深めてくれたジェシー

 

26歳の大我さんの声を初めて聴いたお仕事が京ジェらじらーだったことも運命だったんじゃないかって思ってしまうくらい、ふたりの関係が強固になった一年だったと思う。

 

ずっと音楽が何にも誰にも変えられないし代えられない絆の主成分だった京ジェが、似たような経験、それもお互いをどことなく彷彿とさせてしまう役を演じる経験をした時間はふたりを唯一無二の歌の相棒以上の関係にしてくれたと確信している。きっとお互いのことを今までになく考えたし、大事に思ったし、尊敬したし、愛しく思ってくれた時間だと思う。

"なんで俺の舞台がSixTONESの舞台リレーの最後なんだろう笑"って大我さんがどこかで言ってたけど(もちろん半分冗談のニュアンス)、ジェシーSixTONESの有観客のステージを完走する先頭を走って、樹が繋いで、大我さんがアンカーを完璧に勤め上げてくれて本当によかったと思っている。スタオベの後にニュージーズがあったことで異例のスピードで深まった京ジェの絆が絶対あると思っているから。

 

そしてこの京ジェの深い絆が行き着く先に絶対SixTONESの音楽があることがたまらなく好きだ。

 

これは今後のSixTONESの曲に期待していることでもあるし、もう実感のある記憶を記すとすれば、2021年8月16日のCDTVがとにかく象徴的。

フルでのマスカラ披露だったからこそあったジェシーパートを、舞台で声を枯らしたジェシーの代わりに歌った大我さんとそこにハモりに行ったジェシー。そして「大我に助けてもらいました😭ソーリー ありがとうね!!!!」と翌日に綴ったジェシー。何も触れなかった大我さん。

これこそ音楽で繋がり合う京ジェの最たるものだったと思うし、そうやって支え合う姿を心温まるものじゃなくて最強にかっこいいものとして昇華できたのは”今年の京ジェ”だったからだと私は信じて疑わない。

 

だからこれからも、26歳の大我さんが得たジェシーとの絆とともにSixTONESでいてほしい。SixTONESの音楽を奏でていてほしい。そしていつか、京ジェふたりだけの音楽も聴かせてほしい。

 

 

 

最後に。Last but not least。26歳の一年、

ニュージーズをずっと諦めないでいてくれて、そして無事にやり遂げてくれてありがとう。
たおやかに番を待って、その先の未来を確かに掴んでくれてありがとう。

 

「有言実行」を座右の銘にするのにとどまらず、こんなにも確実に遂行できている人を私は大我さん以外に知らない。

 

個人の仕事をどうしても期待してしまうファンのことも想いつつ、それにうまく寄り添いつつ、「ニュージーズ合わせ」のスケジュールにすることを諦めないでいてくれて本当に本当によかった。たくさんの大人が異例の速さで調整を重ねてくれた結果なこともわかってるけど、その大きなモチベーションとして大我さんがいたことは間違いないはずで、それが誇らしくて愛しくて幸せだ。

 

そして何より、実際ニュージーズで見せてくれた姿は本当に圧倒的で。この苦しみの濃度が色濃かったはずの1年半にも意味があったと、ある意味では逆にこの時間があって良かったんじゃないかと、そう思わせてくれたのは大我さんの想像を絶するほどの努力と想いでしかない。

 

「人生最大のチャレンジと言っても過言ではない程、高く大きな壁を目の前に感じながら」準備をしてその成果を確実に舞台上で見せてくれたこと。始まってからもどんどん素敵になっていくばかりだったこと。それが全て「空っぽの一年」を乗り越えた先にあったこと。

 

大我さんの人生において間違いなく重要なその時間に立ち会えたということが幸せなのはもちろん、大我さんのその姿に私はこれから先もずっと勇気と刺激をもらい続け、励まされ支えられるんだと思う。

それほどの姿を26歳の年に、見せてくれてありがとう。

 

 

 

ちょうど一年前もこれ以上にないほど愛に染まったラブレターを書いた。

aimingforsixtomatones.hatenablog.com

 

でも一年経っても毎日毎日自分でもびっくりするくらい大我さんのことが大好きで、むしろ大好きな理由は増えていくばっかりで、その大好きな気持ちには感謝と信頼も計り知れないほど詰まっていて。

こんな気持ちを教えてくれることにも大好きとありがとうが募るからもう終わらないループ。

それが私はたまらなく幸せだ。

 

 

 

大我さん、

生まれてきてくれて、今日も生きてくれていて、今の大我さんになるように選択を重ねてくれて、ありがとう。

今年も、今日も、どの瞬間も、迷いなく大好きです。

 

 

 

大我さんもいつにも増して期待がたくさん膨らんでいそうな27歳。どうか素敵な一年になりますように。一緒に素敵な一年にさせてもらえますように。

まだ僕は生きていくと、一緒に笑顔で言い続けられる一年でありますように。

お誕生日おめでとう。

27

27

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2021.12.3 aim

 

凪のその先。

 

2021年版ニュージーズ雑誌ラッシュがまだ半分しかすぎていないというのに、次にぶろぐを書くのはニュージーズを見てからだろうと思ってたのに、”ここで書く”文字にしなければ抱えきれないほどの気持ちに襲われた。

 

SODA 2021年11月号。

 

フォロワーさんには周知の事実だと思うけど、SODAでいつもSixTONESのインタビューをしてくれる上甲薫さんの記事が私は本当に本当に大好きだ。

同じ期間に何度も何度も作品のことや自分のことについて言葉にしなければいけないアーティストが、自然な流れで自分の気持ちや考え方を改めて解釈したり新たに発見することをサポートできるようなインタビューをしてくれるところ。アーティスト本人にもだけど、何より”そういう仕事をすること”に愛情と熱量を注いでくれるような上甲さんのインタビューには毎回毎回心をめちゃくちゃに揺さぶられる。

だから今期、奇しくも日経エンタでも上甲さんのインタビューを受け、既に今回のニュージーズ上演決定までとその先のSixTONES展望まで一通り引き出されていた大我さんが、もう一度、今度はSODAという場で、何を言葉にするのか、ものすごくドキドキしていた。今までのSODAを踏まえて、絶対にもっと内向きでパーソルになることだけは予想できていたから。

 

日経エンタへの想いを抱えきれなくなってる私はこちら)

 

そして迎えた2021年9月22日。

 

例えるなら、日経エンタは2次元的な広がりが壮大かつ過不足ないインタビューだった。丁寧にこの”待ち時間”の流れを辿った上で先を見据え、それを大我さん個人を超えたSixTONESの人格も通して見通していく、2次元的な距離の広がり。

それに対してSODAは3次元的に、単純に時間として過去にあることではなく、教訓や経験のような基盤として、上に新たな”現在”が積み重なっている過去を目がけて掘っていた感じ。そしてその上で”今”や”もしも”にも目線を向けていくような。

どちらもそれぞれに特別で間違いなく必要で、同じ上甲さんにやっていただくからまた意味の増す振り返りと展望。

 

 

 

抗い、受け入れ、凪となり

 

タイトルから天才なのはもちろんいつものことなんだけど、ここを読んだだけで”ニュージーズの記事”じゃなくて”大我さんの記事”なのがこんなにも伝わってくるのかっていうのが第一印象。そしてその気持ちで読み進めて”ああ大我さんだ…”ってさらに思う次の行が、実は大我さんじゃなくてジャックのキャラクター性だと綴られるところ。ずるい。上甲さん絶対わかって書いてる。

 

今期、SODAまでに発売されている8誌を読んで、長い熟成期間も経た大我さんのジャック観は、明らかに大我さんの中でジャックと自分の重なる面積や共鳴する音が増えているような印象で。

去年の 稽古も始まっていなかった取材と違って、今年は半分稽古をやった(=他の人と関わった上でのキャラクター観が構築され始めている)+1人で向き合う時間が異常に長かった上で迎える取材だから、それこそ告知インタビューじゃなくて振り返りインタビューに近いものがある特異な状況だったと思う。だから大我さんの演じる役への理解が深まって距離が縮んでいることは当然と言えば当然なんだけど、それを発信してもらうことに慣れていないのと、今の大我さんのジャック観、特にジャックがどういうリーダーなのかという解釈が、この期間ずっと一緒に生きて闘ってきたことを象徴するような言葉で紡がれるから、心が思いっきり振り回される。

きっとずっと大我さんのどこかにジャックはいて、ジャックがいるから辛い日も、ジャックがいるから頑張れた日もあったんだろうなって、既に歴史を感じるような感覚。

 

 

 

良きリーダーの秘訣に「周りに頼られ、決断を迫られるからバシッと決断するけど、ときにそれに答えられない弱さがあること」「助けたくなっちゃうような」「放って置けないような」「弱さを素直に見せられる」をあげる大我さん。

完全に”そういうリーダーを見守って、愛しく思って、半分しょうがなく助ける側”の目線だし、他のインタビューも読んでる流れで”そういうリーダーになら、自分もなれるかなと思って”とかいうと思ってた。思ったのに。

 

 

「うちで言うとジェシーがそうだし」

 

 

ここはまず(京ジェ狂いとして我を忘れる前に)大我さんが1人で新たな場に挑むときに、やっぱり「一人SixTONES」をやってるんだなっていう再確認ができると思う。メンバーならどうするかな?って考えることで、自分だけでは表現できないことや やり通すのが難しいかもしれないことを、SixTONESのことを背負ってる認識も強めつつ、乗り越えていく大我さんの素敵な必殺技のようなおまじないのような。大我さんが物理的にはメンバーと一緒にいない時でも、日々自らSixTONESとの絆を強めてるみたいで、2月のとくダネで聞けてから私はこの大我さんのスタンスが本当に大好き。

だからそれがアウェーのバラエティーに限らず、いわゆる本拠地の方のミュージカルで発揮されてると知ってとてもとても愛しくなった。”SixTONES京本大我さん”が大好きで大好きで仕方ないひとなので、”大我さんの中のSixTONES”に滅法弱い。

 

そういう意味では大我さんの「今はもう人に嫌われるのが怖いから」と「譲れないもののために嫌われるならしょうがないけど、無駄に嫌われたくはない笑」という言葉も、私には大我さんのSixTONESへの想いの結晶に見えてたまらなく好きだった。自分がそうだからこう思っちゃうのかもしれないけど、たぶん大我さんはどこかの誰かに嫌われることは別に怖くなくて。ここで「嫌われるのが怖い」「無駄に嫌われたくない」って感じてる相手には大事な人、メンバーしかたぶん想定されていなくて。”無駄に嫌われない”っていうのは確かに使いこなせたら便利な能力だってシンプルに思うけど、理想のためならそこを諦める強さを持ってそうな大我さんがちゃんと好きでいてもらいたい想いをSixTONESに持ってる感じがすごく好きだった。

 

 

ちょっと脱線したけど「うちで言うとジェシーがそうだし」の抱える意味はもちろんこれだけでは終わらない。

 

今回の大我さんの”良きリーダー観”が”そういうリーダーを見守って愛しく思ってしょうがなく助ける側の目線”だとさっき書いたけど、そう考えると、そのリーダーの具体例にジェシーを思い浮かべる大我さんがいるということは、大我さんのジェシー観にそういう想いがあるってことだ。

大我さんにとって「周りに頼られ、決断を迫られるからバシッと決断するけど、ときにそれに答えられない弱さがある」「助けたくなっちゃうような」「放って置けないような」「弱さを素直に見せられる」人がジェシー

そうやって、SixTONESのセンターや軸と表されるジェシーを見ている大我さんがいるなんて。

 

やっぱり、大我さんはジェシーのヒーローで、ジェシーも大我さんのヒーローなんだって思ってしまう。

 

ジェシーのことを間違いなくSixTONESの軸だと思っているけど、果たしてあのセンター感がジェシーが1人でも持っていられる資質なのかと問われると、ちょっと違うんじゃないかといつも思っている。もちろん、そもそも個人として本当に尊敬するとんでもなく素晴らしいひとなんだけど、”あの5人”と一緒だから、そして”あの5人”のためだけになら、発揮できる力がめちゃくちゃ強い人がジェシーだって認識の方が強いというか。それは”他の人じゃしっくり来なくて、絶対にあの6人じゃなきゃダメなんだ”って誰よりも先に思っていたジェシーも根拠になる。

だから、”周りがいてこそのリーダー”みたいなリーダー像に「良きリーダーの秘訣」を見る大我さんに胸がいっぱいになった。

それはジェシーが決して根っからの太陽なわけではなく、日陰を照らしたい一心で変身した太陽なのをわかってる大我さんで、誰1人欠けることなく5人が側にいることが何よりも活力になるジェシーをわかってる大我さんだから。

ジェシーに牽引する人としての信頼を間違いなく抱いてるけど、愛情深く見守るような目線も向けられる大我さんが大好き。

ほくじゅりのある種 盲目的な信頼に救われるジェシーもいるのと同時に、日陰がこわい自分も(というか日陰がこわい自分こそ)見てくれるような大我さんに救われるジェシーが絶対絶対いるって思ってるから余計に。スタオベ期では色々な要因が重なって後者のジェシーが顕著になっていたから”ジェシーのヒーロー大我さん”を強く感じたんだなって、ニュージーズ期に実感してしまう運命にまで私は想いを馳せられる。

 

でももちろん、ニュージーズ期だから”大我さんのヒーロージェシー”も強く感じられるわけで。そういう京ジェがもうどうしようもなく好きなわけで。

スタオベの完走も経て、ジェシーはとことん大我さんにとって「勇気をもらえる人」なんだなって改めて思ったけど、大我さんはジェシーの”弱いまま強い”ところに勇気をもらうことが多いんじゃないかと思う。大我さんにとって”弱さを共有すること”はファンとの関係を筆頭にすごく大事なものなんだろうなと常々思っていて、今回の「自分も苦手なことはいっぱいあるわけで。しかも苦手が一種の武器になることさえあると知った」って言ってるところもその象徴のひとつだと思う。だからそういう価値観において、めちゃくちゃ細かいことまで聞いてくるし「人生イチ」頼ってくる”弱さ”を見せてくるのに、確かな実力で奇跡のような現実を引き寄せる”強さ”も一緒に見せてくるジェシーは、大我さんにとって「勇気をもらえる」ヒーローなんだと思う。

 

こうやって似ているところと違うところが絶妙にズレてるから、わかり合って、時には平和に弾き合って、表裏一体じゃなくて”組みあわさる”ふたりな京ジェが大好き。あの身長の10cmみたいに、”間隔”があるからこそ生まれる深淵。

 

そしてここで京ジェの話は流石に終わりだろうって思うでしょう。私も思いたい。でももう一段階進んじゃうからいよいよ自分で自分に驚く域。でもしょうがない。ずっと今がいい(風磨くんを召喚すな)

 

これは編集の力もあるはずだけど、「ジャックももしかして優柔不断だったりするのかな?」から始めて「うちで言うとジェシーがそうだし」で締める大我さんは、”ジェシーを通してジャックを理解しようとしてる”って受け取れてしまう。

いろんな取材を経て、これを読む前に大我さんとジャックの距離がこれ以上なく近づいているという実感がかなり育っていた。だからこそ、そうやってどんなに距離を縮めていても、自分と全く同じとはいかないジャックをまだ探求していきたい大我さんの姿勢を強く感じるし、その探求の手段に”ジェシーとの比較”があることに受ける衝撃が大きい。よく知ってるし信頼してるジェシーを通してなら理解しやすいみたいに見えてしまう。

 

そんなの、そんなのスタオベを思い出すに決まってる。

 

QLAPで大我さん本人も言っていたけど、どう考えても設定的にジェシーより大我さんとリンクする部分があった誠也くん。

スタオベ感想のふせったにも書いたけど、その誠也くんを演じるジェシーを観て、ジェシーは大我さんを通して誠也くんを理解しようとしたところが少なからずあるんじゃないかと思っていた。それだけで私は京ジェ担としていっぱいいっぱいだった。

なのに。新たに、ジャックにジェシーの姿を見ている大我さんが現れた。ジャックのことは誠也くんよりずっと長く知っていたはずなのに、急に見える側面が桁違いに増えてしまった。

 

世の中にはありとあらゆる個性を持った役が存在するというのに、自分の一番隣にいるメンバーに似た設定や人間性のキャラクターを演じるということは、しかも自分の名刺になり得るような大舞台でそれを演じることは、どれだけの確率なんだろうと思う。

2人が自分の演じる役を解釈するときに、セリフの背景にある感情を理解するときに、そのキャラクターと一番近い身近な存在としてお互いを思い出してたかもしれないこと、お互いを参考にしたら理解が進んだかもしれないこと、その成果が演技として舞台の上で届けられていた/届けられるかもしれないこと。別に実際そこまでじゃなくても、そういう”可能性が存在できる”だけで気持ちがひたひたになる。

 

ジェシーと誠也くん、大我さんとジャックを大前提として、誠也くんと大我さん、ジャックとジェシーも、存在してしまう運命を引き寄せる京ジェが好き。これは運命的な現実を引き寄せちゃう京ジェだから、京ジェの好きなところというより”SixTONESの京ジェ”の好きなところかもしれない。

 

”お互いのヒーローである”大好きな京ジェから、”運命を引き寄せる”大好きなSixTONESの京ジェまで、あのたった10行から受け取って愛せる。

 

 

 

こうして大我さんのスタンスやマインドが大好きだなって、リーダー像の紐解き方でももちろん思ったけど、次に思ったところが「典型的なスレ期」だった「当時を黒歴史にするつもりはない」と楽しそうに振り返る大我さん。

 

嬉々として闇属性を振りかざすところも、自分の好きなものをとことん好きだと惜しみなく発信するところも、未熟だった自分を認めて面白がって振り返れるところも、大我さんの成長と努力の果てにある安定感と受容力だなと、そういうエピソードを聞くたびに憧れと信頼と安心が募る。週刊朝日で自分を「はちゃめちゃに子供」だと言っていたこととかもそう。本当に子供な人は、”自分が子供だ”と受容する力がない。

自分が決めたことに必要な努力は呼吸するように自然に惜しみなくできるし、自分には人一倍厳しいし、そういう芯の通ったストイックさと同じくらい、ちゃんと自分を理解して自分を大事にできる大我さんが大好きだし憧れ。自分にはまだまだ足りてないことがあると認める(さらに大我さんの場合はアイドルとしてそれを発信する)強さを持つことがそもそも難しいのに、それと同時に、それでも自分のこういうところも個性だし恥ずかしがるところでも取り繕うところでもないよねってバランスを保てる大我さんは本当にすごいと思うし、尊敬がやまない。

そうやって努力するべき自分と愛すべき自分をきちんと両立してくれるから、いつまでもこの人は進化していくんだろうなって目を離せなくなる感覚も、それでも自分を壊すほど追い込みすぎたり、自分を犠牲にして周りの期待に応えようとしすぎたりしないでいてくれるって、安心感も抱ける。

だから大我さんのことを好きな感覚には、逸る気持ちも凪いだ気持ちも、闘争心も安心感も共存するんだと思う。

 

そしてジャックとの繋がりも絡めて自分の10代を振り返る大我さんは 去年の取材でもBARFOUTで印象的だったところだけど、今年の方がやっぱり受容力が高いような余裕を感じたのは、やっぱりこの1年ジャックと寄り添ってきた結果なのかな、とも思った。そして年々凪いでる本人の感覚は間違っていないんだなって愛しくなった。

尖ってた自分も黒歴史として葬り去るんじゃなくて、こうやって役をきっかけに思い出して引き出せる大我さんはたとえこれからもっともっと凪いでいっても大丈夫だと思う。反骨精神が”想像”じゃなくて”経験”として引き出しにある人だから。

穏やかな気持ちになりすぎてることを「あんま良くないことだと思ってて」って言ってたけど、受け取らせてもらってる「強い眼差し」の写真はとてもじゃないけど「どうやってやるんだっけ!?」って心境で撮られてるものには見えないし(そんな心配しなくても毎回新鮮に刺されているので本当に心配しないでほしい。むしろ本当に反骨精神ばちばちだった大我さんの「強い眼差し」を浴びたら自分はどうなるんだろうと思う…)、FB +plus BEAUTY で「数年前より穏やかな顔になったと言われることが多くて、僕が求めていきたい人間像に近づいてるのが嬉しいんですよ」って言ってた大我さんが大好きなので。

 

 

過去を捉えるスタンスとしてもうひとつすごく好きだったのは「巡り合わせと運と努力によって前に進んでるという実感」という言葉。

 

「自分”には”自信がない」と再三言ってきた大我さんの「少しずつ自信がついてきた」という言葉の根拠に並ぶ3つが「巡り合わせ」と「運」と「努力」なのが本当に好き。自分の力だけではどうしようもない「巡り合わせ」と「運」に、自分に厳しい努力の天才である大我さんがちゃんと「努力」を並べてくれるところから、その自信が確実なものなんだなって思えて胸がいっぱいになる。

大我さんがここまで努力の人になったのは”努力する前から認められる”もしくは”自分の努力を超えた力を前提にされる”ことへの抵抗があるんだろうなってずっと思っていたから、それを今回答え合わせされたような気持ちになった上で、そこを超えた自分の道をちゃんと信頼して切り拓いてる大我さんが大好きだなって。

 

 

そして考え方として最後に好きだったのは自分が危険に立ち向かうときに天秤にかける選択肢が「親の思い」なところ。

私個人の問題かもしれないけど、危険に立ち向かうかどうかの判断に、その場にいない自分を想ってくれそうな人が関与する考え方は私にとって目から鱗だった。私はきっと、それが想像上の話だったとしても、そんな緊迫した状況では目の前のことしか判断材料にできない。

だから「俺、妄想癖がすごいから」って大我さんは言ってたけど、大我さんの現実でも想像でも周りをとことん”見る”才能と視野の広さがやっぱり好きだって思った。「別に自分を大切にしなくなったわけじゃなくて、それ以上に大切なものが生まれることがあるって最近ちょっとわかるようになってきたかも」って大事な人にかける想いがとても丁寧なところも。すき。

 

 

 

「別に自分を大切にしなくなったわけじゃなくて、」から繋げると、大我さんの逆接や前置きがたまらなく好きだって話もしたい。

やっぱり根っこがとってもネガティブな人だから、いっぱいいろんな可能性を想定することはある種「妄想癖」なんだと思うけど、そういう大我さんだから丁寧な前提とか逆接とかフォローが多いところがとっても好き。SODAだったら「それは番組側が悪い訳じゃなくてね」とか「自分への悔しさなら多々あるけど」、CanCamだったら「甘えてくれるのは好きなんだけど」とか「相手から来られると引いちゃうというより」。今までのインタビューだったらコロナ禍真っ盛りだった去年のwithで、誰も傷つけたくない優しさと丁寧さが滲み出る逆接の使い方が大好きだった。

 

大我さんの視野の広さや考察力、多面性が滲み出る言葉の使い方が好きだし、それが意図的ではあるんだけど作為的ではないところが好きで。それが好きなことに留まらず、信頼も募る理由だと思う。

 

 

そして逆接に限らず、自然と出てくる語彙そのものも、その紡ぎ方も好きだからこんなに心を動かされる。

最近「素敵」と「きゅん」という単語を躊躇なく日常的使える人がすごく好きだって実感があるんだけど、大我さんももちろんその1人で。あと例えばSODAでは「愛を持って何か教えてあげることはできるかな」とか「相手の表現プラン」って表現。この前の一番遠い親戚さんで「思いの積み重ね」って言ってたのもすっごく好きだった。

自分が救われてきた音楽に共通する言葉がそうだから、柔らかさと丁寧さが根底にある、意外性をはらんだ言葉を大我さんが紡いでくれるたびにどうしようもなく好きになる。

 

 

 

抗い、受け入れ、凪となり

 

最初はニュージーズと共に大我さんが過ごしてきた時間の変遷を物語るタイトルだと思っていた。

でも違った。

大我さんが今アイドルとして目の前のステージを選んでくれるまでの、もっと長く深い時間と経験の積み重ねに寄り添う題だった。

そして締めくくりの凪も全てが落ち着いた結果の凪では留まらず、もはや嵐の前の静けさのような、大我さんの可能性が、穏やかさは失わないけど、もっともっと広がっていく前段階の凪なんだなと思えるインタビューだった。

 

 

 

ただの感想を綴る以上に、想いをきちんと流れを組み立てた上で整えて確かめたいと思ったから今回はぶろぐを選んだけど、そもそもこういう想いにさせてもらえる文章を受け取れることがとても幸せ。これからも強火上甲担でいようと堅く誓います。

 

そしてやっぱり、大我さんが大好きで大好きで仕方ないので。一語一句隅から隅まで大好きなので。

心して逢いにゆきたいと思います。

毎日好きを更新してくれてありがとう。

 

 

 

 

 

 

2021.9.23 aim

Can SixTONES really Make Up? ~Make Up 和訳と考察~

 

ごきげんよう、aimです!

京ジェぶろぐをつい1週間前に出したのにぶろぐ更新のスパンおかしくない???って感じですが!もう本当にMake Upを聴いて居ても立っても居られないので過去最速の和訳ぶろぐです。

曲の概要の50文字強が公開されただけでこれだけ取り乱してきた私ですのでそりゃあもうフルは刺さりに刺さります。

(取り乱しの変遷)(取り乱しすぎてて読んでて面白いのでまとめておいた私よくやった)(自画自賛

min.togetter.com

ただ、そんなのはどうでもいいよ!和訳だけ知りたいよ!って方もいると思うのでいつも通り、先に和訳だけのセクションを、その後に考察を置いておきます。

和訳もあくまでも私の解釈を通した意訳ですので、参考程度に、こんな受け取り方があるんだ〜と、もっとこの曲とSixTONESが大好きになる1つのきっかけになれれば幸いです。歌割りは主旋で判断しています!

 

それではLet's go٩( ᐛ )و(ジュリ)

 

 

 

 

Make Up 和訳

 

When I close my eyes, I envision the moments spent with you

The time passes by but I'm standing in solitude

 

目を閉じた時、想像するのは君と過ごした時間なんだ

時は過ぎていくけど、僕はここに独り

 

If it goes away, I will say "sorry" as many times to you

I would leave this place and give you a smile or two

 

過ぎていってしまうと決まったなら、何度だって君に謝るよ

そしてここを離れるよ、君にほんの少しの微笑みでも残して

 

I just want you to know that I didn't mean to hurt your feelings 

The last thing I ever want to see is to see you crying

 

君を傷つけるつもりはなかったってことだけは知ってて欲しいんだ

この世で一番 見たくないのが君の泣いてる姿なんだ

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky to be able to be with you again

Yeah, we break up and we make up

 

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

君と一緒にいられることがどれだけ幸運かちゃんと知ってるよ

そう 別れて またやり直す

 

"Just one more time" is the word I'm hoping to hear from you

But I know It won't always become true

 

君から聞きたいのは「もう一度だけね、」の一言

でもそれが必ずしも叶わないっていうのもわかってるよ

 

We can settle and always try?

But your feelings are on the other side

Yeah, we both know that this may be the last time for the two

 

僕たち、落ち着いて、試してみるくらいできるよね?

でも君の気持ちは反対側に。

2人ともわかってるんだ、これが2人にとっての最後かもしれないって

 

I just want you to know, I'm regretting that I hurt your feelings

The last thing that I want to see is to see you keep smiling

 

君を傷つけたことを後悔してるって、それだけは知ってて欲しいんだ

この世で一番見たくないのが君が笑顔でい続けるとこ

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky to be able to be with you again

Yeah, we break up and we make up

 

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

君と一緒にいられることがどれだけ幸運かちゃんと知ってるよ

そう 別れて またやり直す

 

Waking up one morning and not knowing that you're going to be gone from by my side

Makes me worry more

 

君が僕のそばからいなくなるって知らずに起きる朝

そんなの考えただけでもっともっと不安になる

 

Can't get enough of you, wanting to be with you, falling in love with you once more

Baby, please don't go I'm yours

 

いつだって君が足りないよ、君と一緒にいたいよ、もう一度君と恋に堕ちたいんだ

お願い 行かないで 僕は君のものだから

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky to be able to be with you again

Yeah, we break up and we make up

 

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

君と一緒にいられることがどれだけ幸運かちゃんと知ってるよ

そう 別れて またやり直す

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky and I won't ever let you go again

Yeah, we break up and we make up

 

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

自分がどれだけ幸運かわかってるから、もう二度と君を離さないよ

そう 別れて 次はもう作り話に

 

Make Up 作詞:John H. 作曲:Grant Boutin, Patrick "j.Que" Smith, Shelby Kemper, Xansei 

 

 

 

Make Up 考察

 

①歌割りと歌詞の話

  

When I close my eyes, I envision the moments spent with you

The time passes by but I'm standing in solitude

目を閉じた時、想像するのは君と過ごした時間なんだ

時は過ぎていくけど、僕はここに独り

 

まさかの田中樹始まり。

2Aの田中じゃなかったんかい!!!2番まで取っておかれるんじゃなかったんかい!!!もう!!!樹始まりな時点でしんどい曲確定じゃんずるい!!!!!!(冒頭から騒ぐな)

 

しかもここがこの曲で一番過去を振り返ってる寂しい悲しいところ。

これは私のMake Upタイトル解禁時の虚妄なのですが、

私のラブソング内 田中樹解釈のひとつに”思い出に住み続ける”があるので冒頭の樹さんは大納得で大優勝です。

 

そしてここの和訳でポイントなのは envision

envisionは”未来の可能性を想像する”時に使う”考える”という意味の単語です。なので the moments I spent with you という過去を頭に浮かべるときに使うのは本来少し不自然。

でも逆に、過去を”思い出す”のではなく”(未来にあるものとして)想像する”と、今もその思い出を生きていて、生き”続ける”感じがしません??

私はそういう印象を受けて””””””思い出に住み続ける田中樹!!!!!!””””””と仰け反りました。最高。

 

それから solitude はめちゃくちゃ孤独な”ひとり”なので「独り」の表記にしてあります。漢字って有能。

 

 

If it goes away, I will say "sorry" as many times to you

I would leave this place and give you a smile or two

過ぎていってしまうと決まったなら、何度だって君に謝るよ

そしてここを離れるよ、君にほんの少しの微笑みでも残して

 

キャラメルボイスの登場が早い〜(泣)

ここの和訳は If it goes away の代名詞 it が何を指すのかめちゃくちゃあやふやなのでかなりの意訳です。和訳する人によって大きく変わると思います。

私は2行目が「君に微笑みを渡して去る」とのことだったので、”もしこの恋が本当に終わってしまうなら、この恋が過ぎていって本物の思い出になってしまうなら”というニュアンスを込めて訳しました。「過ぎていってしまう」のは”君”でもあり”恋”でもあるし”時間”でもあると思うので、あえて主語は付けていません。

 

そしてこれは和訳の解説でもなんでもなく単なる癖なのですが「何度だって謝る」がたろぴなのしんどすぎません?

だって言いそうじゃん……すごい言いそう……あのきゅるきゅるな目で「ごめんって…!」…………言いそう………他の5人絶対言わなそうだけど言いそう………なんなら言われたことあるし絶対許した………………(おい)

 

give you a smile or two は 直訳すると”ひとつかふたつ微笑みを残して”となってしまいますが、ここの or two は”多少の”みたいなニュアンスが強いです。例えば I know a thing or two about SixTONES だったら「SixTONESについてちょっとは知ってるよ」みたいな感じです。

なのでこの”どのくらいか定かじゃないけど”、みたいな空気感を残すために「ほんの少しの微笑みでも」と訳しました。未練も確実にあるので give を「あげる」にしないで「残して」にしたのと、「微笑みでも」の「でも」がお気に入りポイントです(伝われ)

 

 

I just want you to know that I didn't mean to hurt your feelings 

The last thing I ever want to see is to see you crying

君を傷つけるつもりはなかったってことだけは知ってて欲しいんだ

この世で一番 見たくないのが君の泣いてる姿なんだ

 

試聴の時点で号泣していたここ。

過去の私がしっかり和訳解説しながら取り乱してるのでこれ以上あんまり言うことはないです(おい)

対応するこちゆごセクションがまたやばいのでそこで改めて解説します。

 

ひとつだけ触れるなら、ここで“見たくない”を表現するために、そのまま I don't wanna see にするのではなく、The last thing I ever want to see = 最後の最後に見たい = 最後まで見たくない = 見たくない という遠回りな言い回しが使われているところ。この曲の切なさやいじらしさにぴったりだなあと思います。

 

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky to be able to be with you again

Yeah, we break up and we make up

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

君と一緒にいられることがどれだけ幸運かちゃんと知ってるよ

そう 別れても またやり直す

 

試聴からわかってたけど!ゆごじぇ〜!!!

この一番Lauv的なハイトーン洋楽っぽいサビをジェシーがまず引っ張るのはすごく納得だし、「自分がどれだけ幸運か」というセリフが最初に似合うのもこちさんだな〜と思います。絶妙。

 

そして和訳ポイントとしては do it all over again が気になります。

do it all over は「改善するためにやり直す」のニュアンスももちろんありますが、「1から全部やり直す」という本当に「一通りもう一度やる」ニュアンスも強いです。なのでこの流れだと別れるところまでまたやり直しそうだな…という印象がすごく強い。

We break up and we make up を何度も繰り返すという意味でも、別れたり寄りを戻したりが絶えないということは最後は…という切なさをひしひしと感じます。

 

 

"Just one more time" is the word I'm hoping to hear from you

But I know It won't always become true

君から聞きたいのは「もう一度だけね、」の一言

でもそれが必ずしも叶わないっていうのもわかってるよ

 

このほっくんの"Ju"が死ぬほど好き!!!!!!倒れた!!!!!!無理!!!!!!

若干濁して掠れさせる感じ……本当に好きすぎて泣きました……一瞬大我さんに聴こえたのはやっぱり表裏一体のきょもほくだなあと思うし。好きです。とても。声フェチど真ん中。

しかもそうやって表現の細かさを感じる歌詞がこの曲の主人公が”君”から切実に求めてる「もう一度だけね、」の言葉なのが本当に……アーティストである時もやっぱり極上の俳優だなと思います松村北斗さん。

 

和訳のこだわりとしては「もう一度だけね、」の「ね、」です。日本語だったら読点による余韻とか余白がありそうだなと思って。ほっくんもそういうの好きそうだし(適当)(適当言うな)

 

あとここのしんどいところは曲の現実味の強い悲観ポイントをAメロで担うほくじゅりです。「君と過ごした時間」を「想像」していた樹と、”君”に言って欲しい言葉は明確にわかってるけど「必ずしもそう言ってもらえることが現実になるとは限らない」こともわかってる北斗。現実〜!!!思い出と現実を比べて”思い出を生き続ける”ことを選びそうな2人〜!!!しんど〜!!!(語彙力)

 

 

We can settle and always try?

But your feelings are on the other side

Yeah, we both know that this may be the last time for the two

僕たち、落ち着いて、試してみるくらいできるよね?

でも君の気持ちは反対側に。

2人ともわかってるんだ、これが2人にとっての最後かもしれないって

 

安心のジェシー英語〜!と思った瞬間にとんでもない爆弾が投げ入れられてたのがここ。

その爆弾の正体は settlesettle の主な意味としては”合意に至る”、とかそれこそ”仲直りする”、とかがあるのですが、settle down が”落ち着く”という意味がある事から、settleI heard that they finally settled down and got married.あの人たちついに(落ち着いて)結婚したらしいよ)的な「生活を落ち着ける=結婚・定住・定職につく」という意味があります。

 

ということは。これをジェシーが歌っているということは。「結婚する前提でみんなお付き合いするでしょ」のジェシーが歌っているということは。

 

 

そんなしれっとプロポーズしないで〜!!!!!!(絶叫)

 

 

これは当然ただの深読みなので「仲直りして(また)試してみるくらいできるよね?できないかな?」ってニュアンスの割合の方が圧倒的に高いですが、わざわざここで settle が選ばれてることに、そしてジェシーがここを歌っていることに、私はちゃんと悶えたい。皆様ぜひご一緒に(鬼畜)

 

そしてこのパートがさらにしんどいのが直後に「でも君の気持ちは反対側に(ある)」が来るところ。

”結婚とか……しちゃう……?haha… うそうそ、冗談、ごめん”って苦笑いが見えませんか………………?(虚妄)

”僕”もわかってるんですよ。”君”の気持ちはたぶんもう帰ってこないって。もう完璧に反対側にあるって。わかってるけど言いたいんです。プロポーズともただの仲直りとも取れること言ってみて”君”を試したいけど、試す前から本当は結果もわかってるんです。だから続きでも「2人とも、2人にとっての最後かもしれないってわかってる」んです…………つら…………

 

発音としては、settle の tt が発音されてないアメリカンなところ、but your feelings の発音の略し方、other side の滑らかさ、そしてthe last time のフロウがめちゃくちゃ気持ち良いなと個人的に思います(たぶん自分のホームがアメリカ英語なのが大きい)。さすがジェシーという貫禄。SixTONESの発音の進化度は本当にすごいしめちゃくちゃ尊敬していますが、やっぱりこうやって要所要所でバッチバチにネイティブな英語が聴こえる気持ちよさは特別だなと思います。

ちなみに同じく英語ネイティブ(日本人)のaim父に聴かせたところ、そこまで声の聴き分けができてないのも相まってジェシーのところをたろぴや大我さんだと思ったり、逆にたろぴのところをジェシーだと思ったりしてたのでSixTONESの英語の発音、本当に6人のレベルが限りなく揃っています。すごい。

 

I just want you to know, I'm regretting that I hurt your feelings

The last thing that I want to see is to see you keep smiling

君を傷つけたことを後悔してるって、それだけは知ってて欲しいんだ

この世で一番見たくないのが君が笑顔でい続けるとこ

 

対応するきょも!!!ゆご!!!

正直ここは京ジェ対応ポイントになるんじゃないかと思ってたのできょもゆごでびっくりでした。こちさんこの曲でたぶんハモリもだいぶしてるしめちゃくちゃキーパーソンです。洋楽に傾倒してるタイプの曲でここまでこちさんが要になってきてるのは初めてじゃないかな?どんどん個々のスキルを上げて6人のステージを上げていくSixTONESが好きです。

 

そしてここの何がすごいって大我さんパートと違う I'm regretting と see you keep smiling

 

大我さんは I didn't mean (つもりはなかった)を知っててほしくて、こちさんは I'm regretting (後悔してる)を知ってて欲しいの、すごいキャラクターが出てるなあと思います。甘えて許しを請える大我さんと、反省を示して許しを請うこちさん。結局どちらも人たらし()

 

そして大我さんは「君の泣いてる姿」を見たくないと言ったけど、こちさんは「君の笑い続けてる姿」を見たくないんですよ……日々笑顔のこちさんが………君が笑っているのを見たくないと………

 

この見たくないと歌われる you keep smiling は”君が無理して笑い続けてる” smileなのか、それとももっとシンプルに、”僕が苦しんでてもそれを気にも留めないで笑い続けている”smileなのか、それによってだいぶ解釈が変わってきますが、こちさんが歌うからには後者であって欲しいなと私は願ってしまいます。

”僕の隣じゃないところで笑い続けないでよ…”って…………………(攻撃力)

 

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky to be able to be with you again

Yeah, we break up and we make up

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

君と一緒にいられることがどれだけ幸運かちゃんと知ってるよ

そう 別れて またやり直す

 

そしてこっちで来ました京ジェ対応ポイント。さらに、大我さんは誰と共にここを迎えるんだろうと思ったらたろぴ!!!キャラメル!!!すき!!!(語彙力)

 

先ほどから頻出している”思い出に住み続ける”ほくじゅり に対して、私は"自分の行動で解決を図りたい"きょもゆご と "まだ相手との未来も望んでしまう"末ズだとラブソング内では思っているので、ゆごじぇによるこのパートもきょもしんによるこのパートも、”現実を見ることを拒んで、なんとか関係修復を願う意志が強い”サビだと思っています。

 

ただ、ゆごじぇが先に来ることできょもしんの方が儚い印象が強まるので、主人公が徐々に2人の未来を信じる気持ちに自信がなくなってきているところも表現されているのではないかと思います。きょもしんの方が甘い柔らかさが強いことで意志には揺らぎが見える感じ。

 

 

Waking up one morning and not knowing that you're going to be gone from by my side

Makes me worry more

君が僕のそばからいなくなるって知らずに起きる朝

そんなの考えただけでもっともっと不安になる

 

そしてめちゃくちゃ訳を悩んだ初めましてのCメロ 。正直何回も聴いて文字をよく見てもなかなか意味が入ってこなかったくらい長くてわかりにくい文章です笑 書いたらたぶん英語の先生には添削されるし、逆に訳のテストには出したい感じ笑

 

わかりやすく分解すると waking up one morning は「ある朝起きて」 not knowing that you're going to be gone from by my side は「君がこれから僕のそばからいなくなるって知らない状態で」になります。

 

ここの肝は not knowing IF you're going to be gone from by my side ではなく、 not knowing THAT you're going to be gone from by my side なところだと思います。IFだったら「君が僕のそばからいなくなるのかどうか」になるのですが、THAT になってることで「君が僕のそばからいなくなること」は確定事項な感じがします。

 

ただ、ここで混乱が生じるのが、「君が僕のそばからいなくなること」がわかっている、もしくはもうすでに起きた過去のことなのに、「朝起きる」のと「不安になる」のが現在形なこと。いなくなるのわかってるのにもっと不安になるって何が?君がいなくなることが不安の最高潮じゃないの?ってなる感じです。

 

そこでここの意味を通すための解釈が、文頭に「たとえば」をつけちゃうこと。

「たとえば、君が僕のそばからいなくなるって知らずに起きる朝があったとしたら。そんなの考えただけでもっともっと不安になる」

この「たとえば」はシンプルな”仮定”なので、未来の可能性を示す仮定でもいいし、過去を振り返って実際にあったことだとしても、”君”に意思を伝えるためにわかりやすい例をあげる、みたいな仮定でも意味が通ります(樹がこちさんの嘘つきジングルを「最近ついたしょうもない嘘」のメールテーマの例として紹介するあの感じです)(例えの癖)。こうすると原文よりはだいぶわかりやすくなると思います。

若干無理矢理ですが、これ以上こねくり回すのはちょっと難しいなと思ったので私はこの解釈で行こうという気持ち(そのうち他の何かも閃くかも?わかんないけど)

 

おそらくこのパートは ~ing で韻を踏んでいきたいところなので、意味の分かりやすさを重視して if をつけたりするよりもこの形の文になったのかな〜なんて思っています。

 

 

Can't get enough of you, wanting to be with you, falling in love with you once more

Baby, please don't go I'm yours

いつだって君が足りないよ、君と一緒にいたいよ、もう一度君と恋に堕ちたいんだ

お願い 行かないで 僕は君のものだから

 

号泣ポイント。無理。完敗。

うわー京ジェだ!!!しかもまた踏み込んだ先にいる京ジェだ!うわー!!!ってただでさえなるのに癖ガン刺さり(cvひえおじ)なこと歌わないでください大我さん大好きです。

 

畳みかける”一緒にいたい”大我さん………………が終いには「僕は君のもの」と歌って溶けていく感じ………………好きです………………あなたは田中樹を所有しているのにね…(脱線)

大我さんの”一緒にいたい欲”が大好きで仕方ないと本当にずっと叫んでいるので本当に幸せなパートです(※内容は全く幸せではない)。みんな大我さんの”一緒にいたい”曲シリーズと一緒に聴いて私と一緒に倒れて………………

 

ちょっとふざけましたが、真面目に、ここで You're mine (君は僕のもの)ではなく I'm yours (僕は君のもの)で”君”を引き止めようとする大我さんが私は本当に本当に本当に好きです。大我さんになら「俺のもの」って言われたいけど(おい)普通に考えて、今の時代、誰かのものになんてなりたくありません。誰かと寄り添うにしても、自分で自分の人生を生きたい。そんな中で大我さんは「僕は君のものだよ、だから行かないで?」って言ってくるわけです。そんなの好きでしかない。好きすぎてキレる。(キレるな)

 

あとこの京ジェパートはハモリが誰なのかによってまた意味合いがめちゃくちゃ変わってくる〜!と思ってるのできちんと判明した暁には追記をしようと思います。今のところJ2からのきょもゆご説が濃厚な気がしてるけど…どうなんだSixTONES…お願いだからどこかでフルでパフォーマンス見せてくれ…

(自信を持ってわかるよ!という天才的なお耳の方がいたらリプでもマロでもぜひ教えてください!)

 

 

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky to be able to be with you again

Yeah, we break up and we make up 

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

君と一緒にいられることがどれだけ幸運かちゃんと知ってるよ

そう 別れて またやり直す

We break up and we make up and we do it all over again

We break up and we make love and we never leave each other again

I know that I must  be very lucky and I won't ever let you go again

Yeah, we break up and we make up

僕たちは別れて 仲直りして また1から全部やり直す

別れて 愛を育んで もう2度とお互いを離さない

自分がどれだけ幸運かわかってるから、もう二度と君を離さないよ

そう 別れて 次はもう作り話に

 

最後の2つ、全員のサビ。

1回目はここまで2回繰り返されているサビと全く同じでおさらい的に主人公の意志を確認している感じだと思います。

ただ2回目の3行目が主人公の最終的な切実さを提示してきます。

シンプルに I won't let you go again だったら「もう君を離さないよ」になるのですが、I won't EVER になることでこれから先ずっと、もう二度と、というニュアンスが強まった「離さない」になります。最後の”君”への切実なアピールという感じ。

 

そして最後の make up はちょっと遊びました。

make up には本当にたくさん意味があって、そのひとつに make up a story とか、「ないものを作り上げる」「でっちあげる」みたいなのがあります。ですのでこれだけmake upが繰り返される中のひとつくらいは、別れた後でも、作り話でもいいから、作り話になってでも、”君といる僕”を想う”僕”がいてもいいんじゃないかと思いました。

安心してください、私が一番致命傷受けてますから。←

 

 

 

 ②果たしてSixTONESは仲直りできるのか、できたのか

 

さて、最後に残る最大の疑問。

Make UpのSixTONESってmake upできたの??????

 

 

単刀直入に言うと、私はできてないと思います。 

 

曲の概要

別れてしまった大切な人への未練と後悔に打ちひしがれる気持ちを、切なくも暖かく表現したメッセージラブソング

と結構絶望的な描写がされているという圧倒的な理由がひとつ。

 

そして樹→たろぴ・ほっくん→ジェシー で繋いでいくAメロが、願望や希望の比率は違えど、どれも別れたことを受けた振り返りのようになっていること、

きょもゆごのBメロは別れたことを受けた今、”君”に願うことを歌う構成になっていること、

そして如何様にも取れるジェシーと気持ち爆発!な大我さんのCメロ。

 

やっぱりあんまり make up できてるようには思えません(つらい)

 

さらにサビの We break up and we make up (僕たちは別れて仲直りして) と何度も何度も現在形で繰り返していくところ。

 

英語の現在形は現在進行形と違って、本当に”現在”という時空に存在しているとは限りません。

現在進行形の We're breaking up and we're making up だったら今まさに別れているし仲直りしている、ということになりますが、ただの現在形は「別れる」「仲直りする」という動きそのものを示しているだけで実際に起きているかどうかはわからないというニュアンスの違いがあります(説明下手)(伝われ)

 

だから「別れて」の後に「仲直りして」が続けばいいと、「別れて」も「仲直り」が続けば大丈夫になると、何度も何度も繰り返すことでこの曲の主人公は願いを込めているのはないかと思います。

 

でも逆に、これだけ繰り返して歌いたくなるということは、その必死さを要するほどの可能性の低さを示唆しているようにも思います。

 

 

 

作詞家さんに訊かないと本当の言葉の真意はわからないし、きっとSixTONES 6人それぞれも相変わらず6者6様の捉え方をしているんだろうなと思います。

だから正解はわからないけど、そうやって正解がわからない、解釈が混ざり合った表現を浴びるからこそ、色々考えられるこの時間がとても愛しいなと、そしてこれこそ音楽がくれる幸せの核のひとつだよなと、私は思います。

このぶろぐが少しでもそういう楽しみのきっかけになったら嬉しいです。

 

そしてまたこうやって世界トレンドも把握した曲を歌いこなして、それもきっとteam SixTONESになら刺さるだろうと初回盤Aに入れる信頼を寄せてくれて、どこまでも進化を止めないSixTONESが好きです。どうしても相手を怖いくらい想う恋(/失恋)が似合っちゃうSixTONESも好きです。

 

いつだって最高の音を更新してくれてありがとう。大好きです。

 

 

 

 

 

 

10cm間の深淵。~わたしの京ジェ論~

 

ジェシー、初めての単独主演舞台、スタンディングオベーション開幕おめでとう。

ずっとまとめきれていなかったこの京ジェぶろぐを、大我さんもニュージーズが上演が決まった上で、今日この日にあげることができてとても嬉しいです。

と言ってもいつも通り、ただただ愛が溢れ落ちていくようなラブレターなので出す日なんて関係ないのかもしれないけど。

 

タイトルで京ジェ論、なんて言ってみたものの、結局は私が”なんでこんなにも京ジェが好きなのか”という根拠をかき集めて、京ジェがどれだけどういうふうに最高なペアなのか掘り下げることによって改めて解明して記しておきたいだけのぶろぐ。

去年末あたりから本格的に高まっていたこのぶろぐへの熱量をジェシー10000字まで温めていたら、その間に思いがけない京ジェイベントもたくさんたくさん、本当にたくさん(笑)あったこの8ヶ月ほど。

日に日に京ジェへの愛が増している自覚もあるので満を持して今、書ければと思います。

でもあくまでも愛に溺れた個人の解釈なので。そこは頭の真ん中に置いた上で(片隅ではなく真ん中でお願いします…)この激重深読み長文にお付き合いくださる方がいるのだとすればありがとうございます。

共に深淵を彷徨えることを願って。

 

 

 

 

 

 

1. ネガティブを共にする京ジェ

 

お誕生日に、タグに含まれてもない「SixTONESの太陽」という言葉がトレンド入りしてしまうほどに、ジェシーはteam SixTONESを照らしてくれる能力が高い。

でも私はいつも、ジェシーのことを単純に”太陽”と形容してしまうことに躊躇いがある。世の中のたくさんの人がジェシーのことを太陽のようだと親しみを込めて捉えてくれているならとっても嬉しいけど、ファンとしてはもう少く深く潜った視点から彼を見たい。

それはジェシーのみんなを照らす明るさやポジティブさの根源が、超ド級のネガティブだって感じるから。

 

ジェシーは決して核から燃え盛る太陽なわけではなく、

日陰が見えすぎるほど見えるから、

”照らさなきゃ”という念があまりにも強くて、

太陽になったひと。

ネガティブを圧倒的ポジティブで打ち消そうとするタイプのネガティブだと思う。

 

これは毎日「ポジティブポジティブ〜!」と欠かさず呼びかけてくれるブログからもわかるし、自分でも他人でもボケがスベった時の対処法からもわかるし、緊張していればしているほどボケ倒すスッキリのジェシーとか、スタオベビジュアル撮影取材のジェシーとか、スタオベ関連のインタビューほぼ全てからもわかると思う。(そして長期に渡ってぶろぐを書いてるせいでついに今週、「太陽みたいな存在になりたい」というご本人の言質までとってしまった…笑)

最終的な”見える姿”がみんなに幸せを振りまく強心臓ボケマシーンだから、未だにいろんな現場や取材で意外がられてるけど、陽気なジェシーを透かして見えるジェシー少年は、少クラみたいなどんなに慣れたはずの現場でもパフォーマンスを始めるまではガチガチに緊張してるし、初めての単独主演舞台に関しては決まった時から四六時中緊張してる繊細な人。

酷な周りの目線や評価のせいもあるけど、”自分はいるだけではアイドルとしてかっこいいとは思ってもらえないんだろう”というどネガティブを起点に、せめて人として良いやつだなと思ってもらえるように頑張ろうとポジティブを振りまく努力を重ねてきた人。

 

健康に生きてるだけで奇跡だと言えるほど細かいポジティブにも目を配れる人だけど、それはきっとネガティブを目敏く見つけて簡単に心が侵食される自分を知ってるからこそで。見えすぎるネガティブの存在を無視できないからこそ、ポジティブな力を信じて、”極と極”をぶつける方法で自分らしいバランスを見つけるようになったのがジェシーだと思う。

そして極と極を自分の中に常に抱えているからこそ、今期のスタオベ取材で何度も出てくる、普通なら矛盾でしかない価値観が ”ジェシーなら” 同時に成立するんだと思う。withの 「死ぬことに比べたら何も怖くないと思ってやりたい」と週刊朝日の 「死ぬことって全く怖くないんです、本当の地獄って今ここだと思っていて」とかその究極系。これを両方本気でまっすぐ言えてしまう人がジェシー

座右の銘の 「人生まさかの連続」だって、良いことが起きた時にポジティブな意味でも使える最高の言葉だけど、元々は降りかかるネガティブを”まさか”に変換してどうにか自分を保つためのおまじないなんだと思う。

 

だから、ジェシーの太陽性は”日陰が見えすぎなほど見えること”が起点だと常に心に留めて、分け与えてもらえる”照らさなきゃ”の強力な念を受け取らせて欲しいと、私は思っている。

 

さて、京ジェぶろぐじゃなくてジェシーぶろぐのようになってきているけど、ここからが本題(おそいよ)

 

大我さんはとてもネガティブな人だと、大我さん10000字ぶろぐで私は散々書いた。

でも大我さんのネガティブはジェシーのネガティブとは真逆と言っていいほど違うと思う。

 

大我さんは日陰を見つけたらそこに自ら潜んで夜を待つから、

真夜中には誰よりも五感が研ぎ澄まされて強くなるひと。

ネガティブをネガティブのまま捉えて研ぎ澄ますことで、ポジティブを引き寄せる波動を生んでしまうタイプのネガティブ。

 

大我さんはとにかく、闇と向き合うことに長けている。(愛しい厨二さんなところも含めて)

それは元々の性格も、ひとりっ子であることも、ジャニーさんの「協調性がまずない」という言葉とずっとソロにしておく采配に抗うことなく過ごしていたことも、色々影響してると思うけど、自分の弱さと真正面からとことん向き合って進化していけるところは大我さんの類い稀なる才能で磨き上げてきた努力の結晶だ。

大我さんはネガティブを掘り下げて掘り下げて掘り下げた先で煌めくものを見つけられる人で、私はそこにどうしようもなく惹かれるし憧れる(脱線)

 

こうやってネガティブを目敏く見つけるところまでは同じ京ジェだけど(というかSixTONES 6人ともある種そう)、

襲いくるネガティブをピュアで圧倒的なポジティブを持って打ち消そうと試みるのがジェシーなのだとすれば、

ネガティビティー自体が屈してポジティブに変身してしまうまで、真っ直ぐ目を見つめ続けるのが大我さんなんだと思う。

 

京ジェのネガティブへの向き合い方の違いは、ジャニーさんの2人の扱いの違いからもわかる。

ライブで歌詞を間違えた時に「You最悪だよ」と言われる大我さんと「You最高だよ」と言われるジェシーの対比。大我さんに関してはニュージーズ前に小池先生に「君で大丈夫かな」と言われたことでさらにやる気に火がついていたことも象徴的なエピソードだと思う。

大我さんはネガティブを突き詰めて強く輝く人だから、指導者的な人からは厳しい言葉をかけられることが進化のスピードに影響する人だし、ジェシーはネガティブをポジティブで打ち消しながら輝き始める人だからその打ち消しのきっかけになる言葉をかけられることが大事。

(KinKiの2人も光一くんが大我さんタイプで剛くんがジェシータイプの扱いをジャニーさんから受けてたって伝説があるから、ジャニーさんの方針は意図的だろうなと思ってるし、それを根拠に、京ジェはあの伝説的なペアであるKinKiとも近しいほどのバランスを抱えた2人なんだろうなと勝手に思っている)

 

試行錯誤して制御できるようになってきたとはいえ、私自身がどネガティブかつ感受性と心の許容量が釣り合っていない生きにくい人間なので、ネガティブであるという根本を共にしつつ、ほぼ真逆の次元に位置するアプローチでネガティビティーと闘う強さと個性を持った京ジェが本当に好きだし憧れ。

ネガティブに屈しない方法が多様なことを見せてくれるし、全然違う闘い方を持った2人が隣同士で通じ合えて認め合えることも見せてくれる。

 

そして隣に似てるようで真逆な人がいることは、2人にとっても大きな支えであり勇気なんじゃないかと思っている。

大我さんはジェシーを褒めるときに「勇気をもらえる」という言葉を選ぶ人でもあるし。

だから、ジャニーさんにソロでいることを勧め続けられていた2人が、SixTONESを見つけて、SixTONESを選んでくれて、SixTONESを選び続けてくれて、本当に良かったと思う。

SixTONESの6人は、全員に対して他の5人を見つけてくれて良かったと思う人たちだけど、”似ているようで真逆”と”支え”の意味でSixTONESという場所で出会って隣にいてくれてありがとうと一番強く思うのは京ジェ。

 

 

 

2. 京ジェの軌跡

 

SixTONESで出会ってくれた京ジェの話にたどり着いたけど、”SixTONESの中の京ジェ”、という観点で見ると、このペア割は個人的に、”SixTONESの歴史と軌跡”にフォーカスを当てたときに一番威力の強い分類に属すると思っている。

それは別名「あなたにお手紙書きましょう」割の、京ジェ・しんじゅり・ゆごほく

 

このSixTONESの歴史と軌跡”は、SixTONESの抱えるもの”と訳してもいいかもしれない。

 

長くなるから他ペアの話はあまり書けないけど、

しんじゅりはなかなか経験しない同じ種類の苦悩を乗り越えた”兄弟”だし、

ゆごほくはSixTONESになる前から苦楽を共にしてきた”一生一緒”の”友達”

ゆごほくなんかは意図的に運命を操ってる部分があるけど、とにかくそれぞれが”人生で抱えるもの”を明確化した境遇が恐ろしいほどにリンクしたペア割が、SixTONESの中では綺麗に成立する。

そこで京ジェが共有する境遇は、背負う”血の重さ”

 

ジェシーアメリカ人のお父さんの血、大我さんは大御所俳優のお父さんの血。

ジェシーはジャニーさんの「ハーフっぽい子探してきて」という言葉に導かれた人だし、大我さんもお父さんが政樹さんだからジャニーさんの目に留まるお店に写真があった人なので、2人ともある種、入所の最初の最初のきっかけも”血”。

でもその血を受け継いでいるからこそ、踏み入れた先で難しい思いをたくさん経験した2人で。

同年代の少年たちが集まる環境で”わかりやすく違って羨ましいものを生まれ持つ”というのは、持っている本人としては全く羨ましくない状況だろうと、想像することは難くない。

実際にインタビューでも、ジェシーの血の話は伝説のバイブル SODA 2020年3月号以降、音楽と人 2020年8月号とか他のところでもどんどん語られてるし、大我さんもTrackONE IMPACTのImitation Rain前の独白は象徴的。

 

良いようにも悪いようにも(そして人間の悲しいことに悪い方向には頻繁に)作用する2人の背負う本当の”血の重さ”は、どんなに想像力を尽くしても他人にはわからないものだと思う。

 

でも2人なら他の誰よりも共有できると思っていて、かつ私はトンパク独白の大我さんの声音で何度だって泣く京本担だから、正直、大我さんの話になると結構な頻度で京様のお名前を出すジェシーを、手放しで好きとは言えなかった。

ポポロのすとーんずのふたり京ジェ回の時もそうだったけど、そこで言う必要あった?って思ってしまう自分が時々いることが否めなかった。確かにジェシーが京様とも仲良しなのはとっても素敵なことだけど、大我さんは大我さん自身を見てほしいって明確に言葉にしたこともある人だよ、隣にいて、同じ”血の重み”を共有してるはずのジェシーがそれをわかってないわけないよね、なんで?ってどこかで思ってた。

 

でもジェシー10000字を読んで、その気持ちが昇華された。

 

末ズエピソードの中でずっとずっと一番好きだと言い続けてきた、”行先の違う電車が目の前を走った(樹目線)”話。まさかその議題がSixTONESが迷っていた時の将来の方針の話だなんて思ってなかった。

確かに慎ちゃんの10000字でも出てきていて、それで泣いた記憶もあるけど、まさかここまでの重みがある内容だったなんて思っていなかった。10000字恒例の爆弾。

そしてここでのジェシー

「俺はハーフってこともあるし、ジャニーさんに目をかけてもらえてるって周囲は思ってる。大我は大我で2世ってことがあるから、俺ら2人は応援しなくてもって思う人たちもいる。だから2人を押し出さない方がグループのためにいいんじゃないかって思ってた」

って考えを知れて、それが(お互いの日本語が拙かったのが原因とはいえ)慎ちゃんと泣くまで闘わせるほど確固たる考えだったと知れて、救われたところがある。

 

今更で本当にごめんだけど、ここでやっと、ジェシーは本当にちゃんと、血の重みを間違いなく前提に置きながら大我さんに向き合ってるんだと、心から思えた。

 

先のネガティブとの闘い方でも書いたけど、京ジェは物事の乗り越え方が全く違う。

 

それは、同じ”血の重み”を背負っている2人でも、

自分の努力次第でいつか超えたり出現頻度が低くなる”血の肩書き”を持つ大我さんと、共に生きて共に努力していく他ない”血の肩書き”を持つジェシーっていう違いと、

それも受けて、

血の重みをないものとできるように自分の定めた方向の努力にのめり込む自分軸の大我さんと、

血も含めて認められて愛させるための努力をなんでもやる他人軸のジェシー

っていう違いも影響してると思う。

 

そしてこれが”血との向き合い方"を決定的に変えるから、大我さん目線の京本担はジェシーのアプローチに心がざわついてしまうことがあるんだと思うし、逆も然りだと思う。

でもジェシーの”血との向き合い方”が、”血と共に生きていくこと”、そしてそもそもの傾向がネガティブをポジティブで打ち消すこと、だと考えると、ジェシーが大我さんと京様のことをたくさん繋げようとするのは、ジェシーなりのポジティブなアプローチで愛なんだと、思うことができる。

 

シンプルに京様が大好きで、京様をお父さんに持つ環境に羨ましさを感じてる部分も絶対あると思うけど、きっとジェシーは大我さんが”血の肩書き”を意識の外に置こうと努力にのめり込む姿が寂しかったり心配だったりして、たとえ自分の印象が犠牲になったとしても、大我さんに”血と共に生きる”道も見てほしいと思ってるんじゃないかなと、私は今思えている。

不器用さも否めないけど、ジェシー以外には絶対できない役割を、意識してか無意識かはわからないけど、ジェシーは大我さんの”隣で”果たしているんだと思う。

そして、ジェシーのネガティブを根本にした憎めない明るさと、”血”への理解が隣にあるから、大我さんはずっと大我さんの覚悟を見守ってくれている京様も近く感じつつ、自分なりの”血との向き合い方”を続けられるんだと思う。

ジェシージェシーで大我さんの向き合い方に少し心配と寂しさを持ちながら、何があっても負けないし揺らがない自分の軸を確立しようとする大我さんに勇気をもらっていると思う。

 

それぞれの人生の選択に多大なる影響を与えてきた、そしてこれからも否応なしに与えていくであろうものが一番近い者同士だからこそ、深まって強固になる絆が京ジェには確実に存在する。

ひとりひとりに無数に存在する軌跡のひとつを、6分の2として奇跡的に共にする2人。

 

 

 

3. SixTONES(音色)と京ジェ

 

ここまでで既に、京ジェが出会ったことと隣にいることにものすごい意味があると思ってるけど、京ジェが”SixTONESの京ジェ”であることにはもっともっと意味があると思う。

 

それは京ジェの音楽が一番輝くのはSixTONESでいるときだから。

 

ジェシーにとっての音楽は「裏切らないもの」であり「常にすぐそばにないと絶対に無理」なもの。

大我さんにとっての音楽は「自由」であり「救い」であり「友達」

SixTONESの中でも一際音楽がない世界なんて想像できなそうな2人はきっとどんな形ででも音楽のある人生を歩んでいたと思う。

それこそ、それぞれがジャニーさんに勧められていたようにソロで活動していたかもしれないし、その上で時々コラボするっていうのもありえない選択肢ではなかったと思う。むしろジャニーさんの期待としてはそうだったのかもしれない。

 

でも今の京ジェは

SixTONESでやっていきたいという覚悟の中には一緒に歌っていて楽しいジェシーの存在もかなり大きい」と繰り返し言う大我さんと、

「ソロで歌うより大我と一緒にハモれる方がいい」とまで言ってしまうジェシー

 

2人の今の人生の中心にある”音楽”と”SixTONES”においてお互いの存在はあまりにも大きい。

 

そしてそんな「歌の相棒」を超えて、時には「夫婦」にまでなれる京ジェが、”京ジェの音楽”と本格的に向き合ったのはSixTONESがあったからで。

声質が合わないと思ったり、ハモりのパートをソロに分けられても「SixTONESとしてやっていく以上ハーモニーから逃げちゃいけない」と向き合った2人は”SixTONESの京ジェ”で。

つまり、今の2人の言葉を介さずとも一瞬で通じ合う音楽は、SixTONESという居場所がなかったら生まれなかった音楽ってことだ。

 

深くやわらかく混じり合って溶け合って通じ合って、京ジェが「仕事としてではなく、音楽を楽しむ同志として歌っていく」場所は他のどこでもないSixTONES

 

1人が歌い出せば壁を挟んででもハモるし、2時間半歌い続けたライブの後もお構いないしに歌い続けるし、誰にも触らせないはずのギターも使いながら一緒に曲を作るし、そんな音楽を生きる2人がお互いを見つけられて本当によかったと思う。

好きな音楽のジャンルも、音楽に見出す意味も違うけど、音楽への信頼だけは他の誰よりも共有できる京ジェ。この前の大我さんの打ち込みANNジングルを秒速で判別したジェシーで本当に震えたけど、音楽という、実態が目には見えない概念を基盤にするからこそ、誰にも邪魔できない絆と信頼を築き上げてきた京ジェが出会えて本当に本当によかった。

 

そして同時に、こうしてお互いを見つけた2人がSixTONESの中の6分の2であってよかったと心から思う。

それは、特に今のSixTONESには”京ジェを踏み込んだ先に用意しておける”強さがあるから。

 

2人のわかりやすい音楽IQの高さを目印にしつつ、そんな2人を内包できる力も持った今のSixTONESは、SixTONESの、そして2人の音楽の世界をさらに広げてくれる。

 

SixTONESの始まりの歌の この星のHIKARI が圧倒的京ジェメインボーカルなことに象徴されるように、SixTONESの音楽を最初に引っ張ってきた2人は間違いなく京ジェだ。そこからNAVIGATORまでは”行き先の違う電車”事件でたろぴが望んだ方の電車に乗っていて。

でも5thシングルのマスカラまでたどり着いた今のSixTONESと京ジェは、ジェシーの望んだ方の電車に乗っていると思う。

ツイートでフライングしたんだけど(引用全部遡ると解釈の全貌がわかる)(横着すな)

私はNEW ERA以降のSixTONESの”踏み込んだ先に京ジェを用意しておける”強さがたまらなく好きだ。どんどん6人全員が代えのきかない音楽性を身につけていくことで、京ジェを本陣に温存する戦略も持てるSixTONES。そして先頭ではないからこそ挑戦できる音楽と込められるパワーに出会う京ジェが進化していく現状。

これがたまらなく愛しいし、これを実現できる人たちを私は髙地優吾と田中樹と松村北斗森本慎太郎 以外誰も知らない。

誰かに任せきるのではなく、6人全員がいないと成立しないように自分たちでしたいという意志がひとりひとりから聴こえてくるような、進化し続ける優しさを纏った6人の最新の音楽が常に大好き。そしてその真ん中にいる京ジェが大好き。

 

でもこういうSixTONESの音楽を奏でるSixTONESの京ジェが大好きだからこそ、その2人の音楽がたどり着くひとつの大きなゴール、京ジェのブルーノートディナーショーを絶対にこの目で観たいとも思う。team SixTONESを超えて京ジェ狂としての夢。

 

 

 

4. We are 彼ピ 論

 

ふざけた見出しだけど(おい)ここもまだ真面目な話。

音楽という確固たる信頼の基盤を築いているのに加えて、京ジェにはとても特殊な頼り頼られる関係が成立していると思っていて。

音楽を前にしたら皆平等という意識と、お互いを守り合う気持ちがそれぞれの次元で超高速で行き交うことから、驚くほど対等になるのが京ジェだと思う。

 

しかもPOTATO 2020年6月号の伝説的ペア企画で本人たちがその答えを出しちゃってるからずるい。以下抜粋。

京本「俺とジェシーってさぁ、やっぱほら、どっちも”彼ピ♡”って感じがするじゃん?笑」

ジェシー「そう!彼氏っぽさあるよね。だから一緒にいるとお互い彼氏みたいな」

京本「彼氏と彼女じゃなくて彼氏と彼氏のカップルみたいになってる笑」

 

隣に載ってる写真のサイドハグ京ジェがどう考えても

”可愛い彼女に手を出されたら絶対に絶対に許さなそうな彼氏ジェ”

”何にもわかってないウルトラキュート彼女きょも”だし、

普段は弾き合う突飛のくせにこういう時だけ「そう!」とか通じちゃってるのが本当に意味がわからなくて、このテキストを理解するのには本当に本当に時間がかかった。

 

でも時間が経てば経つほど、この We are 彼ピという表現が言い得て妙でしかないことに気づいた(何を真面目に語ってるんだというツッコミはどうかご容赦ください自分でも冷静にならないように気をつけて書いています(?))

 

ビジュアル的にはもちろんジェシーが圧倒的彼氏だし、入所当時から大我さんを女の子だと思ってたり、自分は姫じゃないと主張する大我さんに未だに「姫だよ」と即答するジェシーさんがいるのでジェシーの彼氏要素は一目瞭然。

自分の道を切り拓く大我さんにいつだって躊躇なく「誇りだよ」と伝えてくれて、グループ経験のない自分はSixTONESに必要なのかと悩んだこともある大我さんに「大切で絶対に必要なメンバーです」とこれもまたまっすぐに伝えて守ってきてくれたのもジェシー

でも大我さんがものすごく芯のある、SixTONESで一番と言っても過言ではない”漢”なことで、そして”ネガティブの乗り越え方が違う”ことで、特に精神的にジェシーが守られる側なことも数え切れないほどあると思う。

WiNK UPのソロ表紙企画で次号のジェシーが言うことを先読みしたかのように、自分の心配をしてくれるジェシーを心配してた大我さんとか象徴的。

 

この守る側と守られる側が超高速で入れ替わるからこそ、2人とも同時に彼氏みたいなミラクルな瞬間が生まれる京ジェの対等すぎる関係がものすごく好きだ。

直近の映像資料(資料)で言うと移動型お化け屋敷ストチューブのおまけで抱き合いながらお互い””自分が捕獲した””と言い張る京ジェが象徴的すぎると思う。あの動画は本当に一生見ます。オカベさんありがとう…

 

 

 

5. おもちの京ジェ

 

We are 彼ピに通ずるところもある関係性だけど、真面目で本質的な関係性に限らず、もうひとパターンペアとしての確固たる側面を持ってるところが、他のペアとは違う京ジェの深淵だと思う。

 

それは きなこもち いそべもち の時の京ジェ。通称「おもち」もしくは「もちズ」

 

京ジェらじらーの謎の英語もんじゃトークで生まれてしまったこの通称が、あまりにもゆるくたのしい時の京ジェにぴったりで本当に本当に本当に好き。

大我さんとジェシーのことを呼ぶときに、”京ジェ”と呼ぶときと”おもち”と呼ぶときを明確に分けているくらい愛用している。(このぶろぐ内ではわかりにくくなるので京ジェで統一中)

 

仲良しの京ジェ専門家と一緒によく盛り上がる案件なのだけど、京ジェははしゃぐときに”弾き合う”傾向がある。効果音は もちもちっ!もしくは ぽよぽよ!(ひらがな大事)

 

なぜなら、京ジェにはお互いのボケがほとんど理解できないから。

 

ここまで必死に語ってきたように、深い歴史を共に抱いて、溶け合って混じり合って1つになる歌声を操るくせに、京ジェはお互いの突飛さに何度だってピュアに驚く。

例えばストチューブで、お互いの行動に、何度「え゛ええっ?!」と言ってるか、ぜひ注目してほしい。他のメンバー相手の時と比べ物にならないくらい言ってるから(aim感覚調べ)

(私のお気に入りはこちさんバースデードッキリ前の椅子チキンレースで目隠しの意味を理解してない大我さんに対するジェシーの「え゛ええっ?!」と、NAVIGATOR mv previewで好きなシーンに自分を描いたらジェシージェシーを描いたと勘違いされて「え゛え!ちがう!」って言う大我さん。直近だと少クラ企画で好きなおにぎりの具を迷うジェシーさんにアクリル越しに突進する大我さん。いとしいもち。)

 

こういうことが起きるのはたぶん、ネガティブを共にする2人で考えたのとはまた違った部分でも、京ジェが基盤とする次元は違うから。

 2人とも側から見たら同じくらい突飛なのに、あたかも相手の方が絶対不思議だと言わんばかりの反応を京ジェは何度も繰り返す。

 

なのに。そうやってお互いを理解することが難しいのに。

京ジェは何度だって寄り添い合う

私はこれが、本当に本当に本当に本当に本当に好き。

 

真面目な話とか繊細なポイントならまだしも、ふざけてるときに分かり合えなかったら人間スンッってしても全くおかしくないと思う。距離を置いてもおかしくないとすら思う。だってほとんどの場合、”わからないこと=楽しい”にはならないから。

でもこの天才2人は違う。

”こいつ何言ってんの!?やばくない?!!!わはは!!!”と、この2人はテンションを上げてしまう

こんな平和なことあるだろうか。

 

そしてさらにすごいのが、2人とも、”相手をやばいと思った過去を何度だって忘れる”ところ。

何度も何度も相手の突飛さに理解できない!とアニメみたいな顔と声で驚くのに、毎回衝撃を受けてそれを経て楽しくなっちゃうのに、京ジェはいつまでもその”襲いくるかもしれない突飛を予想してみる”という発想を持たない。

 

そして忘れるからこそ、予測をしないという本能が働いているからこそ、

京ジェは何度だって寄り添い合う。(振り出しに戻る)

自分たちの突飛は噛み合わないと何度実感しても、その噛み合わなさは2人の間に絶対に蓄積されない。これもう宇宙の摂理なのかもしれないと思うほどに。

そしてその蓄えがないはずなのに、きっと”一緒にいるとなんか楽しい”という感情だけは残っているんだと思う。それは歌を基盤にした関係があるからこその楽しさでもあり、微かに残った”お互いの突飛”の名残なんだと思う。

その楽しさを求めるから、どんなに”弾き合う”という一見ネガティブなことを繰り返していても、京ジェの効果音は暗くならない。もちもちっ!もしくは ぽよぽよ!と平和を象徴する。

お互いの人生にどれだけ音楽が必要かという価値観と、その音楽を通した相手への信頼がもう意識の外でも確立されてるから、音楽という目に見えない波動で信頼し合い繋がり合うから、理解するなんて次元を飛び越えてるし、理解できなくてもとりあえず近寄っていたい存在が京ジェ。

そういう京ジェが大好き。

 

 

 

6. ふたりの秘密

 

今、2021年8月現在、感じること。それは今までになく京ジェ間の距離が縮んでいるということ。

 

最大の要因はジェシーの初めての単独主演舞台、スタンディングオベーション

緊張しいで心配性なジェシーさんはとにかく不安そうで、決まった瞬間から本当に文字通り四六時中緊張してきたと思うし、千穐楽までそれは変わらないんだと思う。

 

そんな今のジェシーさんが誰よりも頼りにしているのが大我さんだ。

 

私が読んだことのある単独取材ラッシュは大我さんのニュージーズ前とほっくんのライアーライアー前くらいだからソースが少ないのはわかってるけど、それでも、単独取材でこんなに特定のメンバーが、しかも作品自体には関係のないメンバーが登場してしまうなんて本当にすごいと思う。

私が今期イチオシの京ジェ雑誌、ステナビ vol.57 ではなんと、ジェシーは4ページのテキスト内で5回も”大我”と発している(数えるな)特に暖簾の話で「大我は誰に頼んだんだろう」って言うとか、そんなところまで大我さん頼りなの?!と泣いた。舞台で頭がいっぱいになる=大我さんで頭がいっぱいでもあるんじゃん…………と。あのジェシーのつぶやきを逃さず文字にしてくれたステナビの編集さんに私は一生感謝して生きていく。

 

ちょっと取り乱したけど()とにかく、スタオベが決まってから、これまでずっと”誇り”の存在だった大我さんがジェシーの中で舞台エキスパートとして、”ヒーロー”になっているのがものすごく見える。

 

それは各種スタオベ取材からも、

「大我くんに、ライブですごく緊張するのでどうやったら緊張を解せるか聞いてみたいと思います!」ジェシーのジングルからも、

10000字と2021年3月4月の大天才テレファンで大我さんが語った「意外に僕がジェシーにしか話してないことがあったり、ジェシーも僕にしかってことがある。」、「そんなことまで言ってくれるんだってことを打ち明けてくれたり。俺の自分にとってセンシティブな部分をジェシーが聞いてくれたりもするね」からも、

そして京ジェ2人の10000字を並べることからも見える。

 

そしてこうしてジェシーにとって大我さんがここまでわかりやすくヒーローになっているのは今回の舞台きっかけだけど、その起源はもっともっと前で。

 

10000字にある、ジャニーさんにグループ名を発表していいか直談判した電話の話。

大我さんは

「今しかないって話し合って、ジェシーをみんなで囲んでジャニーさんに電話したんです。”次の公演でシックス・トーンズってグループ名、発表していい?”って。ジャニーさん、突然すぎて戸惑ってたけど、僕らからしたらラストチャンス。ジェシーがお願いしますって押し切って、”いいよ”って言ってもらえた。」

と言っていて、それに対してジェシー

「携帯にジャニーさんの番号を表示したはいいけど、もし今日だめって言われたらもうチャンスはないかもしれないって発信ボタンを押すのを躊躇ってたら、横から大我がボタンを押しちゃって。覚悟決めて、ジャニーさんに”グループ名発表していい?”って強めに言ったら、”知らないよ勝手にして”って言ってもらえたから、”オッケー!”って返事してピッって通話を切って。」

と言った。

 

基本的にスト5の語るSixTONES結成秘話の中心にいるのは常にジェシーで、大我さんにとってもそれは同じ。でもその張本人であるジェシーは、自分が覚悟を決めた瞬間を詳細まで鮮明に覚えていて。

 

その記憶に登場する引き金を引いたヒーローは大我さんだった。

 

私はジェシー10000字に何度か出てくるジェシー「忘れた」を全くもって信じていない。特にインタビュアーさんが他のメンバーから聞いて温存してあったエピソードとして京ジェに割り当てた「京本くん、ジェシーくんにやめたいって相談したことがあったんでしょ?」に対するジェシーの「忘れた」。ゆごほくの話はスラスラと出てくるのに、大我さんの話には「忘れた」と返すジェシー

 

決定的なボタンを押してくれた大我さんを覚えてるのに、「大切で絶対に必要なメンバーです」と言う相手が、「もしこの6人でグループを組めたらソロではそれぞれの場所で活躍して、グループに戻った時に爆発的に面白いことができるんじゃないかって思ったきっかけが大我だったと思う」と言う相手が、いなくなるかもしれなかったことを忘れてるわけがない。ジェシーに限ってそんなこと絶対ないと思う。

 

だから。

そうやって「忘れた」と言ってでも、2人の間だけにとどめたい話や記憶があることがたまらなく愛しい。

 

好きなところは”ジャンル指定”してもらわないと言えないし、良いところを言い合うってなると歌とか実力とか割と表面的なことしか言わないのに、「本当に良いところは後で直接言う」とだけ宣言するし、それでもお誕生日を一番乗りで祝われたら「いちばん大好きだよ」と返すし、「ジェシーは(愛してないの)?」「ごめんごめんジェシーも愛してる、ジェシーは特別の特別」のやりとりを促すとか、どんな存在と聞かれれば「大切な存在。マジで。(真剣に受け取らない大我さんを挟む)本当に大切な存在よ。マジで。」と言ってしまえるとか。

そういうジェシーから大我さんへの想い。

 

それは意図的に詳細を秘めたい想いであり、音楽でもうすでに通じすぎなほど通じ合ってるから、わざわざ細かく言葉にしなくてもいい想いでもあるんだと思う。

 

そんな想いが宿る関係性を映像に収めたのが、STのmv撮影ドキュメンタリーで大我さんのソロショットを無言で一緒に眺めるジェシーさんだと思う。京ジェを象徴する瞬間なんてパフォーマンスを含めたら本当に数え切れないほどあるけど、大好きで仕方ないひとつ。

大我さんが色々説明してくれる隣で静かに頷くだけのジェシー。そして大してリアクションがないことは特に気に留めず、ジェシーの方を何回も振り向きながら喋り続ける大我さん。

あれがきっと、どんなところにいる”ふたり”よりも自然で素の”ふたり”で。

2人の時に喋る方なのは大我さんだし、2人で相談してグループチャットに書き込む時も話し役が大我さんで打つ役がジェシーなふたり。そういうふたりの時の姿を知ってるから「6人の中で一番意見を隠してるんじゃない?」とジェシーが大我さんに言えるふたり。

 

あの空気感の中にあるふたりの秘密ならいくらでもしまっておいてほしいと、心から思うほどに素敵な空気だった。

 

そしてこのシーンを写真で象徴するなら、私は 音楽と人 2021年1月号の148ページを迷いなく選ぶ。(154ページもたまらなく大好きだけど)

大我さんの肩に腕を乗せて寄りかかりながら大我さんのことを斜め後ろから見つめるジェシーと、ジェシーの方に首を傾けてるけどまっすぐ前のカメラを目線で射抜いてくる大我さん。

元々音楽と人に弱いとはいえ、写真を見て号泣したのは生まれて初めてだった。あまりにも大好きな京ジェが詰まっていて、初めてページをめくった直後は一度雑誌を閉じてしばらく泣いた。

 

ジェシーの方に寄りつつもまっすぐ前を見つめる大我さんは、今ジェシーが圧倒的なヒーローとして頼れる軸を象徴してるし、その大我さんに寄りかかって頼るのと同時に、やわらかい空気で斜め後ろから見つめる(しかも見つめる目元はこちらに見せない)ジェシーは今のふたりの図を本当に素敵に写していると思う。

そして今この瞬間はどうしたって大我さんの方がヒーローだけど、大我さんがSixTONESでいる道を選べたのは間違いなくジェシーがいたからだ。

SixTONESにいるのと同時に自分にしかない道も切り拓く大我さんをまっすぐ見つめて誇りだと言い切るジェシーに大我さんは確かに支えられていて。たとえジェシーの方を見ていなかったとしても、安心感のある空気を肩越しに確実に感じて、寄り添って、揺るぎない目線で前を見つめるこの写真の大我さんはそんな関係と歴史も象徴してると思う。

 

こうやって支え合って、補い合って、繋がっていく京ジェが大好き。

 

 

 

 

 

 

つらつらといつにも増して長い文章を今日も綴ってきたけど、一番シンプルに言うなら、私は京ジェが好きだ。それ以外ない。

まごうことなき京本担であるのと同じくらいに私は京ジェ担。

この自覚が芽生えた時期とかきっかけは京本担だと自覚した時よりも圧倒的にあやふやで、気づいたら深淵を落ち続けているような感覚だけど、今現在 自分が京ジェ担であるという事実は天変地異がおこっても譲らない。

それくらいにSixTONES京本大我ジェシーが並ぶ京ジェという景色を私は愛してやまない。

 

174cmと184cmの10cm間。

あの美しすぎる背中合わせのフィット感に潜む深淵をいつまでも見せてほしいし、奏でて聴かせてほしいと思う。

 

これからも大我さんとジェシーが、音の世界では滑らかに溶け合うように、お互いを救うときは優しくまっすぐに颯爽と、そして楽しい時はもちもちと、隣にいてくれる世界でありますように。

 

毎日迷いなく京ジェが大好きです。

 

 

 

 

 

 

2021.8.3 aim

 

『推し、燃ゆ』を読んだらSixTONESを好きな自信が増した。

 

今更だけど、『推し、燃ゆ』を読んだ。

 

世間の注目を浴びている作品であるのと共に、オタク(=同じ種族)が心を抉られるケースが多発しているという空気だけずっと感じていて。

自分も抉られる側に当てはまるのだろうか、今後の推しを見る姿勢が変わったらどうしようか、というかその想定がよぎるようなオタクになるとは到底思っていなかったな、人生まさかの連続だな、あはは(恐れ)って感じのノリで図書館の予約の順番を待っていたら、突然家族が電子版を購入した(ラッキー)(なのか)

 


結論から言うと、読んでよかった。
私は『推し、燃ゆ』を読んで、SixTONESを好きだと今まで以上に自信を持って言える。

 


『推し、燃ゆ』の主人公にとって推しは”背骨”であり、自分の人生をどうにかこうにか成立させるために必要な存在。

私も、SixTONESにハマる前に邦ロックに縋ってどうにか生きていた時代は、その”背骨”が邦ロックだったので、”どうしてそういう状況があり得るのか”とても簡単に想像がついた。同時にこれを理解できない人が世界にはたくさんいるんだろうなと少し悲しくなった。

 

ただ、私の”背骨”は『推し、燃ゆ』の主人公とは少し違った。まず、1人のバンドメンバーとかボーカルを背骨にしていたわけではなく、同時進行で複数のバンドが好きで、主に人より曲が背骨だった。そしてまだ大した経済力がない時代だったので費やせるものはさほど多くなく、目の前の生活に嫌気が差しながらも、目指したい推し以外の目標も持てていた。

だから私はあの主人公ほどの不安定さや苦しさを経験することはなかったんだと思う。

でも邦ロック界の推しの周りがゴタゴタして、その結果最初に好きになった時のような笑顔や言葉を全く見せなくなった推しがいた期間も長く、それに思いっきり振り回されていた時もあった。(ちなみに今はその推しも私もとても元気。うれしい)

 

そもそも感受性とそれを受け止める心の容量が釣り合っていない人間なので(Twitterでは周知の事実)、自分自身の”背骨”を手に入れた今でも、邦ロック・ジャニーズに関係なく、自分の推しに関連する色々で心を砕く瞬間はたぶん普通より多い(その度に付き合ってくれる周りの人ごめんね、ありがとう)

だから『推し、燃ゆ』を読むことに怖さがあったんだと思う。

 

実際、SixTONESを好きになってTwitterを始めてからは殊更”解釈”に走るオタクになったので、物語の中で”解釈”という言葉が現れるたびに抉られる部分はあった。

”解釈”することに対する認識とか、”解釈”の行き着く先がブログとか、重なりすぎて背骨に触れられた感覚になった。きっとそういうオタクはめちゃくちゃ多い。というか私が繋がってる人はほとんどそうだと思う(暴論)

 


でも、その触れられた背骨がSixTONESじゃない、というのが同時にわかったから、私はこの感想をポジティブに書けている。

 


まずそう思った最初の理由は、”解釈”を試みる目的が違ったから。

たぶんこれが同じだったら180度違う感想になってたかもしれない笑 それくらいギリギリのラインだけど大事なところ。

 

『推し、燃ゆ』の主人公は推しの見ている世界を見るために、推しを通して自分の存在を感じるために、推しを”解釈”する人。
私は、自分がこんなにも強烈に”好き”だと思い、揺るぎない信頼を感じる人はどういう要素で構成されているのだろうと、ある種答え合わせをするために、そしてその”好き”という解をさらに強化するように、”解釈”したい人。

 

自分を成り立たせるかどうか、という0を1にするような発想は私の”解釈”の動機に全く関与していなくて、むしろ、推しを”解釈”することで推しみたいな素敵な人に自分を成長させられるのではないか、という1を10とか100にする発想で私はたぶん”解釈”をしている。あとはより推しと推しの周りの人への感謝と尊敬を募らせるための”解釈”。

 

去年沼落ちぶろぐの最後でSixTONESを好きでい続ける理由を綴った時に、”SixTONESは答え合わせが上手だから”と書いたけど、それは”解釈”を経て余計に感じられることなんだなと、”解釈”は私が成長を求めるため、そしてSixTONESを繰り返し好きになっていくための手段なんだなと、今回限りなく近いけど異なった”解釈”の目的に触れて気付いた感覚。

 

こういうスタンスだから、”推しがいないと生きていけない”、ではなくて”推しがいるから生きるのが楽しい”、というオタクでいたい、と日頃から思ってるんだろうなというのも改めて思った。もちろんこれは”ないと生きていけない”という感覚を味わったことがあるからこその発想だけど。

 

”いてくれるから生きるのが楽しい”をたくさんたくさんくれるSixTONESが私は大好きだ。


どんなに解釈を重ねてもSixTONESの見ている景色を一生見れないのをわかっているけど、同時にSixTONESには外から見たSixTONESが一生見れないわけで。SixTONESとファン、という関係性には絶対に無くならない距離があって。
それをみんな知っているのに、音楽を通して、ライブを通して、メディアを通して、楽しみをたくさん未来に用意して、一緒に同じ時間を生きていこうと、一緒にそれぞれの人生を頑張ろうと、言えるこの現象が私は好き。

 

この距離感があるからこそ”解釈”は存在するし、つまり”解”という”好き”を強化できるし、この距離感を認識しても、というか認識しているからこそ、寄り添おうとしてくれるSixTONESがいてくれるから、もっと好きになる循環があると思う。私は、この遠回りな感じ、この複雑さが、特別に愛おしい。

 

 

そしてSixTONESはこの”距離感”の幅を限りなく広くとってくれるから、余計に好きだし、安心して、信頼して、自信を持って好きなんだと思う。

 

何年もずっと応援してくれてる人も、数日前から好きになってくれた人も、スタッフさんも、もはや嫌いだって言う人でも、少しでもSixTONESに興味や関わりを持ってくれた時点でteam SixTONESだと、そしてそれ以外のファンネームはいらないと、6人は言う。
SixTONESが背骨に近い人も、時によって距離感が変わる人も、同じものとして捉えてくれるすごさ。安心感。

 

”俺たちの存在で明日も頑張れるって感じてもらえたら”とか、

”いつまでも最高のライバルでいてください”とか、

”みんなに頑張る理由をもらえているようにみんなに頑張る理由をあげられたら”とか、

まるで距離感0かのように頼って一緒にいさせてくれる言葉と、”ラフにラブを”を両立させてくれるすごさ。信頼。

 

だから、特に今のSixTONESのファンは、team SixTONESは、『推し、燃ゆ』を読んだら、全く共感できないか、わかるけどこんな苦しみにはきっと苛まれないという自信と、SixTONESへのより強固な”好き”と”信頼”を手に入れられるんじゃないかと個人的には思う。

 


『推し、燃ゆ』の表現に触れられた自分の背骨がSixTONESじゃなかった、と書いたけど、じゃあSixTONESは私にとって何なのかというと、たぶん常に背骨に触れてくる存在ではあるんだと思う。限りなく背骨に近い、背骨じゃない存在。これが本当に特別で、とてもとても大事。

そんなの背骨じゃんって、見る人によっては同じ危うさに捉えられるんだろう。でもここには大きな違いがあるし、それで私は納得してるし強くなれる。

 

美を追求する世界に骨を埋めたいと思っている私の”美の概念”を体現してくれる大我さん。
ときめいて仕方なくて、目指したくて、何千字も綴って絵も描けるほど大好きな衣装。
背骨にしていた時代もあったほど大事な邦ロックとの繋がりを感じずにはいられない音楽。
違うからこそ、違いを大事にしたまま、わかりあって寄り添い合う6人。
心配性でネガティブで感受性が強いまま”一緒にいる”から最強で、弱さのない世界は強さとは無縁だと言える6人。

 

自分が一生背骨に詰めておきたい大事な価値観を、もっともっと大事にしていいよって、温かい手で背骨にそっと触れるような。

 


SixTONESが今日も好きです。

 

 

 

 

 

 

2021.6.20 aim

 

Best Dressed Breakfast Awards ~Strawberry Breakfast 衣装考察~

 

ごきげんよう、aimです!

 

先週火曜日に突如サプライズプレゼントとして投下され、瞬く間に500万回再生も超えたStrawberry Breakfastのmv。

www.youtube.com

 

このmvがあらゆる意味で完璧で素敵だということは、公開直後のTLに溢れる

解釈の一致・死ぬ前の夢・幻覚

という言葉の数々に象徴されていたと思います。

 

そんな完璧なmvの中でも、衣装の面では何が、なぜ、どんな風に、完璧なのか、ファッション畑の人間としての考察欲が非常に高まりました。

 

というわけで、TrackONE IMPACT の Imitation Rain白衣装ぶりの衣装考察ぶろぐ。

描き起こしたデザイン画と共に、メンバーそれぞれの衣装の良さそしてSixTONES6人になった時の衣装の良さ、を順番に考察していきたいと思います。

 

さらに、このStrawberry Breakfastという楽曲はSixTONESとお洋服の最高のハーモニーを引き寄せる運命にでもあるのか、同じ週の少年倶楽部で披露された際にも素晴らしく素敵な衣装が選ばれていました。

 

2週間前の少クラでトークコーナーで見えていた段階から、好きすぎて考察したい旨を綴っていたところ、その衣装で披露されたのがStrawberry Breakfast。

これはもう考察だけじゃもったいない、ということでこちらのデザイン画も描き起こした上で考察しています。

 

デザイン画だけ先にまとめてあるので考察に興味がないよ、という方はそこだけでもどうぞ!

あなたどういう立場と経緯で衣装考察なんてしてるの???という方はこちらのぶろぐをお先にどうぞ! 

aimingforsixtomatones.hatenablog.com

 

それでは今回も長文でLet's go٩( ᐛ )و(ジュリ)

 

 

Strawberry Breakfast 衣装

【Music Video】

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【ザ・少年倶楽部

 

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Strawberry Breakfast 衣装考察

 

【Music Video 】

Black Suit の魔法

メンバーそれぞれの衣装考察に入る前に全員に共通するポイントである Black Suit について少し。

 

”ディスコチューン”とも表されるこの曲調であれば、ディスコルック定番のブーツカットパンツに柄シャツの組み合わせでも雰囲気は合うと思います。それこそBTSのDynamiteの衣装的な。

 

でもStrawberry Breakfastにおいて大切なのは、”僕”の何気ない日々を名作に生まれ変わらせてくれる、 主演女優賞が似合う愛しい人への気持ちを溢れさせること。

 

I wear a black suit、としっかり明言して去っていくこのSixTONESからは、

主演女優賞級の君に相応しくあるためにはこれくらいの正装当たり前だよね?

という声が聞こえる気がします。

 

今回のmvで着ているスーツはタキシードのような本当の”正装”というわけではないですが、男性のフォーマルウェアとしての認識が高い”黒いスーツ”を着ているだけでも、レッドカーペットに似合う特別感が演出できていて、曲のコンセプトを引き立てていると思います。

(女性がカラフルなドレスを着ることが多いのに対して男性のフォーマルウェアは黒、という認識に落ち着いたのには結構ちゃんとした歴史があって面白いので興味のある方は是非調べてみてください。私も今回改めて調べて楽しかったです。英語だけど個人的にはこの記事がすごくわかりやすくて好きです。Color in Menswear | The Black Suit 

 

そして全員揃ってそのフォーマルさを纏うことで高級感を演出しつつ、各々の個性をスーツの中で魅せられるからSixTONESは本当にかっこいい。

 

mvの1人ずつお姉さんを口説いていくシーンをもとに、それぞれの違いを順に考察していきたいと思います。

 

 

ジェシー

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洋画のような世界観のStrawberry Breakfastが一際似合う男ジェシーさん。

 

衣装考察の際にいつも言うのですが、モデルも華麗にこなすジェシーさんはとにかく身体の造形からしてかっこいい。

スタイルお化け集団のSixTONESの中でも特に、”素材”の時点でのスペックが高く、さらにそれを生かしたお仕事の経験を積んでいるおかげで”魅せる力”も抜群な人がジェシーさんです。

大抵のお洋服をより良く魅せることができる上に自分もかっこよく演出できる人なので、ジェシーみたいな人にお洋服を着てもらって喜ばないデザイナーはいないはず。

 

そんなジェシーさんは基本なんでも似合ってしまうので私服でも見られるようにド派手なインパクトがあるお洋服ももちろん着こなせます。

でもStrawberry Breakfastのmvではあえて一番シンプルなスタイリングをされています。

 

これは、どれだけ”ジェシーそのもの”のスペックがすごいかを見せる意思を感じるスタイリングです。

超王道の真っ白なドレスシャツに組み合わされたレザーのナロータイ。シンプルなブラックのネクタイだと思っていたものがレザーだと気づいた時の衝撃は忘れられません。

 

レザーは基本的に強い・かっこいい・硬派なイメージを与える素材です。そのため身につけるときにはその強さに負けないかどうか、見極めることがとても大切です。レザータイを付けてる人になんて滅多にお目にかからない理由はそこにあります。

 

でもジェシーなら。””素材””””魅せ方””も抜群なジェシーなら、レザータイを着こなせます。それもなんの誤魔化しの効かない白いドレスシャツの上にどシンプルなブラックで。

 

着ている人のスペックがもろに見えてしまうシンプルな色調という時点で難しいのに、身につけることで ”着られてしまう” 可能性の高い素材を混ぜることでさらに難易度を上げたスタイリングで、ジェシーは輝ける。

その事実がジェシーの個性をものすごく素敵に魅せていますし、同時にビジュアル力におけるジェシーらしい、ジェシーにしかない魅力の稀有さを証明していると思います。

 

シンプルさが本当に秀逸で大好きなスタイリングです。

 

 

田中樹

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ジェシーに続いて、余裕の表情で登場する樹さん。

 

樹は線が細いですが、その細さが逆に無骨でかっこいい印象を与える、これまた素材が最高な人です。

どちらかというとジェシーとは逆で、シンプルなものをかっこよく着こなせる素材の良さ、というよりは、「なんでそんな柄でかっこいいの???」というような素材の良さ。

 

そんな樹に当てられたのが細かいレオパード柄のシャツ黒のシルクのネクタイ

 

1人だけお姉さんに振られてもにっこにこな爆モテに完璧なアニマルプリントのチャラさ!

しかもなかなかシャツ地としては見ない細かさのモノクロのレオパード柄を着て””かっこいい””から樹さんには敵いません。

 

さらにそのシャツに合わせられているのがシンプルの中のシンプルで高級感のあるシルクのネクタイ。

道ゆくお姉さんへのナンパにも関わらず、3本のバラで””愛しています””と伝えるSixTONESが、実は6人合わせて18本になると””誠実””、的なギャップをこの柄×王道の組み合わせは見せてくれます。

SixTONESの中でも一際チャラくて強そうな見た目の中に、とんでもなく気配りのできる優しさと真面目さを抱えた樹さんの魅力を体現したスタイリングだと思います。

 

そしてここで特筆しておきたい樹さん恐ろしポイントがひとつ(言い方)

歩くときはジャケットを開けてルースなかっこよさを演出する樹さんですが、ラップで無双するスーパー樹タイムの直前、1:49で後ろを向いて歩きながらボタンを留め、あえてカチッとフォーマルな印象で爆モテラップタイムをこなします。

 

ジャケットが歩く時にはどう見えて、立ちどまっている時にはどう見えるのか、そしてそれがどんな印象に繋がるのか、把握している紛れもない証拠です。

 

しかも再び歩き出す前の2:14で”””片手で”””しれっとまたボタンを外し、その手はポケットに滑り込ませながら颯爽と歩き出すだけでなく、反対の手では”””愛しの人”””大我さんとハイタッチを交わすこの爆モテ……

 

いったいどこまでが本人の裁量なのかとんでもなく怖いです………本当に好き。お洋服も爆モテの演出の一部に生かしてくれてありがとう………

 

 

京本大我

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爆モテ樹さんが微笑みを浮かべてお姉さんに振られるのは奥に愛しの大我さんが見えているからですか? ミュージカル俳優らしい登場が愛しい大我さん。

 

そんな大我さんがスーツの中に身につけるのはもちろん、きょも担、いやスト担、いや全人類の好物、ボウタイブラウスです。大我さんのボウタイブラウスが好きじゃない人なんて絶対いない(真理)

 

樹とは真逆な繊細で可憐な印象を与える線の細さが美しい大我さんは、その柔らかな魅力が引き立つボウタイブラウスが本当によくお似合いになります。メンズでここまで似合う人、本当にそうそういない。

ボウタイブラウスだと、タイの部分がシャツ地と同じ柔らかい質感になるので、普通のネクタイよりも軽やかさや浮遊感が増して、その点でも大我さんの魅力をより輝かせていると思います。

 

そうしてこれまで幾度となくボウタイブラウスを着てきた大我さんですが、過去のものと比べても、今回のスタイリングが一際素敵だと思う理由がひとつ。

それは大我さんが6人の中で1人だけスリーピースを着ていて、ジャケットとブラウスの間にベストが存在しているところです。

 

まず、このベストがあることによってボウタイの部分がシャツの白に紛れることがなく、存在感を増します。これによってジャケットと組み合わされた状態でのブラウスの魅力が最大限に生かされます。

と同時に、ベストによって白の面積が減って引き締まった印象になることで、柔らかく優しいだけじゃない、かっこいい大我さんが引き立っていると思います。

さらに、スリーピースを身につけていることでフォーマル度が一気に上がるので、大我さんの高貴な魅力も助長されます。

 

まさに一石二鳥ならぬ一石三鳥のスリーピース×ボウタイブラウスのスタイリング、姫と言われてしまいがちな大我さんの繊細な美しさだけでなく、とってもかっこいいところも同時に見せてくれていて大好きです。

 

 

 

髙地優吾

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華麗なターンを決めながらゆらゆらとお姉さんを口説きにかかる髙地さん。

 

こちさんも樹さんと近い、骨っぽさがかっこいいタイプの線の細さを持った人です。

 

このGQ MEN OF THE YEARの時のPaul Smithが象徴的だと思うのですが、「なぜそれをそんなにしれっと着こなしておいでで???」という気持ちになる癖強めのお洋服を着こなせるのがこちさん。

www.gqjapan.jp

 

骨格を生かしながら、樹が「これ似合うだろ、よくね?(ドヤ)」って感じで変な服(褒)を着てくれるのに対して、こちさんは「あぁ、これ?なんとなく着てみただけだけど…似合う?」って感じで変な服(褒)を着てくれる感じの違いです(伝われ)

 

そんなこちさんが今回着ているのはモノクロのストライプシャツ深いボルドーのナロータイ

 

今回は変なのを着こなせるポテンシャルを見せて攻める、というよりはタイプが似た樹とペアになることでSixTONESのバランサーを担うこちさんという印象です。

 

モノクロの柄物シャツ、という意味でゆごじゅりペア感が強くて好きなのですが、こちさんが着ている方が縦ラインが強調されていて、その点で個性がちゃんと大事にされているな〜と思いました。

 

この縦ラインの強調はシャツのストライプはもちろん、ネクタイの幅が細く、かつ黒に限りなく近いボルドー、という点からわかります。

もし幅が広かったりもっと明るい赤になると、ネクタイの形ごと存在感が強まってしまうので、あくまでもこちさんの線の細いかっこよさを強調するためのスタイリングとして、細いけど深い色が選ばれたのだと思います。

樹が普通の幅のネクタイなのに対してこちがナロータイ、というのも意図的な対比かなと思います。

 

そしてあえて最初から黒いタイではなく黒に近いボルドーというのはこちさんの持つミステリアスさや底知れない深みを表してる感じもしてとても好きです。優吾沼は深い。

 

 

森本慎太郎

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個人的にお姉さんへのアプローチが一番しんどいたろさん。こう、お姉さんの肩を抱ききらないところが完璧ですよね……あの手!!!(聞いてない)

 

海の男 慎太郎さんはSixTONESの中では唯一と言っていいほど、とにかくがっしりしてるので、正直 ”男らしいスーツのきこなし” が一番わかりやすくできる人だと思っています。

 

そんな彼がBlack Suitの中に着るのは6人の中で唯一のカラーシャツダークグレーのそのシャツに黒地に細い赤のラインが入ったネクタイをしています。

 

基本的に色は暗ければ暗いほど締まって見えるので、スリムに見せたければオールブラックにしたり縦を強調する細いストライプにしたり、逆にコントラストの強い白でジャケットの黒の力を増幅させたりします。

ですが、慎ちゃんのSixTONESの中での個性と特別なかっこよさはがっしりしたところにあるので、あえてジャケットの黒よりも少しだけトーンの高いダークグレーのカラーシャツを着ることで、体の厚みがかっこよく強調されているのだと思います。

 

ネクタイの幅もナローにせずレギュラーで行くことで、安定感が魅力として映ります。そして柄を見ても、細い赤いラインが広めの間隔で入っていることによって一定の太さが強調されるとともに、のっぺりとした印象を避けてくれます。

この差し色が赤でお姉さんのワンピースとマッチしてるところは、慎ちゃんとお姉さんのシーンがしんどい理由のひとつでしょう。

 

それから特筆しておきたいのは、慎ちゃんだけ、mv全編を通してジャケットのボタンを閉じたままだということ。

カラーシャツで体の厚みが強調されるのはもちろんいいことでもあるのですが、あまり見えすぎると”厚すぎる”方向にも行きかねないので、どんなに動く場面でもあえてジャケットは締める、という判断がなされたのではないかと個人的には思っています。

胸元だけで色の変化を見せることで、そのかっこいい厚みにときめかせる仕掛けかも知れません。ずるい!

 

 

松村北斗

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最後はお姉さんを仕留めにかかると思いきや一番こっぴどく振られてしまう不憫北斗さん。

 

ほっくんはなんと言っても肩幅が武器。ジャケットは特に”肩で着る”と言われるほど肩がかっこいいことが重要なので Black Suitの着こなしも完璧です。個人的にはスーパー樹タイムの後ろで踊るほっくんの肩幅が絶景。

 

あとはYoutubeで見れる私服からもわかりますが、ほっくんもまあ個性的な服が似合うこと。お顔がとにかく端正なので、クリーンな印象のものを着るよりも、ちょっと変化球的なものを着た方が面白いバランスが取れて目を引く印象です。

 

そんなほっくんが今回着ているのは黒地に(おそらく花柄の)総柄のシャツと同じ柄でペアのネクタイ

 

黒地の総柄はガラが悪く見えかねない難しいアイテムですが、ほっくんのお顔と身体付きのラインが綺麗なおかげでそうは見えません。

 

また、マルチカラーの総柄の場合、その色の中のひとつを差し色として取り入れるネクタイの組み合わせが多いと思うのですが、今回は同じ柄の対になったネクタイが選ばれています。

同じ柄になることでぼんやりとしたネクタイの立体感だけが残るので体の中心に深みが生まれ、ほっくん特有のどことなくミステリアスな雰囲気がすごく素敵に引き立てられていると思います。

 

メンカラでもある黒を隅々までかっこよく纏った、でも遊び心もあるスタイリングでとても好きです。

 

 

全員

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さあそして6人一緒がとにかく最強なSixTONESさん。(比較しやすくするためにあえてポーズは全く同じにしています)

 

Black Suit を使って6人全体の統一感が保たれる中、今回はさらに京ジェ・ゆごじゅり・ほくしんの 2:2:2 でスタイリングが意識されていると思います。

 

サムネの並びで言うと、

『白が映えるモノクロ柄で魅せるゆごじゅり』

『真っ白と真っ黒のどシンプルなコントラストで魅せる京ジェ』

『カラーで魅せるほくしん』

といった感じです。

 

左サイドゆごじゅりについては、こちさんのパートでも少し触れましたが、遠目から見ても白黒のミックスが基調になった柄の強さと、それを着こなせる細いけどかっこいい体格でペアになっていると思います。

 

そして右サイドほくしんは肩幅がっしり同盟でもあり、今回は”色で魅せる”担当をしっかり担っています。モノトーン気味なSixTONES全体に、少しの色で深みを足す役割。

 

最後。最高で最強の京ジェ。(贔屓目は許して)

SixTONESを 3:3 にすればほくじぇしんのがっしり組と、きょもゆごじゅりの細い組に分けられますが、 2:2:2 にすると体格的に同じ分類になる人がいないのが京ジェ。でもそれが京ジェの素晴らしいところ。なんてったって背中合わせになった時のあのフィット感…!!!世界一完璧な10cmが京ジェの間の10cmです。

そのバランスの取れた体格差のある京ジェがセンターになることが最初から想定されていたからこそ、2人にはあえてシンプルど直球且つコントラストの強いスタイリングがなされたのだと思います。

 

 

このようにして個性の際立たせ方も、6人のバランスもコンセプトと調和しつつ素晴らしい、Strawberry Breakfast mv衣装。

そんな衣装で本来のかっこよさが一層輝く6人が、またさらに最高な動きや表情を見せてくれるからこそ、このmvはこんなにも私たちの心を掴む”夢””幻想”とも称されるのだと思います。

いつか本当にred carpetを歩くSixTONESを見る日まで、何度だって主演女優賞にescortしてもらえるこの映像の幸せを噛み締めたいです。

 

 

【ザ・少年倶楽部

さて、すでに7000字を超えていますが() 少クラのStrawberry Breakfast衣装も本当に大好きだったので考察。

こちらはベースがDance All Nightの披露にも使われた衣装なので、曲のコンセプトにガッツリ合っていてかっこいい、と言うよりは、とにかく6人に似合ってるしバランスが絶妙でかっこいい、と言う意味で素晴らしい衣装だと思います。

1人ずつ考察していきます。

 

 

ジェシー

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素材の力でなんでも着こなすジェシーさんのこの衣装最大のポイントは、チェック×ストライプの超高難易度の組み合わせ。

しかも線同士の間隔が狭く、ごちゃっとした印象になりかねないチェックとカラフルなストライプの組み合わせなので、体のバランスが整っていないと本当に "着られてしまう"  衣装です。

それをリラックスした空気感で纏うからジェシーさんには本当に脱帽。肩幅も身長もきちんとあるからこそ、柄に飲まれることなく着こなせているのだと思います。

 

そしてボリュームのあるロングジャケット着る際には、ボトムスはスキニーの方が絶対失敗がないのですが、ジェシーが履くのはゆるいシルエットのレザーパンツ

レザーの質感で締まりは生まれますが、レザーが故の強さやゆるいボリュームに負けないのはやはり身長があるからです。

 

上下ともにゆるめのボリュームなのが気にならないのは、ジャケットを完全に右側に寄せた状態でベルトを留めるこの面白いデザインのおかげだなとも思います。個人的にとても好きなデザイン。身長があったらこのジャケット着たいもん…((身長があったら))

 

それから基本モノトーンの6人の中で、ほぼメンカラのストライプを担うのがジェシーというところも、この衣装のまたにくいポイント。SixTONESを背負うのはやはり我らのセンター ジェシー………

 

 

京本大我

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この衣装が好きすぎる

本当に。これを着てる時の大我さん、オールバックなのも含めて大好きなんですけど、トークの時から本当に好きで。初見は「フィッシュネットっっっっっっ!?!?」と叫びました。本当に。すごい叫んだ。

 

ベースとなるインナーは普段の大我さんも好きなゆるっとしたカジュアルなTシャツとボトムスのシンプルなスタイリングですが、このリブのハーネス風なパーツがついたフィッシュネットニットが本当に天才。

 

ざっくりとした編み目から透けて見える白い肌がまあ素晴らしいこと。

しかもただのフィッシュネットだと華奢で頼りない感じが強調されかねないのですが、太いリブが身体の中央に位置することで、男らしさを損ないません

 

さらに、このリブがゆとりのある長さで付いていてダンスに合わせて動くので、ダイナミズムも生まれます。完璧。

大我さんの繊細かつ強いところを生かすのにこんなぴったりな方法があったのかと、拍手喝采でした。

 

Imitation Rain白衣装が好きなように、私は素材違いで魅せるワントーンのコーディネートが好物なのですが、このスタイリングは大我さんの魅力をしっかり引き出しているのとともに、ワントーンコーデの大成功例の一つでもあると思います。大好き。

 

 

松村北斗

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今回の衣装、一番着ているメンバーの個性が爆発しているのがほくじゅりだと思うのですが、先にほっくんの考察。

もうこの衣装、私服でもおかしくないレベルに松村北斗を叫んでいると思います。スタイリストさんから買い取った?買い取ってて欲しいな?(願望)

 

シャツonシャツのスタイリングは、シャツ単体の個性が強い古着のようなシャツの良さを生かしたり、カジュアルな印象を強めたい時に効果的です。

古着かどうかはわからないのですが、この衣装の要となるプリント柄のシャツはちょっと和の要素も感じるパンチがあって、シルエットもだいぶ大きめなのでこのスタイリング方法がとても素敵だと思います。

 

あとシンプルに柄の雰囲気がほっくんにすごく似合う。スタイリストさん、見つけた時からほっくんに着せると決めていたんじゃないかなと個人的には思います。

 

そしてこの衣装はボトムスも秀逸。oneSTパンフレットでも本人が ”細いパンツは動きが制限されて機能的に自分に合わない” と言っている通り、ほっくんのパフォーマンスはゆとりのあるシルエットの方が躍動感が増すように思います。

 

そのゆとりあるシルエットを実現しながら、アンクル丈より少し短いボトムにすることで、今回の6人全体に共通する適度なカジュアルさと軽やかさが保たれています。

この丈の絶妙さは相葉丈をちょっと彷彿とさせるところも好きです(あつまれあらスト担)

 

 

髙地優吾

 

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あざとこーち全開じゃん!が初見の感想だったこの衣装(※ものすごく褒めてる)

 

大我さんと違ってトークの時点では魅力を把握しきれていなかったのですが、これはとにかくベストが可愛いスタイリング。背中も合わせて4箇所ほどでギャザーが入ってリボンが出てくるめちゃくちゃ可愛いデザインです。構造よく見たいし普通に欲しい。

でも可愛さが強いデザインだからこそ、メンズでうまく着こなすのはなかなか難易度が高いと思うので、それ故のあざとこーち全開、という見解になります。さすがこちさん天晴れ。

 

そしてダンスの時はベストのリボンがひらひらしてわかりやすく ”可愛い” のですが、止まっている時はなかなか気づきにくいデザイン、かつシャツがまたなかなかパンチの強い柄なので、mv衣装考察の際に言った、「なぜそれをそんなにしれっと着こなしておいでで???」という気持ちが再来します。

 

また、この ”よく見るとすごいけどパッと見親しみやすい” 衣装を着こなせる髙地優吾が、ボトムスではレザーを履きこなすことで、SixTONESらしさのバランスをまた保っている人なのが、すごいなと思います。こちさん本当に万能すぎる。

 

 

森本慎太郎

f:id:aimingforsixtomatones:20210520142615p:plain今回の衣装の中でシャツ1枚で勝負する2人がしんじゅりなのですが、樹がとにかく柄で魅せているのに対して、慎ちゃんは柄と素材で魅せます。

 

ボトムスは光沢のあるレザー3人とマットなそれ以外3人で分かれているこの衣装ですが、トップスでも光沢感があるのは慎ちゃん1人。

しかもこのシルクっぽい質感に、何柄とも形容し難いプリントと何色とも言い難い色が掛け合わされてるからこのシャツはすごい笑 

個人的にはなかなか一枚で着ようとは思えない、ロングベストとかを合わせたいシャツなので、本当にSixTONES”衣装に着られない力” はすごいなとひしひしと感じます。

 

ただ、SixTONES”着られない力” が強いだけでなく、パフォーマンスの個性を生かすと言った意味でも、このシャツが一枚だけで慎ちゃんにあてられているのはすごく納得がいきます。

映像を見返してもらうとよくわかると思うのですが、6人の中で一際ダイナミックに舞い踊る慎ちゃんのリズム感が、このシャツの開放感のある動きに滲み出ています。

これこそパフォーマンスを引き立てる "衣装” の役割です。

 

そしてシャツの柄と素材感が主役になるため、全体的なシルエットはあえてシンプルに、ボトムスに大きめのポケットだけ配置して立体感を変えるバランスも秀逸だと思います。

慎ちゃんの体格なら、やっぱりゆるいレザーに大きいポケットでも衣装に着られることがないわけです。
 

 

田中樹

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とにかく柄がすっっっっっごい樹さん。もうほんとにこんなの着れちゃうのびっくりしちゃう(おばちゃん人格登場) 

 

先に書いたように、とにかく樹さんは細くて華奢に見えかねないので、エストマークをされているところをほとんど見ません。でも今回は緻密かつ縦横無尽に配置された柄のパワーで存在感と強さが存分に強調されているのでシャツはしっかりイン。そしてボタンもピッタリ上まで閉めています。

 

これはボトムスのワイドなシルエットとバランスを取るためでもありますし、着崩すところとかっちり着るところの緩急を絶妙に操る樹さんの個性がバチバチに現れたスタイリングです。

また、ボタンを上まで止めているのは柄シャツ同士で対になる慎ちゃんとしっかり差別化する意味もあると思います。

 

本当にこのスタイリングで服と相乗効果で魅力を高め合う樹さんのスペックが恐ろしいです。樹もモデルのお仕事来ないかな〜

 

 

全員

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 1人ずつデザインを描き起こした後に並べてみて、やっぱりめちゃくちゃ好き〜!となったこの図。

バランスを見ていくと

 

『柄のパワーで魅せるほくしんじゅり:構造的面白さで魅せるきょもゆごじぇ』

『レザーのボトムスの強さが光るゆごじぇしん:素材感はトップスで魅せるきょもほくじゅり』

『ウエストマークありのゆごじぇじゅり:トップスはルースなきょもほくしん』

『モノクロ兄ズ:色を纏う末ズ』

 

と、柄、素材感、シルエット、色味、とさまざまな面で対比が生まれ、かつ調和がとられていることがわかります。

 

この、6人それぞれの個性を活かしつつ、パフォーマンスのクオリティーも高め、6人が揃った時の印象を最高のものに仕上げる役割を担える衣装が私は本当に好きです。

 

 

 

Afterword

とんでもないサプライズやプレゼントだらけの2021年5月、スペシャル月間。

 

その最中に公開されたStrawberry Breakfastという曲の2つの魅せ方において、衣装がこんなにも素敵なのはなぜだろうと、このぶろぐを書くにあたってたくさん考えました。

だっていくら私の好みの問題とはいえ、Imitation Rain白衣装ぶりに本気で描きたくなったデザインが同じ曲のためのものなんて偶然、なかなかな確率です。

 

そこでたどり着いた結論は、Strawberr BreakfastがSixTONESのアイドル性をものすごく象徴している曲だから、というもの。

 

初めてmvを観た時から”このmvは全てのオタクのどこかに刺さる”という確信があったように、そしてその証明かのようにこんなにも早く再生数が伸びていくように、Strawberry BreakfastはSixTONESのアイドルらしいカリスマ性をものすごく引き出している曲だと思います。

街を歩きながらフラれていく親しみやすさと、非日常的なキラッキラのかっこよさを両立させたmvが似合うこの曲は、アイドルが愛されるために必要な素質が隅から隅まで詰め込まれている気がします。

そして私は、そういう”アイドル”であるSixTONESの、”アイドルとしての服の纏い方”に無性に惹かれるから、そのアイドルらしさを引き出すこの曲の衣装が2つとも、こんなにも好きなのかもしれないと思いました。

 

 

また、久しぶりにこんなにときめく衣装に出会えたのとともに、このスペシャル月間中、SixTONES STory で紹介される様々なスタイリストさんの言葉によって、SixTONESと衣装がどれだけ良い関係にあるか、明確に証明されていくこの時間が私は本当に幸せです。

特にこの2つのプロからの言葉は本当に感動したもの。

だいたいフィッティングは色々試したりと時間がかかることが多いのですが、SixTONESの皆さんは全員一発で決まることが多く、着る側の自信と経験、洋服に着られないバランス感覚などそれらが6人中6人にあるってとんでもなくすごいことだと思います。

個性がはっきりしているので衣装をイメージしやすく、強めのデザインでも着こなしてくださるので、グループの統一感もあり、要は何をご用意してもSixTONESになり、しかもカッコいい。スタイリストにとってこんな頼もしいことはありません。

 

自分たちの音楽、そして世界観をとことん大事にするからこそ、その音楽を引き立たせるために欠かせない ”衣装” というピースも、類稀なる着こなす力とバランスで輝かせて、自分たちがさらに輝くために使ってくれるSixTONESが本当に好きです。

お洋服、特に衣装は、着る人の魅力があってこそ輝くものだから。

 

まだまだ未熟者で、ファッションの世界で学ぶことだらけの私の勝手な考察なので本当の意図を汲み違えているところもあるかもしれません。

でもこの考察くらい、考える余地があのSixTONES衣装たちにはあること、そしてその素敵さに少しでも”気づくきっかけ”になれば幸せです。

 

 

12500字!本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

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邦ロックスト担アンケート集計結果

 

ごきげんよう、aimです!

そして大変、大変、長らくお待たせいたしました!

3月末に突発的に始めた邦ロックスト担アンケートの集計結果発表ぶろぐです!!!

 

調査内容を欲張りすぎて超大作のブログになりましたが、大変興味深い結果なので是非最後まで、お好きなところに飛びながらでも読んでいただければなと思います。

 

回答してくださった方に限らず、邦ロックが好きな方であればめちゃくちゃ楽しい結果だと思いますし、邦ロックに縁がなくとも、SixTONESをきっかけに新たな音楽との出会いが必ずあると思います。

是非おうち時間の足しにでもしていただければ。

 

目次

 

 

 

 Prologue: アンケート概要

 

ジャニーズの中でも他界隈出身者が多いと言われるスト担の中に確かに存在する邦ロック層。

そんな邦ロックが好きなスト担には一体どんな傾向があるのか、どんな考えを持っているのか、そしてどんな願望を持っているのか。

自身も邦ロックを愛してやまないスト担である私 aimの超個人的な興味のもと開催に至りました。

(私の邦ロック遍歴が気になる方はこちらのブログを参考にしていただければと思います)

aimingforsixtomatones.hatenablog.com

 

 

アンケートは2021年3月13日から21日までの9日間、私のTwitterを通してGoogle Formsで実施し、合計240名の方に回答いただきました。

邦ロックが好きなスト担が確実に”いる”ことは分かっていたけど、まさかこんなにも集まるとは……

回答いただいた皆さん本当にありがとうございました!!!

 

今回の開催にあたって、”邦ロック”の定義はとてもゆるく広く設定してあります。

例えばJ-POPだと分類する人がいるかもしれないSEKAI NO OWARIや米津玄師やヨルシカも、彼らが”バンド”という言葉を発することがある以上、私は邦ロックに入れてもいいと思っています。

ですので回答される方が”私の好きなアーティストは邦ロックのジャンルに当てはまる!日本のバンドだ!ロックだ!”と思っていれば回答可能とさせていただきました。

 

このように間口を広げたために、私 aimの守備範囲を超えたバンドについて、分析や読解が及んでいない点もあるとは思います。ですが広く楽しくアンケートを開催したかった結果なのでご理解いただけると幸いです。

 

また、想像を超える熱量とボリュームの回答を多数いただき、集計技術や考察が及んでいない点も多々あると思いますが、温かい目で読んでいただけるとありがたいです…

特にバンド名や曲名の表記の確認が至らない点があったら本当にすみません…存じ上げなかった曲名等は完全に皆さんの回答を正式表記として頼りにさせて頂いてます…

 

とにかく音楽への愛と熱量が溢れたこのアンケートの結果、たくさんの方に楽しんでいただければと思います!

 

(時々皆さんの回答の引用にくっついて現れるグレーの小文字はaimの勝手な感想として生暖かく見守ってください笑)

 

 

 

1. 邦ロックスト担ってどんな人?

まずは大まかなデモグラフィックから。

 

Q.1)年齢層

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半数が20代という回答はスト担アンケートによく見られる傾向だと思いますが、30代以上の方の割合が3割近いというのは邦ロックを絡めたアンケートだからこそかなと思いました。

 

 

Q.2)性別

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一方でこちらは割とお馴染みの比率 笑。邦ロック絡めたらもっと男性ファン出てくるかな!?と思ったのですがアンケートに答える文化の浸透度はやっぱり低いかもしれないですね…

 

 

 

2.邦ロックスト担の邦ロック愛

Q.3)好きな邦ロックアーティスト

持論として3組まで聞かないと広い邦ロック界隈のどこに生息してる方なのかわからぬ!というのがあるので3組まで回答可にしたこの項目。

いや〜バンドって邦ロックに絞っても世の中にこんなにいるんだね!!!(語彙力)

集計結果はこちらです。

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王者ワンオク……やっぱり世界規模のバンドですね。

そして2013年〜2017年くらいに一番邦ロックにハマっていた身からすると、そうか時代はKing Gnuなのかとちょっと遠い目になりました笑

でもちゃんと上位にいるRADやBUMPもさすがだなあと思ったり。

セカオワBIGMAMA・RADを上位3つに掲げる私としてはBIGMAMA 5票もとても嬉しかったです!MAMAファン強く生きようね!(意味深)

 

ちなみに上の表は2人以上の方から名前が上がったアーティスト。回答者がお一人だったアーティスト一覧はこちら。皆さん是非仲間を見つけてください。この人たちみんなSixTONESも好きなんだよ!←

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Q.3-1から3-3ではこれらのバンドが好きな理由も募ったのですが、皆さんの溢れるバンド愛、読むのがめちゃくちゃ楽しかったです。集計者の特権として、新しいバンドの音楽との出会いがあったり、名前しか知らなかったバンドへの印象が変わったりとありがたい経験をさせていただきました。

 

総合的に見ると

・曲、声、歌詞が良い、かっこいい

・世界観

・メンバー(人格・言葉・考え方・生き様・メンバー関係)

・ライブ・ライブへの姿勢が好き

・ファンへの想い・ファンとの関係

・人生に与えた影響

という回答が好きなところとして多く上がりました。

 

全部紹介できないのが残念ですが、素敵なバンド愛をいくつか引用させていただきます。順不同です!

 

BUMP OF CHICKEN

陰・内側を向いている歌詞。笑って過ごすことやポジティブを強要しないところ。
いつもリスナーに色々なメッセージを届けてくれて、こっちが力をもらってありがとうと言っても、それは曲を見つけた君の力なんだよと、自分達は自分の足できちんと立って歩けることを教えてくれるところ

aurora arkツアーのライブ映像がNetflixにあるからみんな今すぐ見てBUMP(特に藤くん)の優しさに包まれてくれ(宣伝)

 

back number

学生時代の思い出はback numberと共にありました。聴く曲によって思い出すシーンがたくさん。新曲が出るたび、ワクワクして心躍ります。

  

Acid Black Cherry

yasuの歌唱力の高さとビジュアルの良さ。 歌詞のド直球のエロさ、しかし嫌らしくなく色気として昇華されているところ。 聞くだけで強い女になれる楽曲の数々。 yasuの美しい見た目から放たれるコテコテ関西弁のギャップ。

  

GLAY

歌詞や歌声が前向きで暖かい。ギターのリフや、メロディアスなベースも良い。そしてメンバー4人が本当に仲が良く、高校生の夏休みみたいなノリが何十年も続いていて、解散しないバンドを自ら公言しているので、安心して応援できる。

”解散しないバンドを自ら公言している”というところに衝撃を受けました…とんでもない覚悟…

 

スピッツ

歌詞、曲、声、演奏、全てが刺さる。心の琴線に触れる感じがする。初めて聞いた瞬間に涙が溢れてくる曲もあれば、何度も聞いているのにある日突然意味がわかって愕然とする曲もある。私の心の一番柔らかいところを支えてくれているバンド。

 

RADWIMPS

まず人に寄り添うことができる人柄、歌詞、歌声や音楽に魅力を感じました。人柄についてはLiveでの言葉が有名ですが、自分の感情の分岐点であったり、何かにすがりたい時に力になってくれる言葉があります。どの感情になったとしてもRADWIMPSの曲のどれかに助けられます。また、歌詞はその時の状況で受け取り方が様々で、(いい意味で)押し付けがましくないように感じています。歌声や音楽に関しては好みですが、言葉では言い表す事ができない落ち着きがあると思います。
何より、“4人”にこだわる姿を今回のアルバムでも見受ける事ができました。SixTONESとの共通点のような気がして、私がSixTONESに引き寄せられたのは必然なのかもしれないとも感じます。
人に寄り添う姿勢を音楽で伝えてくれるそんな姿勢に今尚魅力を感じ続けています。
宗教なので理由とかないです(全てが好き)!

wimperとして個人的にめちゃめちゃ刺さった紹介で、特に2つ目は読んだ瞬間めちゃくちゃ笑顔になりました。そう。やっぱりRADは宗教。シンガポール公演にまで行っちゃうほどのwimperな大我さんは同じ宗派!(暴論)

 

東京事変

化け物かつ変態のあつまり感。アウトプットの全てがかっこいい。シンプルにめちゃくちゃ楽器が上手い。
才能人の皆さんが音遊びを心から楽しんでいる所

  

トロール

なかよしおじさんの緩いけどおしゃれな音楽

”なかよしおじさん”が絶妙に的確で大好きな表現でした。おんがくすきなおじさんはかわいい。

 

L'Arc〜en〜Ciel

1stSGの「Blurry Eyes」を歌うhydeの綺麗なお姉さんみたいな姿と、透き通るような存在感があるのに骨太でもある歌声に惚れた。低音の響きとファルセットのギャップに当時驚いた記憶です。 てっちゃんが作るポップなのにROCKな楽曲は、ラルクだからこそ生きるサウンドだと思うので大好きです。日本のロックバンドには他にあまり居ないタイプで、影響を受けている方は沢山いますが、歌声も曲の運びやサウンドも唯一無二だと思います。 ライブにいけばファンが楽しめる演出も沢山してくれるのが嬉しくて、サウンドが鳴り始めた瞬間に一気にラルクの世界観に引っ張られるけれど、その中で年齢性別問わず誰でも楽しめるようにしているんだろうなと毎回感じるので、曲を聞くのもステージを見るのもどちらも楽しめるところがいいなぁと思います。 ちなみにV系全盛期と活躍時期が被るためV系に間違われることがとても多いですが、完全なるロックバンドです。V系と説明するとリーダーが怒ります笑  

思いっきりV系だと思っていたので大反省。とってもわかりやすく魅力が伝わる素敵な紹介でした。

 

King Gnu

出す曲全てを毎回カッコイイ、好きだと感じるから クラシックを中心に長く音楽に触れてきた人が邦ロックシーンに焦点を合わせて自分のカッコいいと思う事をやっている、という姿勢もカッコイイ

 

9mm Parabellum Bullet

9mmってすごいんですよ。 「さっき、そこで人殺してきました」 みたいな人達がゴリゴリにかっこいい演奏したかと思ったら、急にメロンパンみたいなMCするんです。 ホント、全人類にみてほしい。

個人的に一番笑った回答かもしれない笑 的確すぎて大好きです。曲自体もかっこいいのにどこか歌謡曲っぽい良いダサさがあったり、9mmは唯一無二ですよね…YOASOBIのAyaseさんも影響を受けていると最近知って超納得でした。

 

SUPER BEAVER

ライブの熱量がとにかく凄い。渋谷龍太のMCで泣いてしまう。フェスでMCの内容使いまわししてても毎回泣いてしまう。もう一種の病気だと思う。柳沢亮太の作る大人になったら当たり前だと思い込んでいて見落としがちな社会への疑問や不満が書かれている歌詞がとても好き。このまま自分の信じた道を進んでいいんだとか思えて自己肯定感爆上がりする。

 

打首獄門同好会

普通に考えて曲の題材にしないテーマを曲にしてしまうところ。恋愛をテーマにしないところ。大人たちが音楽を本当に楽しんでいるのが伝わってきます。

 

SEKAI NO OWARI

ポップにもダークにも振れるところ。メンバーの仲の良さ(というかあの絶妙な関係性)。ライブの世界観。変わらない為に変わり続けているところ。

”変わらないために僕らはいつまでも変わり続けるよ”と歌われるアースチャイルド、SixTONESに重ねようと思うとめちゃくちゃ重なる曲でもあるのでスト担みんな聴いてほしいですね…(宣伝)

 

10-FEET

熱くて優しい。本当に優しい。うまい下手じゃなく心に響く声や言葉がすき。ファンの性別も年齢層もバラバラだけど本当にワンマンライブのアットホーム感や一体感にはしびれる。

 

ストレイテナー

各人のレベルが天元突破なバケモノ集団。互いへのリスペクトと信頼があるからこそ完成される楽曲。アコースティックナンバーからダンスチューンまで彼らの世界の中で展開されていく圧巻のスキルと世界観。夏の夕暮れは彼らのためにある。あと同世代の横の繋がりを大切にし続けているところ。めっちゃ対バンイベント行きました。

”夏の夕暮れは彼らのためにある” という表現に息を呑みました。

 

ハンブレッダーズ

こちらが恥ずかしくなるくらいに青臭いキャッチーな歌詞と聴き馴染みのいいメロディーライン。ヘッドホンの中は宇宙!

 

Mr. Children

ミスチルがきっかけで邦ロック沼に落ちました。人生における哲学そのものです。 歌うように踊るドラム、主張しないのにきちんと仕事をするギター、突然表舞台に立つベース。そしてなにより、4人で音楽をすることが楽しくて楽しくて仕方がないという表情。そのすべてが大好きです。 京本さんが表立って「ミスチルが好きです!!」とお話されているのを見て、SixTONESの歌心に信頼を置くようになりました。

 

Base Ball Bear

何年経っても色褪せない小出祐介節の散りばめられた歌詞、リズム隊が目を合わせる瞬間

”リズム隊が目を合わせる瞬間”にわかる〜〜〜!となりました。ベボベはメンバー間の空気感込みで最高。

 

WEAVER

宝石箱を開ける時の高揚感に似た、音の遊び心が旋律に詰まっている所。スリーピースであるが、三つの楽器だけの音色とは思えない音の重なり方が深く響く。歌詞の紡ぎ方も、絵本を読む様な美しい言葉の重なりが魅力的。またライブでのアレンジ力が、完成された音を再構築する様な音の無限の可能性を解放している所。ピアノロックバンドという新たなロックの可能性を広げ続けている所。 

 

MAN WITH A MISSION

サウンドが大好きなのと歌詞が沁みること。「FLY AGAIN」や最近だと月9主題歌になった「Remember Me」がおそらく一般的に聞いたことある人が多いのかも?と思いますが、ファンに人気の「Emotions」や「フォーカスライト」など強く生きようと思わせてくれる心に響く曲が沢山あります。国内外のアーティストとのコラボ楽曲も多数あり、ROCKの中でも色んな側面をみせてくれるバンドです。 大きな会場でのライブも楽しいですが、どんなに有名になっても小さい箱でのライブを絶対やってくれるところが好きです。当然ながらチケットは激戦すぎて毎年ほぼ取れないですが、それでも国内外問わずいつもファンの近くにきてくれることがとても嬉しいです。 ボーカルタナパイを中心に復興支援やボランティアにも凄く積極的で、物販などでもそういうエリアを必ず設けて、訪れる人達が見て触れて色々考える場を提供してくれるオオカミ性に富んだ素晴らしい方達。

 徹底してオオカミとしてご覧になっている”オオカミ性”の表現がとても好きです。

 

米津玄師

タイアップ力がすごいと思う。ドラマや映画を盛り上げるだけじゃなく、曲を聞くことで考察が深まったり世界観をより理解できる。ドラマや映画を見ずに曲だけを聞いても名曲。

 

KANA-BOON

自分の陰の部分に関して初めて共感できた。 それ以来、歌詞をあまり重視せず音楽を聴いていることもある自分にとって、珍しく歌詞が好きというという理由で好きなバンドであり、邦ロックにおける原点。 あと韻を踏むというか言葉遊びが好き。

 

androp

楽曲の世界観と空気感(詞の言葉選びも音も全て)。大好きだ最高堪んねえ、って感じよりも、とりあえず聴きたくなる生活の一部にしたくなる音で溢れているところ。音楽が愛おしくなる。

andropの柔らかい魅力がめちゃくちゃ素敵に表現されてるなあと頷きまくりました。

 

ポップしなないで

微炭酸のソーダ水を飲んでいる感覚になれるから

 

マカロニえんぴつ

情けなさが好きだなと思う。

 

星野源

源さんはJ-Popだと思うのですが、「生きてただ生きていて 踏まれ潰された花のように にこやかに中指を」(アイデアより抜粋)という詞を書ける人をロックと言わずしてなんと呼ぶかという気持ちで挙げさせていただきました。そして、音が楽しいとかいて音楽の意味を理解できる源さんの音楽が大好きです

まさにこういう思いを求めて邦ロックの定義を回答してくださる方に委ねたんです!!という回答。とても素敵です。

 

マキシマムザホルモン

大学時代の思い出が蘇るし、息子を出産する時にかけてもらったほど、全ての感情が曲にのり一点に集中出来るから 

”ホルモンとともに迎える出産”が衝撃的すぎて引用せずにはいられませんでした笑 最高です!息子さんも一生のエピソードになるだろうなあ…

 

 

Q.4)邦ロック歴

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スト担歴より邦ロックを好きな期間の方が長い方が多いだろうなと思っていたのですが10年以上が約半数という結果には驚きました。一方で半年以内の方もいるのが新鮮。音楽との出会いはいつ来るか本当に予測不能です。
 

(Q5. 邦ロックを好きなスタンスについてはQ.14とともに比較して紹介します。)

 

 

 

3. 邦ロックスト担とSixTONESの関係

Q.6)SixTONESが初ジャニーズか否か

他界隈ホイホイの印象が強いSixTONESは果たして本当に記念すべき初ジャニーズの座を獲得しているのか?という質問。私自身が根底に嵐がいる邦ロックスト担なのでそういった同志の割合を知りたかったという意味合いもあります。

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初ジャニーズをSixTONESに捧げた方が過半数は超えたものの、正直6、7割行ってもおかしくないのではと思っていたので、意外な結果でした。邦ロックファン、実は思ってるより守備範囲が広いのかも。

 

 

Q.6.5)SixTONES以外のジャニーズ掛け持ち先(過去に好きだったタレントも含む)

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(デビュー順にしようと頑張りましたが途中で力尽きましたすみません…個人名と合わせてグループ名を書かれていた方はグループ票に換算させていただきましたのでご了承ください)

 

あらスト担兼邦ロック好きの皆さんいえーーい!!!という予想通りの結果はさておき。嵐の次にKAT-TUNが来るのは邦ロックスト担ぽいのかなあと思いました。あとはお兄ちゃんズの影響も根強そうですね。

 

 

Q.7)SixTONES内の担当

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箱推しつよし!!!バンドのファンなんて箱推しのようなもんですからね(暴論)納得の結果です。

そして次いで4分の1を占める京本担の皆様……京本担の私が主催したアンケートという影響も多少否めないとは思いますが、やっぱり同じ邦ロック好きとして惹かれる人は多いのだろうなと思います。

 

Q.8)SixTONESの好きなコンビ

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これも私が主催してる影響を否めませんが笑 やはり音楽を愛する人たちに訴えかけるのは京ジェの歌唱力だろうなと納得です。

次に多かったのがきょもじゅりとほくじゅりなのも比較的わかりやすく音楽に興味を示すメンバーたち(サブカルの松村・ヒップホップの田中)というように受け取れます。

 

 

Q.9)SixTONESに落ちた時期

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なんとデビュー後に沼落ちされた方が約6割。でびゅーってすごい(語彙力)

中でもおうち時間も増えたImitation RainからNAVIGATORまでの間に沼落ちされた方が多く、あの間も絶え間なく供給があったジャニーズやっぱりすごいよなあと感慨深くなりました。ライブができないと邦ロックの供給量って一気に減るからね………(涙)

 

 

Q.10)SixTONESを知ったきっかけ

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その他には B.I. Shadow時代から応援していて、舞台で観て、パーフェクトワールドを観てという回答等がありました。

 

Youtubeの強さは言わずもがなですが、次いで音楽番組きっかけの沼落ちが多いのは邦ロックスト担ならではなのではないかなと興味深く結果を眺めました。やっぱり音楽が気になってこそだよね、と。そしてそういう意味でもテレビでの露出が圧倒的に増えるデビューは大事だったんだなと改めて思いました。

 

 

Q.11)SixTONESに落ちた理由

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その他には 仲の良さ、北斗の私服などの回答。

 

!!!圧倒的楽曲!!!(そりゃそうだ)

やっぱり楽曲がよくなければ邦ロック好きには刺さりません。

続いて多い回答がパフォーマンスなのもライブありきのバンドが多い邦ロックを好きな皆さんだからかなと思ったり。

僅かな差ですがビジュアルより人間性が勝っているところも邦ロックぽいなと個人的に思います。

 

 

Q.12)SixTONESに落ちた時の率直な気持ちを簡潔に教えてください

一見なんのための質問?という感じかもしれませんが、邦ロックファンなら誰もが少しは衝撃を受けて抵抗しただろ!?という偏見を振りかざして笑 設けた質問です。

私自身、「きょもって呼んだら終わり…YouTubeチャンネル登録したら終わり…インスタフォローしたら終わり…FCなんてもってのほか…」と思いながらの沼落ちだったのでそういう人絶対1人じゃないでしょ!あの頃の自分愚かだな〜って振り返ろうぜ!な質問です笑

案の定、頻出語句は「まさか」「衝撃的」「いつの間にか・気づいたら」「ジャニーズ」

かぶるところもあると思いますが、みなさんが選んでくれた言葉をざっくり分けると 衝撃派・認めたくなかった派・ジャニーズへの偏見崩された派・気づいたら沼の派・納得して落ちた派

になったように思います。私は前半3派閥に近かったので納得して落ちた派の方々に少し憧れながら回答を楽しませていただきました笑

 

それぞれいくつか回答を紹介させていただきます。

 

衝撃派

ことばにならない…… 
5度見した
何このグループ…世界じゃん

 

認めたくなかった派

何となくジャニーズにハマったって認めたくなくて1ヶ月YouTubeのチャンネル登録をしませんでした。
まだ、まだ堕ちてない…と思いながら認めるまでの1ヶ月間毎日ストチューブを見て、松村北斗に関して検索していた。今振り返ると、完璧に堕ちた人の行動です。
うわ~、とんでもない過ちを犯したな。
ジャニーズにハマると時間が溶けることを知っていたから抗いたかった

 

ジャニーズへの偏見崩された派

ジャニーズ舐めてたなあ…
元々ジャニーズには歌の完成度を期待するものではないとをおもっていたので、「こいつら…中々やるなぁ」という謎の上から目線の気持ちでした。笑
こんなジャニーズいるんだ………

 

気づいたら沼派

好きになるわけもないという印象から気付いたらハマりまくってた。
気づいたら。まさか自分がジャニーズにハマるとは、、と思ったし周りにも驚かれた。
気づいたらアルバム買ってた 
気づいたら好きだった 毎日がSixTONES1色になって怖かった ほんとに怖かった……

 

納得して落ちた派

攻めの姿勢がみえるのが好印象だった
まさかジャニーズにハマるとは思わなかったが、バックグラウンドのストーリーを知ると納得した
この人たちは愛せると確信しました。
KAT-TUN6人期の強さを感じた、ライブパフォが上手い、デビューしそう
今まで推してきた人たちと愛の量が違うなって自覚した
これは推さなければ、という謎の使命感があった
 もっとこのグループの歌声を聴きたい、パフォーマンスを見たい
やっと出会えた

 

Q.13)詳しい沼落ち経緯

人の沼落ち経緯ほど面白いもの滅多になくない??という精神なのでついでに沼落ち経緯も聞いちゃお!という安直な質問。共感できるものから衝撃的なものまで、傑作選を紹介させていただきます。

全体を見た印象としてはJr.歴長いからこそのサブリミナルSixTONESの多さ半端ない!!!少クラありがとう!!!YOSHIKIさんありがとう!!!松村北斗顔が良い!!!音楽番組大事!!!自粛期間も無駄じゃなかった!!!沼落ちする人は基本ストチューブを2、3日で見終わる!!!八王子リホームつよ!!!というところ。

 

「こんな塩顔イケメン(松村さん)がジャニーズにいたの?」→検索→SixTONESって面白いんだなあ→パフォーマンス見てみるか→YTFF2018及びHysteria←沼

塩顔イケメンジャニーズ北斗さん、お顔の良さでSixTONES沼に人々を誘い込む率No.1でした。

 

生田くん目当てで少クラを見たら次にSixTONESがでて→これがJr.?→髙地くん!→京本ってこの子かぁ→弟?!→弟?!→めっちゃパリピなグループなのに髙地くんいるけど大丈夫?!→名前を検索→YouTubeをみる→パリピ怖い…けど気になる→YouTubeをあさる→同じ日の少クラを何回も見る→YouTubeを見る→沼

弟!?→弟!?の流れが秀逸すぎて笑 少しでもジャニーズを齧ってる人はみんなここのサブリミナルSixTONESで衝撃を受けますよね。

 

その日King Gnu目当てで見ていたMステに一緒に出ていたのがSixTONESでした。パフォーマンスをみてから誰なんだこいつらはとなり、YouTubeを見て、そこからズブズブと…約2日ほどであがっている動画全てを見ていました。それを終えた時にはもう、、完全に沼に浸かっていましたね笑

King Gnu目当てのMステと答えてくださった方が実は数人いらっしゃり…Mステやっぱすごい…バンドも積極的に出るの大事…となりました。

 

vs売りの相手方が勢いがあるということを知り、YOSHIKIを応援したいという想いから気にするようになった。BGMとして流れているのを聞いている内に耳に残る様になり、YouTube等でパフォーマンス、ストチューブを見ている内に、CD、DVDがほしい衝動を抑えきれなくなって買ってしまった。

こちらもたくさんいらっしゃったYOSHIKIファンのみなさま。本当にYOSHIKIさんとの御縁はかけがえのないものだなと思います。

 

以前からファンである友人から話を聞いていて、グループ自体はなんとなく把握していました。ツイッターのトレンドからWEGOとのコラボを知りたまたまポスターを拝見したところ、メンバーの顔と名前が一致せず、これだけ話を聞いていたのに何も知らないことをなぜか突然ショックに思い、その悔しさから自主的に調べ始め気づいたら…という感じです。

ツイ廃スト担〜!!!!!!トレンド入りは無駄じゃないよ〜!!!!!!(叫び)

 

ずっとジョアのCMから気になってはいたのですが、Happy Liveを見て、パフォーマンスや歌に圧倒されて気づいたらYouTubeを全部見て、NAVIGATORをフラゲしていました。

ジョア落ちの方も何人かいらっしゃって素敵〜!となりました。ギャップで落とされてる方が多そうな入り口ですね。今年も新たなジョア落ちが増えることに期待。

 

YouTubeでおすすめに出てきた1000円ガチャのジェシーの笑い声がイカレててそこから全部見て蓋を開けたら全員変な人で落ちました

全員変な人=落ちるの結論がめちゃくちゃ好きです笑

 

慎太郎君が結成日に行ってくれたインスタライブを見て、慎太郎君から滲み出る優しさと、メンバーとの仲の良さ、面白さに惹かれ、パフォを見てみたらジュニア曲のオラオラ感が堪らなく私に合い、グループについて調べてみると下積みや苦労があり、SMAPや嵐のようなメンバー愛を感じ、YouTubeを一気見しました。YouTubeの存在は大きかったなと思います。

慎ちゃんインスタライブ落ちめちゃくちゃ素敵〜!!!もはや羨ましい〜!!!と思いました。本当に優しい空間でしたねあの時間(遠い目)(アーカイブはどこへ)

 

ずばりずぶ濡れSixTONESからですね。ジャニーズって口パクとしか思ってなくて、歌っててもユニゾンでごまかしって思ってましたから。あの雨の音混じりのソロパートがなければ出会うことはなかったと思います。それからYouTubeでパフォーマンスを見て、京ジェのハモリにどっぷりつかりました。あとYTFFの気合い。あれは衝撃でした。ペンラの打点よ。トラベル動画で6人の関係性や過去を知って、これは傍観ではなく加勢しなければと思いました。なによりファンの世界へ広めたいって思いに背中を押されました。活動休止や形を変えてしまったバンドを推した過去があります。世間のブレイクは悲しいですがほんの一瞬です。見つからず終わることもあります。最後の1人になるまで応援すると願っても終わりは突然やってきます。そんな経験も、推すぜ!力になるぜ!の原動力になっています。

ペンラの打点よ。に笑ってたら後半のお言葉にガッツリ胸を打たれました…推せる幸せ…

 

学校のお昼の放送でImitation Rainが流れる→めちゃめちゃいい曲じゃん!→YouTubeで検索、のち色んなパフォーマンス動画に触れてみる→ジャニーズJrチャンネル含めSixTONESがでてる動画を漁りみる→もうここは沼。

お昼の放送でImitation Rainが流れる世代〜!!!怖い〜!!!嘘です羨ましいですなんてハイセンスなお昼の時間。

 

Mr.Childrenを見る目的だった紅白。SixTONESの登場シーンからなんだなんだこのかっこいい演出は😳と目が釘付けになりました。それまではジャニーズの新しくデビューしたグループなんだなぁくらいの認識でしたが、この日初めてちゃんと6人の歌を聴き、パフォーマンスを見てあ、好きかも と思ったのが始まりです。(歌い終わった後大泉洋さんに声かけられた北斗の照れ方を見て、なんか気になる人いる!!!ともなりました笑笑)その流れでカウコンを見て、これさっきと同じ人たちだよね?ってくらいの弾け具合に少し驚き😂ツイッターでもSixTONESが話題になってたので、人気あるんだな~どんな人たちなんだろう?とYouTubeを開き、人間性を知り、無事に沼へと沈んでいきました🥺

あの忘れられない大晦日(あらスト担さまざまな意味がこもってますすいません)落ちの方…!!!大泉さんのいじりも印象的だったのがとても微笑ましいです。

 

Imitation Rainが曲として好きで、SixTONESのメンバーの中だったら京本大我くんが一番かっこいいなと思って、少し気になり始めたところで、嵐が好きだったこともあり、入ってたジャニーズwebでデビュー後のブログを読んで「俺は音楽が大好きだ。」からのあの文章で元々自分が音楽が大好きで、音楽に救われてきたっておもっている人間だったので、まさに京本大我くんも同じだと思ってからは、ロックが好きだったり、言葉の選び方が好きだったりと好きなところしか見つからず、ズブズブと沼にハマりました。最初は京本大我くんしか興味がなかったのですが、YouTubeで他のメンバーも意外と怖い人たちじゃないんだ、あれ待って面白いこの人たち!と思ってからはすっかりグループのファンです。

大我さんの言葉落ちの方…素敵…あのブログは本当に号泣必至の永久保存版です。

 

元々邦ロックだけでなくフィギュアスケートも好きで、世界選手権も楽しみにしていました。しかし、新型コロナウィルスの影響で中止になり(毎年3月下旬にやっています)、覚悟はしていましたがショックで呆然としていました。そんな時に何となくYouTubeを開いてみたらSixTONESのImitation Rainがおすすめの1番上にあったので何となく聴き、関連動画にあったJAPONICA STYLEを聴いてみたら好みだったのでさらに関連動画にあったYTFF2018を見てみたら、ビビビっと衝撃を受けました。それまでアイドルをバカにしていましたが、アイドルにもこんなにすごい音楽をやっている人がいるんだ!と感じ、それまでアイドルをバカにしていたことを恥ずかしく思いました。それからJr時代の楽曲の動画を見てますます深みにハマりました。その後は新曲が出るのを常に楽しみにしています。また、SixTONESに出会ったことで音楽には優劣がないということに気づき、今まで聴かなかったジャンルの音楽もいろいろ聴くようになりました。

コロナの影響も悪いことばっかりじゃない!SixTONESが広げてくれる音楽の世界万歳!おうち時間中落ちの方本当に多かったです!

 

YouTubeのラパパンやジャポでハマったことに気づき、優しい運動会で沼り、車でカラオケ動画を見て自信を持ってスト担を名乗るようになった

”優しい運動会で沼り”がツボです笑 素敵。

 

ジャニーズとは全く無縁でしたが買い物中にImitation Rainが流れてきて、歌声に衝撃を受けて、すぐにスマホで歌詞を検索してみたらジャニーズ⁈とビックリしましたが、そこからいろいろと調べたり、音楽番組を見るうちに、あっと言う間に沼に落ちました。

買い物中落ちの方〜!!!沼はいつどこにあるか本当にわかりませんね()

 

2019年の夏のFNSジャポから。全員ミリしらじゃなかったので驚いた(中学の頃よく友人のアイドル雑誌の回し読みに混ざってたのと、スク革の話題もよくしていて毎週見ていたのでうっすら覚えていた)「FNSで興味持った方へ!公式YouTubeもあるので良かったら!(しかもURL付き)」的な感じのダイマツイートを見かけて色々な動画を見たらズドン!でした。あの時ダイマツイートしていた方々には感謝しかないです…それがなかったらつべの存在知らなかったので(当時ジャニーズはそういうの一切やらないイメージだったので、つべやってるの全然知らなかった)(割とマジでつべとか楽曲ダウンロードとかサブスクとかサブスクとかはガンガンやるべきですぞ事務所!)

ダイマツイート大事!Youtubeありがとう!サブスクとかサブスクとかサブスクも大事!

 

友人がキスマイ担でバカレアの映画を付き合って観たら、毎週欠かさず見てる内村さんがMCの番組スクール革命で見てる子がいて、この子保護しなきゃとなんかよく分からない欲が出て…みたいな

保護欲。推すに当たって大事。

 

SixTONESを特別好きなわけじゃなく、ただ深夜ラジオヲタとしてオールナイトニッポンを毎週聴いていたのが、今思うと始まり。SixTONES京本大我くんが圧倒的に見目麗しいことだけは知っていたが、謎なおじさんである京本政樹さんの息子をカッコイイと言うことに当初かなり抵抗があった。しかしデビューからだいぶ経った頃の生音楽番組でImitation Rainの高音ソロを聴いた時、堂々たる姿に突然落ちた。その後YouTube等でLIVEパフォーマンスを見るほど、京本大我くんこそ『本物』のアーティストだと確信。その後様々な文献で恵まれた肩書きと美貌を持ちながら誰よりも努力家であることを知るほど応援したくなった。

京様の”謎なおじさん”ポジションが非常に面白かったです。確かに謎と言われれば謎。

 

全く違う界隈にいて、松村北斗が気になると呟いた際、スト担たちに「是非!こちらの世界に」と言われて沼

沼に誘い込むプロスト担。

 

最初は「ジェシー面白いし気になるかも……」くらいだったのが、友達に「サブカル女だから多分松村北斗と相性いいと思う!」と言われ、YouTubeを見るうちに気づいたら松村北斗担箱推しになっていました……抗えなかった…………

””””””サブカル女だから松村北斗”””””” 最高

 

当時の彼氏と音楽番組みてたらSixTONESがでてて(NEWERAかNAVIGATOR)え、ジェシーに似てるね!って話してた直後に別れて、それから年末の音楽番組でよく見かけるようになって重ねちゃうから見ないようにって逆に意識しちゃって気になってしまってYouTubeで音楽聞いてたらチャンネルをみつけてJrのものから全部みてたら気付いたらFCはいってて沼落ちしてました。

大変切なく特殊で印象に残る沼落ちでした…

 

CDショップジャニーズコーナー担当者(アルバイト)の友だちのJr応援ポップ作成の手伝いを頼まれ、膨大な情報と向き合いました。作るのが楽しかったので。その後、映画、少年たちのチケットを渡されました。観に行きました。見終わってすぐ赤派か青派か問われました。赤派でした。そうと決まればこれでもかと布教されました。あれよあれよと情報を頭に叩き込まれた後、SixTONESさんがデビューするに当たって作成するポップを任されました。ここからですよね。というか、もうこのときには自発的に自然な流れでYouTube見ていました。完!

最後もめちゃくちゃレアな沼落ち方法!お友達ありがとう!

 

 

 

4. 邦ロックとSixTONES、運命の交点

ここからはSixTONESと邦ロックを並べて展開していきましょう。

 

Q.15)好きな邦ロックのアーティストとSixTONESに関連性や共通点はあると思いますか?

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ジャンルが全然違う分、比較する機会も少ないとは思いますしそもそも比較する必要がないと思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも私は自分の”好き”を並べてみたときに生まれる発見や感動はとても愛しいものだと思っています。きっと似ているところがあれば嬉しいし、全然違ったとしても、それぞれどういうところが好きか改めて自覚する楽しさがあると思います。

そんな質問にお付き合いいただいた皆様の中からいくつか回答を引用。どのアーティストについておっしゃられているのか回答全体と照らし合わせてわかる方は最初に明記させていただいています。

 

Q.15-1)具体的な関連性や共通点

回答全体を通して多かったのは

・メンバーが仲良し/信頼が厚い

・音楽愛/熱量/こだわり

・曲の良さ/曲がそもそもロックテイスト

・音楽の多様性

・圧倒的世界観

・表現力・歌唱力の高さ

・グループの背景・物語・苦労

・ファンとの距離感・関係性/ファンへの想い

・ライブ・パフォーマンスに対する熱意/姿勢

・進化し続ける・現状に甘んじない

・闇や負を表現できるところ

・ギャップ

といったところでした。

音楽愛や音楽における表現力の高さはもちろん、特に”邦ロック”と共通するところを考えると”闇や負を表現できるところ”というのは非常に納得がいきました。

一般的にアイドルといえばキラキラした圧倒的””陽””の空気感を纏った人たち。だからこそ邦ロックの暗さや荒々しさや繊細さが好きな人ほど、アイドルに偏見を持っていたり引け目を感じたりすることが多いように思います(私含む)。

でもそういう””陽””の要素も持ち合わせながら、SixTONESは””陰””の部分もカッコよく提示できる。それこそロックバンドのような人たちだなと、特に”弱さのない世界は強さとは無縁だ”と歌われるたびに本当に強く感じます。

 

以下、皆さんの素敵回答(順不同)です。

 

RADWIMPS

4人、6人にこだわる点に共通していると思います。
どんな形であってもそのこだわりを言葉や行動でファンに伝えてくれます。ファンはそれを信じ、自信を持って全員を推すことができます。
また、言葉の重みや説得力も似ているように思います。好きやかっこいいのはもちろんですが、2グループ共に対して尊敬が強いです。
またメンバー同士がお互いを尊重し許容している点でも共通していると思います。

 

NICO Touches the Walls

楽曲をここぞとアレンジするところだと思います。大半の楽曲をアコースティックバージョンも音源化していたり、ライブでもアレンジに溢れていています。30曲以上を40分かけてリミックスメドレー演奏したこともあります。
そして、アルバムタイトルにかけて大クイズ大会をしてみたり、生配信を終わらせたくなくてジェンガをやり続けたりなどなど、楽しく遊ぶメンバーがストチューブに重なります(笑)

 

メロディ、歌詞、歌声から、その情景やストーリーが浮かんでくるような、ただ歌ってるだけじゃなくて、訴えかけてくるものを感じるのが共通点なのかな〜と思います。
私はスピッツtacicaアジカンが好きですが、この3組は歌詞が詩的だったり、ストーリーを感じさせるものが多いです。私がSixTONESの曲で刺さるのも、そういう曲が多いです。
SixTONESは本当にジャンルレスにやってるイメージなので、楽曲の傾向についての共通点というか、幅が広すぎて何かしら共通点が見つかってしまう…という感じです。

 

フルサイズを聴きたいと思える歌声、歌詞、サウンド

TikTokでバズった音楽が評価されていくような時代に”フルサイズで聴きたい”と思わせることの重要性は本当に強く感じますね…

 

SixTONESRADWIMPSをはじめとする邦ロックで近いと思うのは世界観の提示の仕方です。シングルのタイアップではタイアップする作品などの世界観も出したりしますが、アルバムとして聴いた時に「自分たちはこういう音楽が好きです、表現していきたいです」と言われたような気がして、それは邦ロック界隈の感覚に似たようなものな気がしました。SixTONESの前にジャニーズに2-3年ハマったことがありましたが(その時はたまたまかもしれませんが)アルバムでは曲がバラバラの印象でこういうことは感じませんでした。Sonyさんも言っている「SixTONESの表現する楽曲」に表現の重きを置いている気がします。

 

THE ORAL CIGARETTES

「無理に応援しないところ」です。オーラルは人間の負の部分をエネルギーにするような歌を歌います。ライブのMCでは「俺らは弱いからロックを鳴らすし、ロックを愛している」と言ってました。自分のことを弱いって認めるのすごいことだと思うんです。どうしても見栄を張りたくなるし、見られる職業ならなおさら強くあるべきだという固定概念があると思います。でも、オーラルもSixTONESも逃げていいし俺ら弱いしって、音楽に救いを求めている人のそばに寄り添ってくれる人間性を感じます。 音楽に依存している私はそこに惚れてしまいました。

 

amazarashi

北斗くんのみはりのライブ演出は、amazarashiのそれによく似ていました。歌詞がスクリーンに降ってきたり大きく表示される演出と、コンテンポラリーダンスや飛び降り演出などの北斗くんのあの世界観には心底惚れました。amazarashiと北斗くんの世界観は割と似ていると思います。

 

ポルノグラフィティ

今出ている曲においては全面的に作詞作曲に携わっているわけではない。
ポルノグラフィティも最初はそうだった。
その点においても、ロックじゃない、バンドじゃない、って言われて悔しい思いをしてきた。
でもその魂だとか根底に流れているものはその程度のもので計れるものじゃないんだって、わかってるけど上手く言葉に出来ないし、そんな物差しで計られるくらいなら、こっちから離れてやるよ!みたいな口では言えない悔しい気持ちが溢れてしまうところ。

 

SUPER BEAVER

①過去たくさん苦労をしてきた(ビーバー→1度落ちてからの2回目のメジャーデビュー、スト→デビューまでの長い道のり)からこそ、ファンのことを大切にしてくれていることが伝わる。なのでファンでいれることが幸せ!
②音楽で正々堂々真正面から勝負しているところ
③最初は、いかつくて怖い、近寄り難いイメージを抱きやすい。笑 しかし実際はとても良い人たち。人として尊敬できる部分がある。

 

 (事変と女王蜂)人間のふりした化け物みたいな人がいること、グループとしての圧がすごい、アルバムを通して聞いても飽きないくらい曲調がバリエーション豊かである、グループとして曲もアートワークもお洒落
(BUMP)ほかほかしている、しれっとふざけるのが好きなところ(一時期BUMPは隠しトラックの方を熱心に聴いてたくらいなので、ズドンも大好きです)

隠しトラックとズドンの親和性に気づかせてもらって大笑いしました好きです笑

 

どのアーティストと言うよりかはSixTONESだけでロックフェスに出ているアーティストのジャンルをひと通り抑えているイメージ。基本的にフェスが好きで色んなジャンルを聞くので。Nulbarichとかはロックではないのかもしれないけれどフェスに出ていてしっとりした洋楽調が多いし、SKI-HIのようなラップ、僕僕はアイドルソングみたいだけどバンド曲なのでミセスとかにも近いような?うやむやはピアノロックなのでSHE'Sとか、STはロックだからドロスとか。アイドルだからこそ色んなジャンルができて楽曲が良いのでフェス好きにはたまらないのかな?と

 

そもそもバンドサウンドが強い曲が多く、ここでサークル作れるな、モッシュできるな、と思わせる曲構成が多いこと。フェスで見たいなと思うアーティストです。

 

わたしはSixTONESは北斗担ですが、わたしの大好きなUNISON SQUARE GARDENのギターボーカル斎藤宏介さんと、京本くんは音楽に対する姿勢にすごく似たものを感じます。
それは、誰より努力して今の自分を保っていること、がいちばんだと思っています。
本当は自信があるわけでもなくて、ネガティブになることももちろんあって、それでも大好きなことは譲れないという信念もあって、だからこそ一生懸命努力して、今の場所を見つけた。そしてその努力を続ける人。
そしてその努力の結果にきちんと誇りを持てるところ。
自分からアピールするのではなく、周りから努力家だと認められているところ。
また、斎藤さんは昨年より(スノストとデビュー日が同じ)XIIXという新しいバンドを始めましたが、"ユニゾンのボーカルが始めた片手間のバンド"という先入観をどうしたら拭えるのか、すごく考えて向き合って新しい音楽をやっています。その姿も、お父さんの名前を出されてしまう京本くんの思いにどことなく似ている気がします。
ちょっと不思議な世界を持っているところも、似てます(笑)
最後に、わたしはそんなUNISON SQUARE GARDENとXIIXどちらも100%でやるという斎藤さんと、SixTONESと俳優業どちらも100%でやるという北斗くんの姿勢に同じものを感じていて、だからこそ自分も邦ロックとアイドル、どっちも自分なりに100%で応援したいと思っています。

元々斎藤さんの親友の金井政人(BIGMAMA)が好きなのに斎藤さんにまで落ちそうですやめてください(嘘ですめちゃくちゃ好きです)

 

最初にハマったという自覚があったアーティストが[Alexandros]なのですが、その時も顔面が好きで、いまも松村北斗の何が好きか聞かれたら顔面と答えると思います。顔面が好きです。顔がいい男は最高です。(ちなみに日向坂46も好きなのですが推しは顔面が1番好きです)でも恋愛対象は顔面至上主義って感じでもないので不思議ですね……勿論北斗くんの言葉選びやファッションセンス、お芝居、価値観も大好きです。

 

星野源・米津玄師とは、人生の中で音楽に救われ、恩を返すように音楽を作る人たちという点が共通していると思います。特に、ジェシーの「音楽は裏切らない」この信念は2人もどこかで話していてもおかしくないと思います。
King Gnuは自分たちの音楽の美学を追求している点が共通していると思います。両者とも学者気質というか、学問のように音楽の世界を少しだけ拡張しようと研究しているように見えます。

 

 

Q.15-2)関連性や共通点がなくてもSixTONESを好きになった理由

こちらの質問の回答として多かったのは

SixTONESはあくまでもアイドルとして好き

・メンバーを元々知っていて懐かしかった

・これからを見守りたい

SixTONESはジャンルにとらわれないから

・ダンスを含めたパフォーマンスが好き

というもの。

こちらもこちらで納得の理由ばかりです。

特に”ダンスを含めたパフォーマンスが好き”という点、初めてSixTONESのライブを観たときに「こんなに踊って動いて近くまできて楽しませるパフォーマンスが…」と基本その場から楽器を持ったまま動かない(((例外あり))バンドマンたちに慣れている身として衝撃を受けたので強く共感しました。

 

以下、再び素敵回答の引用です。どれもめちゃくちゃわかる。

 

SixTONESはアイドルなので、ロックにこだわらずに幅広いジャンルに挑戦できる、していくだろうから。邦ロックも好きですが、HIPHOPR&B、J-pop、歌謡曲、レゲエ、EDMなど広く浅くですが色んなジャンルが好きだから彼らに期待しているのだと思います。

 

邦ロックは基本曲を聴いて好きだと思ってからアーティストを知ることがほとんど。SixTONESはどんな曲でも彼らのものにしてしまう業自体が魅力だと感じているので、言ってしまえばどんな曲でもいいんだなと感じています。もちろん好きな曲の方が嬉しいけれど。

 

パフォーマンス!今までアーティストを好きになる経緯ってまず、歌詞、演奏、だったのにSixTONESを好きになったのはパフォーマンス。歌詞を気にしたのは好きになった後。上手く言えないけど今までと逆だからこそ好きなんだと思う。

 

共通点や関連性がないと思う理由は、好きなバンドとSixTONESに対する自身のスタンスが異なるから。
好きなバンドはシンプルに彼らの音楽が好き(音楽以外の部分への関心が薄い。極論、そのバンドメンバーが不倫しようが薬やってようが音楽が良ければそれで良い)だけど、SixTONESは音楽性以外の部分(シンプルに顔だったり、バラエティの面白さだったり、6人の関係性など)も含めて興味があるから。
SixTONESはアーティストかもしれないが、わたしの中では邦ロックとは完全に別ジャンル。

 

 

Q.5&14)邦ロックとSixTONESを好きなスタンス【比較】

SixTONESに関しては”応援スタンス”とするのがしっくり来たのですが、バンドを”応援する”って感覚になんかムズムズしたので(伝われ)”好きなスタンス”、というちょっとわかりにくいワードを出しましたすみません。

めちゃくちゃフラットに言うと、どこまでお金使う?という質問です(極端)。

 

両方のファンである身として、バンドとアイドルではお金をかけるハードルが分野によって全然違うなと普段から思っています。

例えばバンドだったらFCに入らなくてもライブは行けるし、そもそもFCがないバンドだって多いです(最近のバンドはある人の方が多い印象だけど、売れてるバンドでもBUMPとか未だにないしRADもできて2年目)。それに対してジャニーズはまずFCに入らないとコンサートには行けない。”必要経費”の概念が全然違うと思います。

逆にバンドのために音楽誌を買う人って結構限られてる印象があるのですが、ビジュアルも好きになる大きな要因であるアイドルのために雑誌を買う人は多いように思います。

 

個人的なハードルの高さとして

【邦ロック】(低)曲を聴く→CDを買う→ライブに行く→フェスに行く→グッズを買う→雑誌を買う→FCに入る(高)

SixTONES(ジャニーズ)】(低)曲を聴く→出演作品・番組を観る→雑誌を買う→CDを買う→FCに入る→ライブに行く→グッズを買う(高)

という順かなと思っています(ちなみに両方全制覇している今となっては無用の基準)(石油王になりたい)

 

このような経緯からこの質問を設け、興味深い結果を得ました。

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まずやっぱり気になるのはFC加入率の差。やはりFCに入らないとライブに行ける確率がものすごく低いSixTONESのFC加入率は邦ロックアーティストの倍以上です。

それから”曲を聴く”と”CDを買う”の差がSixTONESの方が少ないのも、サブスク解禁されていないからこそだなと思います(何とは言わない圧力)

あとは雑誌を買う人の数の差もとても大きいです。ビジュアルを求めるかどうかという最大のポイントはもちろん、そもそもリリース時以外は紙媒体には出てくることが少ない邦ロックアーティストに対して、ジャニーズは毎月出る雑誌が多いから余計にハードルが下がるのかもなと考えたり。テレビ誌は音楽誌の半分の値段ですしね。

 

邦ロックもSixTONESも両方好きと言っても、やはり”どのように好きでいるか”には違いが出るものだなあと興味深かったです。

 

 

Q.16&17)好きなSixTONESの曲とライブハウスで聴きたいSixTONESの曲【比較】

鬼畜との評判だったこちらの質問…笑 全部好きなのは大前提として!大前提として聞きました。

そして集計をしながら好きな曲ライブハウスで聴きたい曲が必ずしも一緒ではない邦ロック勢の仲間たちにとても嬉しくなりました。そりゃあ好きな曲を生で聴きたい気持ちはあるけど、”””ライブで聴くからこそ好き”””な曲って絶対あります。

BIGMAMAだと荒狂曲シンセカイとか、RADだったらおしゃかしゃまとか(宣伝すな)

 

というわけで一覧表がこちら。

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Call meとLifetimeの圧倒的人気〜!?!?!?

私自身、和訳考察ぶろぐを書くほど大好きな2曲が邦ロック勢に人気のトップ2だとはまさか思わずめちゃくちゃ笑いました。みんな仲間。(ちなみに私は You&I、Lifetime、Call meを選びました。めっちゃランキング上位)

あとRAM-PAM-PAMとImitation Rainが好きな曲として同率なのはさすが邦ロックスト担と言いたくなりました。

そして更に面白いのが好きな曲とライブハウスで聴きたい曲を比較したとき。ランキング上位がRAM-PAM-PAM以外しっかり変わります(RAM-PAM-PAM強)

Rollin'もSTもS.I.XもSpecial OrderもIN THE STORMもギチギチのライブハウスで拳上げながら聴いてみたい〜!!!絶対最高〜!!!

でも集計結果を全体見渡すと、実はほぼ全曲満遍なく票が入っているSixTONES。だからこそこれだけ幅広く、他界隈出身者も虜にできるのねという気持ちに改めてなりました。

 

 

 

5. 邦ロックもSixTONESも存在するこの世界にありがとう〜邦ロックスト担大虚妄大会〜

現実的に交わることがそこまで簡単ではない邦ロックとSixTONES。でもちゃんと同じ世界に存在してくれてるし、私たちの脳内でならいくらでもいつでも交われるし!ということでみんなで楽しく夢を見たかったコーナーです。

 

Q.18&19)SixTONESに歌って欲しい邦ロック曲(6人全員&メンバーソロ)

正直このリストを作りたいがために私はこのアンケートをやったと言っても過言ではありません。去年 大我さんの妄想cover liveセトリを見ていても立ってもいられなくなったところから個人的にSixTONESに歌ってほしいリストを作成し(ツイート参照)

解説ブログ5本まで書いた私()そのときたくさんの邦ロックスト担の皆さんに共感していただいて楽しかったのでみんなで最強のリストを作ろうぜ!!!という集計結果です。

 

誰に何が刺さるか分からないのでここはあえて厳選することはせず、明らかに邦ロックではない曲以外は全てリスト化しています。

総勢194アーティストからたぶん倍以上の曲数!!!(数える力は残っていなかった)

 

同じ曲をあげてらっしゃる方でも当てたいメンバーが違ったりして、たくさんの回答を一度に集めたからこその面白さが生まれたのではないかと思っています。

なぜその曲をSixTONESに、もしくはメンバーに歌って欲しいかの理由も素敵なものがたくさんあって本当に皆さんプレゼン上手だなと思ったのですが、あまりにも数が多いのでここでは省略させていただきますすみません。よかったら引リツとかで思いっきり語ってください…

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横軸でアーティストごとに見ても楽しいし、自担の欄を縦読みして片っ端から聴いていくというのもめちゃくちゃ楽しいと思います。私ももっとじっくり大我さんの欄を聴いていく予定…

 

 

Q.20)SixTONESと関わりを持って欲しい邦ロックアーティスト

こういうツイートが定期の人間なので

この質問もめちゃくちゃ聞きたかったやつ。

せっかくならこの際楽曲提供に絞らないコラボを想像してもいいんじゃない?ということで、関わりを持ってほしい邦ロックアーティストの名前だけでなく、どのようにSixTONESと関わってほしいかまで募集しました。

 

こちらの結果もとても面白いことに。

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上の表が2人以上の方から名前が上がったアーティスト。回答者がお一人だったアーティスト一覧はこちら。

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ここまででもたくさんのアーティスト名が上がったのは一目瞭然なのですが、面白いのがこのコラボしてほしい邦ロックアーティストの集計結果と皆さんが最初に書いてくださった好きな邦ロックアーティストの集計結果を比較したとき。

好きな邦ロックアーティストの上位41組で比較したグラフがこちらです。

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好きなアーティストとコラボしてほしいアーティストではまず1位と2位のワンオクとKing Gnuが入れ替わるんですよね。めちゃくちゃ面白い。

皆さんの回答理由を拝見していると、King Gnuはもう先輩組(京ジェ慎)と井口さんが仲良しだからいける!!という理由が多く、この”すでに関係性がある”という現実味でワンオクを抜いたのかな〜などと思いました。

そして比較したときに一番顕著に違いが現れるのはミスチル。私は……回答理由を読みながら泣きそうだった………大我さんの夢はもはや全スト担の夢。みんなみんな、音楽を心から愛し、中でもMr. Childrenを敬愛してやまない大我さんがいつか何らかの形でコラボをできることを本当に望んでいます。絶対有言実行しようね大我さん(祈るオタクの図)

 

一方関わりを持ってほしいアーティストだけにフォーカスを絞ってコラボ方法に目を向けた集計結果も面白いことに。

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その他の回答には既存曲を一緒に歌ってほしい、 mvに出演してほしい、という回答が見られました。

 

楽曲提供・対談・コラボ楽曲・対バンに満遍なく票が入っているアーティストもいれば楽曲提供一択!という感じの人もいて面白かったです。

楽曲提供が望まれる理由としては

・単純に推し×推しの図を見たい

・世界観が合いそう

・そのアーティストの紡ぐ歌詞やメロディーをSixTONESに歌ってほしい

・そのアーティストがどんな曲をSixTONESに作るか興味がある

などが多く、

対談が望まれる理由としては

・既に関係性があるから(King GnuSUPER BEAVERなど)

・面白い化学反応が起きそうだから

といったところでした。

 

回答理由を拝見しながら”実はこの人ジャニーズに提供したことあるんです”という文字を何度も見かけ、意外とあり得なくないのかもな〜!!!事務所やっぱりつよ〜(語彙力)なんて楽しい気持ちになりました。

個人的にはセクゾ専任になりかけの金井政人(BIGMAMA)× SixTONES をいつまででも待っています(定期言霊)

 

 

Q.21)SixTONESに出て欲しいフェス

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フェス別に多かった回答理由はこちら。

ROCK IN JAPAN :伝統・王道・動員数が多い・出演者のジャンルが幅広い(アイドルも出てる)

SUMMER SONIC海外アーティストも出る・ジャンルが幅広い・お客さんの幅が広い

FUJI ROCK自然豊かなロケーション・ポップ以外の多様なジャンル・ジャニーズに偏見がある人が多そうだからあえて・スト担に味わってほしい雰囲気

COUNT DOWN JAPAN :SixTONESと年越ししたい・屋内フェスで観たい

METROCK :配信・インタビューなどもあって広く伝わる・アイドルも出る

JAPAN JAM :空気感が良い・移動が少なくていろんな人に聞いてもらえる

ap bank fes :大我さんが好きだから

SWEET LOVE SHOWER雰囲気が好き

FM 802 RADIO CRAZY :ジャニーズの流れないラジオとして有名だけどあえて

RISING SUN ROCK FESTIVAL広大な北の大地を背負うSixTONESを見たい

VIVA LA ROCK :屋内で観たい

BAY CAMP :景色がいい・オールナイト

Coachella :世界最大が似合う

 

他の理由としては

・近くで開催される/行きやすい/毎年行ってる

・個人的に好き/思い入れがあるフェス

・コアな音楽ファンが多そう

・新規ファン獲得できそう

・ダイブ・モッシュ禁止で安全面確保できる

・野外で観たい

・ロケーション

というものがみられました。

 

動員数とか運営の力を現実的に考えるとやはり上位3フェスになるよな〜と思いましたが、ラブシャで観るSixTONESとかライジングで観るSixTONESとかも絶対良いよな〜と楽しく妄想しました。

あとCoachellaが出てくるとは思わずびっくりでしたがPerfumeも出てるし、日本じゃない方が逆に実現しそう??とかも思ったり。海外フェス出てくれSixTONES…(言霊)

 

 

Q.23)バンドSixTONESにライブして欲しい箱・会場

こちらの質問、”もしもSixTONESがバンドだったら…”という始め方をしたのですが、その想定を加味されたのかされていないのかわからない ”SixTONESには大きい会場が似合うので!”というニュアンスの回答がそれなりに見られました。大変勝手ながら今回は虚妄大会しちゃおうぜ☆という趣旨を大事にしたかったので、集計は現実的にはSixTONESが立たないであろう会場のみとさせていただきました。ご理解いただけると幸いです。

ちなみにこの一覧以外で多かった回答は東京ドーム(そりゃそうだ。いつか叶えてね)

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やっぱり箱といえばZepp!ちょうどいい規模!いつもお世話になってますドリンクホルダー可愛いけどこんなに数使わないよ!(あるある)

ちなみに私は今回の回答理由を拝見して初めて知ったのですがZeppってSony運営らしいですね…いつかZepp公演もできちゃいますか青ソニさん…?(倍率)

武道館はやっぱり聖地だし、コーストも個人的にめちゃくちゃ好きな箱なので回答してる方が多くて嬉しくなりました。あの横長感とダンスフロア感SixTONESに合いそうですよね。コーストに響き渡るDAN絶対最高…

 

素敵回答もいくつかご紹介。行ったことのないライブハウスのイメージが湧いてとても楽しかったです。

 

東京キネマ倶楽部

大正期のオペラハウスをイメージした箱の構造が面白いので、ステージだけでなく全部を使って面白いことしてくれそうです。

Banana Hall 

バナナシェイクがめちゃくちゃおいしいのでスト担みんなで飲んでるとかだと楽しいなと。

渋谷WWW

前には行きたくない、行く勇気がないけど、でも顔を見ながら音楽を聴きたい!という方におすすめの箱。 段差と柵がいくつかあるので本当に見やすい。 キャパはそんなに大きくないけれど、このくらいの箱でSixTONESサウンドを体内に染み渡らせたい。

両国国技館

男の熱い格闘場で男だらけの野郎ライブが似合う。まぁ女の自分は行けませんが、Mステで福山雅治さんの野郎ライブの映像が流れた時にワイプの中で京本大我くんの顔が明らかに憧れで輝いていたのは見逃しませんでした。

 

 

 

6. 邦ロックとSixTONESの未来

Q.24)まだSixTONESを知らない邦ロックファンへメッセージを!

せっかく界隈またぎを経験した仲間たちが揃うのであればみんなで勧誘もしちゃおう!ということで最後はアイドルにまだ抵抗があるかもしれない邦ロックファンたちへメッセージを募りました。さすがteam SixTONESの広報担当、勧誘技術が最高です。

頻出語としては

「とりあえず」「とにかく」「一度聴く」「絶対」「度肝抜かれる」「刺さる」「先入観・固定概念・偏見よさらば」

という感じ。納得。

 

拳も煽りもヘドバンも出来ますペンラの打点も低くキャーよりフゥー!が似合うとても初心者にやさしいアイドルです

 

SixTONESの守備範囲の広さに驚かされます。絶対何かしら刺さる。アイドルの規格を超えた、アイドルっぽくない、でも正しくアイドル!な彼らの曲は、聴いて、見て、損はないと思います!!何卒!!

 

偏見持ってる人こそ沼落ちするし、一回聴いてみ?あとSixTONESロックバンド好きな人多いよ。

 

私自身が「ジャニーズ」に偏見を持っていた人間ですが、鮮やかに裏切られるように、彼らの魅力にハマリました(SixTONESきっかけで、他のジャニーズグループが歌う素敵な歌にもいくつか出会えています)。まずは数曲、彼らの歌に耳を傾けてみてください。

 

いつか必ずフェスにSixTONESが出演して度肝抜くのでその日まで待ってろよ!!!!

 

彼らも音楽を愛する人たちなのでよろしくお願いします。

 

ジャニーズだから、と敬遠してる人はきっと沢山いるはず。ジャニーズにもこんなにあなた達同様音楽を心から愛して真摯に向き合ってるグループがあるのだと知って欲しい。正にここに同じ境遇の人間がいます。私もかつてはそういう思いもありましたが、彼らに会って再度音楽の素晴らしさに気づけました。彼ら自身を知るまでいかなくてもいいです。ただ音楽を聴いて欲しい。あなたの音楽のプレイリストにぜひ加えて貰えたらと願います。

 

魂震える出会いがこの先の人生に待ち構えているなんて、素敵なことですね!音楽愛好家の皆さんとは、出逢うべき時に、出逢うべくして出逢うと思います。その時を楽しみに、音楽を愛して生きましょう。

 

今すぐにYouTubeで「SixTONES ライブ」と検索して欲しい!!!!!!!あの楽曲×パフォーマンスを見れば絶対絶対すきになる。ジャニーズだから、ジャニーズなんて、、って思ったらもったいない!バンドなんて、フェスなんて怖いんでしょ、、?って偏見を持たれがちな邦ロックファンなら、見もせず聞きもせず判断されること、本当に素晴らしいアーティストが世に知られないことの悔しさを誰よりも知っているはず!音楽が人の心を動かし、日々の生活が豊かになることを知っているはず!「百聞は一見にしかず」!絶対後悔しないので、今すぐにSixTONESをみて下さい!!!!!!!!

 

SixTONESのライブ、前後左右同年代(30~40代)でした。お幾つの方でもどうぞ! 

 

6人で歌うので、声(音)はストレート方向だけから届く訳ではありません。四方八方から声(音)が飛んできます。耳を塞いでも小さな隙間から誰かの声(音)が飛び込んできます。違う音の伝わり方を是非SixTONESで知って欲しいです。

 

バンドっぽいブチ上がり曲からしっとり切ないバラードまで歌いこなすアーティスト!!!!2年目に好きになるのは遠い未来から見たら古参だーー!!ズドンしようぜー!

 

SixTONESが光るとき、それはアイドルらしくキラキラ笑顔で歌っている姿ではありません。もがいて、苦しんで、吐き出したとき。皮肉にもその気迫が輝きを増して放たれます。
その姿がロック。まじでロック。
アイドルなんて、ただ提供された曲を涼しい顔をして歌っている。そんなイメージは打ち砕けます。

 

 

 

Epilogue アンケートを終えて

さてここまでで32000字超え…果たしてたどり着いてくださる方はいるのでしょうか…もし読んでくださっている方がいるなら、まずは本当にありがとうございます。お疲れ様でした。本当に。笑 

 

軽い気持ちでこの際だから色々聞いちゃおう〜と思って始めたアンケートにまさかこんなにもたくさん、そしてこんなにも熱く回答いただけるなんて到底想像していませんでした。

全部紹介できなかったのが申し訳ないくらい、長文で回答してくださったり、何時間も悩みましたと言ってくださったり、最後の欄で邦ロック関係なく私に愛を注いでくださる方もたくさんいて、本当に胸がいっぱいになりました。

私の過去のブログきっかけで邦ロックを好きになりました!なんて言ってくださる方もいて、めちゃくちゃ恐縮ですが本当に嬉しかったですありがとうございます。

 

私は、音楽に生かされてきた自覚が明確にあります。

その明らかな救いとなった音楽は邦ロックであり、邦ロックでしかありません。

でも邦ロックのおかげで救われた心で新しい世界に出会い、新たな感覚を身につけ、また本来の自分を守ってもらうこともあり、そうしてようやく、SixTONESという最高に素敵な6人とその6人が紡ぐ音楽にたどり着くことができたと思っています。

だからこそ邦ロックもSixTONESもどちらも本当に大事だし、きっとどちらもなくなっても心臓は動き続けるんだろうけど、気持ちは動かないんだろうなと、本気で思っています。

その大事な大事な私の人生に欠かせない2つへの愛をいっぱい浴びて、その愛についていっぱい考えて、とても幸せな時間でした。

 

共に邦ロックもSixTONESも愛するたくさんの仲間の言葉を見ることができて、改めて、この愛しい音楽と愛しい人たちに日々感謝して、時には頼らせてもらって、彩りあふれる人生を歩んでいきたいと強く思いました。

 

これを読んでくれるあなたにとっても、共感したり、同志を見つけたり、新たな音楽に出会ったり、少しでもプラスに思えるきっかけになりますように。

 

 

長い長い長ーーーーーーいぶろぐ、お付き合いいただきありがとうございました!

感想などなどリプでもマロでも引リツでも、いただけたら嬉しいです!邦ロックスト担の出会いの場とかになっても楽しいな〜と夢見ています笑

 

この先も一緒に、大好きな音楽に溢れた日々を過ごして参りましょう!